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韓ドラ大好き・おばさんの戯言

韓国ドラマに、急にハマってしまいました。 「あまちゃん」「半沢直樹」などのドラマ以降に、好きなドラマがなかったのです。 何気なくみた韓国ドラマに、どっぷりハマってしまったのです。 韓ドラ大好きと言っても、初心者なのですが頑張っています。

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第22話 悲しい願い

ガンチは母が逝き、ヨウルはガンチを放せと言われ・・・
二人の悲しく切ない気持ちは違っても、傘の中で一つになりました。
お互いの温もりを感じながら、違った意味の涙を流しています。
 

ガンチが悪鬼になると心配すると、全てが彼の選択だと父が言います。
「誰よりも人間になることを願ってるのはお前だ」と父に言われ、
3日経ったら、旅立つことを自分が彼に伝えると言いました。


ガンチがあまり泣くから、一人にできなかったと言って、
傍で寝ているヨウル。
ヨウルはガンチの3つの願い事を、叶えてくれるそうです。
一つ目は、手料理を作ってというのです。
仲間が居ることでガンチの時間は前に進み、辛い思いを
察してくれる仲間の存在が、何よりも嬉しいと感じていました。

神獣に戻ったウォルリョンは、ソジョン法師に会いに行きました。
友人のウォルリョンだと知って、ソンジョ法師は心から喜んでくれ、
二人でガンチに会いに行きました。


ガンチは本当の姿のウォルリョンを、真っ直ぐに見ています。
母さんはと聞くと、これからは永遠に俺と一緒だと答えました。
裏切りへの恐怖心が、千年の悪鬼を作ったと話しました。
 
誰かを恨みたいけど、誰を恨みばいいかと尋ねます。
   恨みや復讐心は持つな
   自然の法則に反する感情だ
   因果応報を信じろ
   行動には結果が伴う
それを聞いたガンチは「神獣らしい言葉だ」と言います。

人間になりたいのかと尋ねられ、うなずくガンチ。
   恐怖心を抱くな
   恐怖心にとらわれたら全てを失う
   いいな
   “信頼”の反対語は不信ではなく“恐怖”だ
そう言ったウォルリョンは、ガンチの肩をギュッと握りました。


見つめ合った親子は、これが最後の出会いになるのです。
「時々、恋しくなると思う」と、ガンチが声をかけました。
ウォルリョンは振り返り、ガンチに笑顔を見せて去っていきました。

そんな二人の様子を見ていたソジョン法師は、ガンチの肩を
ポンと叩いて、励ましてくれたのです。

ウォルリョンは、愛するソファの眠っている月光の庭園を、
お花でいっぱいにして、静かに横たわりました。
永遠に一緒で、絶対に別れないと彼が言った通りに!


ヨウルはヨジュ宅に、ご飯の炊き方を教えてもらいます。
コルタン先生の台所で、沢山の壺を割りながら悪戦苦闘しました。

ガンチはソジョン法師に、このままではヨウルと自分のどちらかが
死んでしまう事を聞きました。
だから、ヨウルの傍を離れろと言われたのです。

やっとご飯が炊けて、ガンチを待っていた時に帰ってきます。
ジャジャ~ンと出されたのは、ご飯だけ。
ご飯を炊くだけでも、随分の時間を要したのです。
美味しそうに食べるガンチは、どちらかが死ぬという言葉が離れません。
二人で居られる時間が3日だと考え込むヨウル。
見つめ合いながらも、お互いが複雑な思いを抱えていました。

そんな時、テソがグァヌンに捕らえられたと知ります。
左水使の元に集まり、昨晩に地図が盗まれ鉄甲船の模型も
見られたのです。
しかし持って行った地図は偽物で、何一つ正しい情報はないと言い、
ガンチは、テソを助けるなら何でもすると言いました。

テソはグァヌンに、左水使が11人の名簿を持っていると伝え、
取引を持ちかけたのです。
その為、次々にその者たちは命を落としていきました。

左水使は、グァヌンに対して“二虎競食(ニコキョウショク)の計”を
知っているかと言いました。
二匹の虎を戦わせれば自分は苦労しないで、望む物を得られると。

逆賊11人を始末してくれて、大変ありがたいと話したのです。

ガンチとコンが、百年客館の倭の武人を訪ねました。
ヨウルを外で待たせたのが、ガンチの2つ目の願いだったのです。
しかしヨウルは戦いに参入し、ガンチの手で傷付けてしまいました。


結局、グァヌンが殺した者は名簿通りなので、自分の行いを
公表した事になってしまい、テソも左水使側の人間でした。
窮地に立たされたのはグァヌンの方で、生き残る道を探しています。

グァヌンは大胆にも、倭の忍者で左水使を殺す計画を立てました。

愛する人を自分の手で傷付けたのですから、ガンチのショックは大きく、
半分正気でなかったし、次は殺すかもしれないと言うガンチ。
ヨウルはすぐに、自分たちの予言の事を思い出しました。
 
運命なんて、ヨウルは全く怖くないと言うのです。
どちらかが死ぬと言われて、どうなるか分からない未来の為に、
ガンチを諦めたくないと話すヨウル。

父から怖がるなと言われましたが、今のガンチは怖いと言います。
ヨウルの居なくなる世界など、考えられないのですから。
「お前との縁はここまでだ」と、ガンチが言ったのです。
これがガンチの3つ目の願いだったのです。

初めての父娘としての対面。
ガンチの目の前には、神獣としてのウォルリョンが居て。
抱きあう事もなく、静かに見つめ合う場面。

ジーンときましたよね。
前日までは、父を殺さなければならない宿命を背負っていたのに。
人間には無い、心の大きさを表現している場面だと感じました。

恨みたいと言うガンチに、恨むのは自然の摂理に反すると言う
ウォルリョンの言葉は、とても重かったですね。
神獣としての魂の響きを感じました。

愛する人を、自分の手で傷つけてしまったガンチ。
その事実の前で、ガンチが自分が半獣だという事実を実感させられた
悲しい瞬間だったのでしょうね。

あの怪我で、ヨウルが逝かなくて本当に良かったと思いました。
もし逝っていたら、ガンチは立ち直ることのできない状態で、
このドラマの結末は、悲劇で終わる事になりましたからね。
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プロフィール

HN:
何処にでもいるおばさん・chae
性別:
女性
職業:
ただの主婦
趣味:
韓国ドラマ鑑賞
自己紹介:
2年前に病気になり、自由に外出ができなくなりました。
そんな時に、たまたま見た「奇皇后」で、韓国ドラマにハマりました。
リアルタイムに追いつくのは、アッという間でした。

心が折れそうになった時に、必ず見るのドラマがあります。
「宮(クン)Love in Palace」の16話と最終話。
泣きたい時のお薦めです。

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