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韓ドラ大好き・おばさんの戯言

韓国ドラマに、急にハマってしまいました。 「あまちゃん」「半沢直樹」などのドラマ以降に、好きなドラマがなかったのです。 何気なくみた韓国ドラマに、どっぷりハマってしまったのです。 韓ドラ大好きと言っても、初心者なのですが頑張っています。

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第53話 憎しみの炎


トンイは禧嬪に、世子が自分の病を知っているのかと訊きました。
禧嬪は何故、トンイが知っているのかと驚いて聞いたのです。
トンイは、世子が来て世子の座に相応しくないと話したと言いました。

そして、延礽君(ヨニングン)の事は心配ないと続けたのです。
世子が話した内容で、禧嬪は世子が何をしようとしているかが分かりました。
そしてその頃、世子は肅宗に自分の病の事を話してしまったのです。

『トンイ(同伊)』承恩尚宮時代(31話~)の主なキャスト

『トンイ(同伊)』まとめ一覧


禧嬪が王宮殿に到着した時、世子は全てを話して出て来た所でした。
どうしてそんな事ができるのだと、禧嬪は世子を問い詰めたのです。
母が命がけで、秘密を守ってきたのは全てが世子の為だと叫びました。

自分の為だと言わないでくれ、本当に考えているなら話すべきだったと。
この国の世子として生き、王になるものと信じていたのに、
父のような聖君になりたかったのにと、世子は泣きながら母に訴えたのです。

聖君になりたかったのに、国を冒涜した罪人にしたと泣きながら話しました。
王室と国を揺るがす、情けない王にしようとしたと禧嬪を責めたのです。
そう言って逃げるように去った後、禧嬪は全てが終わったと感じました。

世子が帰った後の肅宗は、信じられない話で放心状態になってたのです。
“痿疾(イシツ)”だと言われ、随分と前から煎じ薬を飲んでいたと世子が言いました。
周囲が分からなかったのは、禧嬪が外から薬剤を持ち込んだからなのです。

世子は禧嬪の事を庇い、自分を心配して不安だったからだと弁解していました。
そして母を許してくれ、決して隠し通そうとはしていなかったと続けたのです。
肅宗は何故、世子がそんな病になっていたのかと考え込んでいました。


この話はすぐに、ソ・ヨンギたちの耳にも入りました。
トンイは、自分に話した時に止めるべきだったと後悔しています。
ソ・ヨンギは、トンイが悩む事ではなく禧嬪が招いた事だと話しました。

肅宗は世子の話を聞き、禧嬪に対して怒りが込み上げていたのです。
その頃、ヒジェが禧嬪に世子を大切にする王様だと励ましていました。
しかし禧嬪は、王としての立場では厳しい人だと言ったのです。

その時、禧嬪の部屋に肅宗が入って来て、ヒジェを睨み付けました。
とても厳しい表情で、禧嬪と相対したのです。
肅宗が「世子が病を患ったのはいつからだ」と、詰問しました。

禧嬪は観念して、一年前の高熱を出した時からだと答えたのです。
そんな前から、王であり父である自分に隠したのかと驚いていました。
禧嬪は、清国から良い薬剤を仕入れたので、時をくれと言い出したのです。

肅宗は、堪忍袋の緒が切れ声を荒らげて怒り始めました。
最高の主治医を遠ざけ、勝手に治療をした事で病が悪化したと思わないのか、
時間を渡せば、また延礽君を陥れ何をするのかと続けました。

自分を冒涜し、世子を傷つけた禧嬪に機会を与えよなどあり得ないと・・・
延礽君を陥れる黒幕が誰だか、分からないとでも思ったのか、
これだったのだな、世子の為に罪のない延礽君を追い詰めたのだと。

肅宗はそのまま外に出ますが、禧嬪が追いかけてきて跪いたのです。
自分はどんな罰でも受けるが、世子の座を守らせてくれと懇願しました。
肅宗は、どんな事が起ころうとも、自分が招いた事だと言い捨てて行きました。


延礽君を追い出すために上訴を続けていた少論達が、退散していったのです。
それはヒジェが、今は攻める時期ではないと説得したからでした。
不思議がっていた面々に、ムヨルがその理由を話してしまったのです。

そんな騒ぎの中、トンイは肅宗を訪ねました。
自分も知っていたが、話せなくて申し訳ないと謝ったのです。
それは世子達の事を考えてだと言い、世子を守ってやりたいと話しました。

宮殿が世子の事で大騒ぎになっている時、オ・テプンが漢城府に来たのです。
ゴロツキと使って犯人を見つけたと言い、その黒幕の名前を役人に言いました。
オ・テプン親子は、胸の支えが下りたと言ってヒジェ達の失脚を楽しみしていたのです。

そしてオ・テプンの妻であるパク氏は、気に入らないユン氏の所に出向いていました。
自分の息子を殺そうとした事を突き止めたと、話したのです。
間もなく捕盗庁の役人が、捕まえに来ると言われて初めて慌て出しました。

トンイは肅宗の言葉を思い出し、心を痛めていたのです。
そこに延礽君が来て、世子のお陰に追い出されずにすむと話しました。
ところが、宮廷の中では世子の噂が広がり、世子が辛い思いをしていたのです。


王宮殿から漏れる事のない話なので、何処から出たのかと考えたトンイ。
そしてすぐさま、ムヨルの所に出向いてその事を叱責したのです。
ムヨルは国の事を考えてと言うと、自分の為にした事を嘘で固めるなと責めました。

医女の事で、ムヨルが国と宮廷を揺るがしたといつでも肅宗に言えると話したのです。
これにはさすがのムヨルも、一言も返すことはできませんでした。
そして少論のイム・サンヒョンは、世子の病の事を禧嬪に確認に来ていたのです。

禧嬪はすぐに否定し、またしてもトンイの策略だと言い放ちました。
天を欺くつもりかと、イム・サンヒョンが言いますが聞き入れないのです。
事実なら自分たちも、世子を支えられないと話していた時、ヒジェが来ました。

イム・サンヒョンは、新たな問題が起こったようだと退散していったのです。
ヒジェが持ってきた話は、母であるユン氏の事でした。
そのユン氏は、部下たちに逃げるように諭されますが躊躇していたのです。

船に乗る寸前でチョンスたちが来て、急いで逃げようとしました。
ところが親衛隊はすぐに、ユン氏たちを包囲して捕まえてしまったのです。
世子の祖母だというユン氏に、チョンスはただの罪人だと言い捨てました。

捕らえられた話を聞いて、禧嬪がユン氏を追いかけてきたのです。
態度はユン氏と同じでしたが、チョンスは罪人だと同じ事を言いました。
禧嬪を無視して、チョンスはユン氏を連れて行ったのです。

ソ・ヨンギは肅宗に事の全てを話し、残るはユン氏の証言だけと伝えました。
肅宗は、世子の祖母が、トンイ達を殺そうとしたなど信じられず驚き、
そして世子もまた、この事実を知っているのかと心配になったのです。

肅宗が世子の部屋を訪ねると、やはり世子は事実を知っていました。
泣いている世子は、全てが自分のせいで罪を犯したと言うのです。
そうではないと、世子をなだめる肅宗も切なく感じていました。

自分はどう償えばいいのかと、世子は何度も言ったのです。
そしてトンイもまた、世子が心配で東宮殿に来ていました。
部屋の外で思いを寄せるトンイも、とても辛い時間を過ごしていたのです。

禧嬪は少論が背を向けたので、説得しようと自ら出向きました。
しかしイム・サンヒョンは、会おうともせずに執事に言付けをしたのです。
「全て終わった深い夜だ」と言わせ、禧嬪は屈辱に打ちのめされていました。

放心状態の禧嬪に、ヒジェは恨みを晴らすために復讐をすると言い出します。
その言葉を聞き納得して、トンイと延礽君を消すことを選択しました。
自分一人が奪われてなるものかと、トンイも失わさせると決めたのです。

完全に追い詰められた禧嬪が、トンイ達を狙うと考えたチョンス。
トンイの住まいを厳重に警戒していたのです。
王様が居る宮殿で何もしないと言うトンイに、現実を話してくれました。


そして禧嬪は、母の胸に恨みが残らないようにすると誓ったのです。
必ずトンイと延礽君の屍を母に捧げると、決意しました。
ヒジェは、禧嬪と相談してトンイ達の暗殺のために動き始めたのです。

しかし、その奇妙な行動をナム副官たちが見ていました。
その報告を聞いたソ・ヨンギ達は、賓慶堂に急いだのです。
警備がし易い所に移ってくれと言われ、トンイも納得しました。

延礽君を呼んで、何があっても母から離れるなと言われたのです。
とても緊張している母を見て、延礽君はすぐに納得しました。
賓慶堂を離れようとした時、東宮殿から火事が起こったのです。

騒然となる現場で、世子の行方が分かりませんでした。
トンイは、自分たちよりも世子の生死を一番に考えたのです。
そして肅宗も、現場に来て火の海に飛び込もうとしました。

日の回りが早く、民の力を借りるべく鐘がなり始めました。
宮殿の中に民が入ってくると、ヒジェが指示を出したのです。
この策略は全て、禧嬪が描き上げたものでした。

宮殿で大火事が起こると、門を開けて宮殿に民が雪崩れ込むので、
その隙を狙って、物取りに見せかけて刺客を送ると計画したのです。
そんな事とは知らずに、世子を助けるためにチョンスを向かわせました。

途中で、チョンスは“毛麻鞋(モマヘ)を履いていた集団を見たのです。
足音を消すために盗賊が履く物ですが、気を撮り直して先に進みました。
延礽君はエジョンに準備が出来たからと言われ、移ろうと言われたのです。

しかし世子が心配なので、無事を確認してから出かけたいと言い出しました。
エジョンが見に行くと、その隙に刺客が女官達を斬りつけたのです。
音を聞きつけた延礽君の前には、剣を持った4人の刺客が狙っていました。

トンイは延礽君の住まいに行きますが、居る様子がありません。
庭の方に回るとそこには、斬られた女官達が居たのです。
延礽君の名前を呼んで走りだすと“母上”という叫び声がしました。

ジリジリと追い詰められ、一人の刺客が剣を振り上げたのです。
そこにトンイが飛び込んできて、延礽君を守りました。
しかしその剣は、トンイの背中に切り付けてきたのです。


emoji 感 想 emoji

トンイが世子のために、いろいろと気遣いをしていた時です。
シム・ウンテクが、もう充分に世子のために尽くしたと言いました。
その時にトンイが発した“私は王室の一員です”という言葉が印象的でした。

何だかよく分からず、承恩尚宮として宮殿に上がったトンイ。
一度は自己責任で宮殿を去りましたが、真の王室の一員になっていました。
本当に素敵な言葉だと感じたのです。

それから禧嬪が壊れていくのは、見たくなかったですね。
何事も自分が一番で、その他はどうでもいいのでしょう。
そこまで彼女を変わらせたのは、やはり権力の魅力だったのでしょう。

禧嬪もトンイと同じで、賤民から成り上がっていきました。
それでも世子の母として、何をしても許されていたのです。
善悪の区別がつかなくなり、性格まで変わったのでしょうか?!

<用語の簡単補足>

(朝廷に関する用語)
  議政府(ウイジョンブ):最高行政官庁
  内禁衛(ネグミ):王室の警護を担当する親衛隊
  内医院(ネイウォン):王と王室の薬を調剤する官庁
  内需司(ネスサ):王室の財産を管理する部署
  漢城府(ハンソンブ):都の行政・司法を担当する官庁
  監察府(カムチャルブ):女官を監督する部署
  司憲府(サホンブ):役人の違法行為を監督する官庁
  捕盗庁(ポトチョン):犯罪を取り締まる官庁
  義禁府(ウィグムブ):重罪人を取り調べる官庁
  掌楽院(チャンアゴン):宮廷の音楽を担当する部署
  右捕盗庁(ウポドチョン):都の西部・北部を管轄する捕盗庁 
  洗踏房(セタッパン):洗濯をする部署
  礼賓寺(イェービンシ):賓客や宰臣の饗宴や食物を司った官庁

(官職名)
  庶尹(ソユン):漢城府の重職
  左議政(チャイジョン):朝廷の高位官職名
  都承旨(トスンジ):王命の伝達と王への報告を行う官庁の長官
  従事官(チョンサガン):捕盗庁の隊長
  最高尚宮(チェゴサングン):最高責任者の尚宮を称す
  判官(パンガン):官庁の高位官職名
  大司憲(テサホン):司憲府(サホンブ)の長官 
  君(クン):王の庶子などに与えられる称号
  発兵符(パルピョンブ):王が兵の動員を命じる札
  令牌(ヨンペ):王の命令で動いている事を示す札
  謄録類抄(ツゥンノンユチョ):国境の軍の配置記録書

(内命婦)
  嬪(ピン):正一品の側室
  淑儀(スギ):王の側室に与える官位の一つ・従三品相当
  淑媛(スグォン):王の側室に与える官位の一つ・従四品相当
  承恩尚宮(スンウンサングン):王の寵愛を受けて尚宮になった女官・正五品相当

(その他)
  信標(シンピョ):王室の者である事を証明する札
  楽記(ガッキ):音楽に関する経典
  六経(リクケイ):儒教の6種類の経典
  賓慶堂(ポギョンドウ):トンイが暮らす住まい
  親蚕礼(チンジャムネ):王妃主宰の養蚕を奨励する儀式
  恵民署(ヘミンソ):庶民の医療施設
  唐鞋(タンヘ):唐草模様を施した革靴
  白朮天麻湯(ビャクジュツブシトウ):煎じ薬の一種・関節痛や神経痛などに効く
  奚琴(ヘグム):二弦の弦楽器 日本語でけいきん、中国語でシーチンと読む
  豊山犬(プンサン):狩猟犬
  御酒(ゴジュ):王が注いでくれるお酒の事
  剣契(コムゲ):賤民たちの秘密組織
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プロフィール

HN:
何処にでもいるおばさん・chae
性別:
女性
職業:
ただの主婦
趣味:
韓国ドラマ鑑賞
自己紹介:
2年前に病気になり、自由に外出ができなくなりました。
そんな時に、たまたま見た「奇皇后」で、韓国ドラマにハマりました。
リアルタイムに追いつくのは、アッという間でした。

心が折れそうになった時に、必ず見るのドラマがあります。
「宮(クン)Love in Palace」の16話と最終話。
泣きたい時のお薦めです。

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