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韓ドラ大好き・おばさんの戯言

韓国ドラマに、急にハマってしまいました。 「あまちゃん」「半沢直樹」などのドラマ以降に、好きなドラマがなかったのです。 何気なくみた韓国ドラマに、どっぷりハマってしまったのです。 韓ドラ大好きと言っても、初心者なのですが頑張っています。

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第50話 兄と弟

延礽君(ヨニングン)は、王妃に届ける花輪を必死で作りました。
やっと完成して、王妃に届けると喜んでいたのです。
肅宗に手を握られた王妃は、最後のお願いをしていました。
次の王妃はトンイにしてくれと言い、それで世子とが無事でいられる、
「そうして、王室をお守りください」と、最後の言葉を言い逝きました。
「このまま逝ってはならぬ」という肅宗の言葉も虚しく・・・

延礽君が王妃殿に着いた時には、皆が泣いていたのです。
花輪ができて、病も逃げて行くと言う延礽君。
宮殿の中でも都でも、王妃の死を嘆いていました。

そんな時、ヒジェたちは大喜びなのです。
禧嬪は部屋から出て、王妃殿に向かって一礼をしました。
無表情を装っていますが、その心根がねじ曲がったままなのです。

王妃の亡骸の元に、トンイが座っていました。
自分を友とまで呼んでくれた事が、思い出されたのです。
延礽君の作った花輪を胸に置き、温かい心使いに感謝していました。
王妃の葬儀は、厳かに行われていきました。
トンイが思い出していたのは、王妃復位の時や初めての王子誕生の時。
更にトンイの任命式での王妃の笑顔でした。

そして延礽君に「王妃様を忘れてはならぬ」と話しかけ、
王妃が、自分と延礽君をどれほど大事にしてくれた事かと、
そしてトンイは、約束は守る・必ず生き残ると王妃に誓いました。
  

禧嬪が王妃に返り咲く為に、少論も意を共にする事になりました。
こうなれば、少数派の西人は息を潜めなければなりません。
こうして、着々と禧嬪を王妃にする企てが進んでいきました。

禧嬪の部屋から出たヒジェは、部下にあの巫女を安全な所に隠せと命じます。
その動きを待っていたチョンスは、巫女と接触した現場を確認しました。
ユ尚宮は、医女を拐った現場に落ちていた短刀をヒジェの物と確信したのです。

トンイにチョンスが、巫女の隠れ家の場所を報告しました。
王妃を呪詛したのだから、隠れて当然だと言ったのです。
チョン尚宮も、担当がヒジェの物だと報告をしました。


この日も、ムヨルの屋敷で少論と会合を開いていました。
部下が禧嬪に味方するなら、医女を始末すると言い出したのです。
ムヨルは禧嬪が王妃になるまでは、切り札とすると言いました。

トンイは延礽君に話をしようとしますが、東宮殿に行っている聞かされます。
東宮殿では、二人で書を読み合って勉強をしていました。
二人で学ぶと楽しいと世子が言うと、自分もだと答えたのです。
その時“兄さん”と呼んでしまい、慌てて世子に謝りました。
世子はその言葉は良い響きだと言い、二人だけの時にはそう呼べと言います。
そうして仲の良い兄弟が、楽しく穏やかな時間を過ごしていました。

そこに禧嬪が来て、延礽君は追い出されてしまったのです。
世子に延礽君は兄弟ではなく、敵だと教え込んでいきました。
東宮殿に入れるなという禧嬪に、それはできないと世子が答えたのです。

大人げない事を言うな、ここに出入りして世子の病を知ればと言ってしまった時。
世子が驚き、自分の病とは何のことだと訊いてきたのです。
何も答えられない禧嬪に、世子は何度も問いかけていました。

延礽君はトンイに、明日は文字の書き方を習うと話していたのです。
“兄さん”と口走って、二人で居る時だけだったと口ごもりました。
トンイは二人の仲睦ましい様子に、強く胸を打たれたのです。

ポン尚宮が、南人と少論が禧嬪を王妃にと画策している事を話しました。
同じ頃、ソ・ヨンギの執務室でも、その話が出ていたのです。
「来るべき時が来た」と、ソ・ヨンギは覚悟をしていました。

大明殿で、少論派の重鎮であるイム・サンヒョンが禧嬪を王妃にと言い、
国の母である王妃の座を空ける訳にはいかない、禧嬪は世子の母で、
国の将来と朝廷の安定の為、世子の母が王妃につくのが当たり前と言いました。

これでチョンスが、トンイにもう待てないと言い出したのです。
しかしトンイは、肅宗に全てを話す事をためらっていました。
延礽君が今、東宮殿に居ると話し始めたのです。

このまま禧嬪が王妃になったら、延礽君の身が危険になる事も分かるが、
延礽君を救えば、世子を危険に晒す事になると話したのです。
それが宮廷であり、政事なのだと分かっているとトンイは続けました。

しかし、世子と延礽君は政事を知らないと言います。
兄さんと言って慕う世子を、追いやる事が正しいことなのかと。
トンイは、延礽君の命と純粋な思いを守ると断言しました。

肅宗は都承旨に、重臣の言い分にも一理あると言い出します。
もう聞きたくないと、都承旨を下がられてしまいました。
ハン内官には、亡くなった王妃からの話を聞かせたのです。

王妃は、禧嬪が王妃になればトンイと延礽君が危うくなると危惧して、
トンイを王妃にすることで、世子も共に守ってくれると願ったのです。
それがどれほど難しい事かは、肅宗は知っていました。

更に、トンイ自身がそれを望まない事も承知していたのです。
肅宗は、就善堂の禧嬪を信じられたらどれほどいいかと口にして、
大きなため息をつき、王妃任命に頭を抱えていたのです。

トンイは考え抜いた末、お付の者を連れずに禧嬪の就善堂に向かいました。
お付の者を連れずに来たのは、禧嬪と自分との秘密だと話したのです。
禧嬪に呪詛の証拠を見せて、ヒジェと母親がやった事を伝えました。

呪詛で命を奪えないのは分かっていると、トンイは冷静に話したのです。
世子の件で追い詰められなかったので、呪詛で追い詰めるのかと怒鳴ります。
しかしトンイは、証拠の品をあっさりと禧嬪に渡してしまいました。

これは重罪ではあるが、禧嬪の知らない所で起こった事だと断言したのです。
世子の病気の事も肅宗に話さない、世子は王位を継ぐと話しました。
何故、こんな事をすると禧嬪は、怒鳴りまくっていたのです。

トンイは、機会が欲しかったと話しました。
これが最後になる機会だとも、続けたのです。
延礽君に権力ではなく、人生を与えたいと話しました。

禧嬪が恐れているような事は、決して起こらないと言い出したのです。
世子と延礽君が、仲睦まじい兄弟として生きられるように見守ってくれと言い、
何一つ忘れていない中には、禧嬪と初めの出会いも含まれていると話しました。

そしてトンイは禧嬪をまた、信じたいと話したのです。

トンイが賓慶堂に帰ってくると、そこに肅宗がやってきました。
落ち着かないので風にあたっていたと答えるトンイ。
そんな時は自分を誘え、つれない奴だと肅宗が言い出したのです。

宮殿に帰って来たら、いつでも逢えると思っていたと肅宗が言いました。
トンイはいつも、延礽君と一緒だとヤキモチを焼いていたのです。
少しは自分の場所を作ってくれと、本当に延礽君に焼いていました。

宮殿が騒がしいので、落ち着かないのかと訊いてきたのです。
どんな決断をしたとしても、自分を信じてくれと言いました。
重荷になることでも、一人で背負わせる事はしないと言ったのです。

トンイと会ってから肅宗は、都承旨を呼べとハン内官に伝えました。
都承旨はトンイへの任命書で、交付は三日後だと内官達に話したのです。
ムヨルと通じている内官が、こっそりとその中身を読んでしまいました。

それを、ムヨルの部下のミン武官に伝えたのです。
内容はトンイを嬪(ピン)に任命する事で、王妃はトンイだと判断しました。
内密に行うことで、トンイを王妃にする手順を踏んでいると・・・

ヒジェが東宮殿に出向くと、延礽君と庭園だと聞かされたのです。
部屋に入ると、延礽君の風呂敷がありました。
ヒジェはそれで嵌めてやると、何かを企てていたのです。

庭園では、投矢をして遊んでいました。
ところが世子は、禧嬪の言葉が心に重くのしかかったいたのです。
そこで延礽君と二人で、自分の煎じ薬を調べる事にしました。

世子が医官たちを引き付けている間に、延礽君が薬剤を調べるのです。
そして二人で書庫に入り、その薬剤がどんな病に効くのかを調べました。
延礽君がそれを見つけ“痿疾(イシツ)だと分かったのです。

世子はその病がどんなものかを知っていて、愕然としてしまいました。

禧嬪の所でヒジェは、あの呪詛の証拠を見せられたのです。
世子の病も公にしないと、トンイの事を話しました。
ヒジェはこれは罠だ、ずる賢い奴だから騙すつもりだと叫んだのです。

一方のトンイは、監察府のチョン尚宮達と会っていました。
就善堂を調べるなと頼み、自分に時をくれと話したのです。
あと一歩の所まできていたので、チョン尚宮達は驚いていました。

ムヨルはあの医女を、別の場所に移したのです。
そしてそれを、ナム副官達に話していました。
その現場をヒジェが見て、ムヨルが裏切ったと知ったのです。

ムヨルは例の医女を、ソ・ヨンギ達の前に連れてきました。
ソ・ヨンギは、どんな狙いがあるのかと詰問したのです。
ムヨルは国を正すためにやっていると、性根の腐った話し方をしました。


禧嬪はヒジェから、ムヨルが裏切った事を知らされたのです。
ヒジェはこれが全て、トンイの策略だと禧嬪に話しました。
信じようとしてい禧嬪は、その言葉が絵空ごとのように聞こえたのです。

トンイと一緒に居た延礽君は、世子の事を考えてため息ばかりでした。
心配事があるのかと訊かれ、話しそうになりますが止めたのです。
世子から秘密にと言われ、男と男の約束をしていたからでした。

そんな世子を思う延礽君を、ヒジェは密かに捕らえよと命じたのです。
禧嬪は兄が去った後、やはりトンイの話を思い出していました。
又、ヒジェの「禧嬪様を陥れる為だった」という言葉も耳に残っていたのです。

しかし、禧嬪はあの時のトンイの目は本心だったと感じていました。
このままではいられないと感じた禧嬪。
確かめる為に、トンイの住まいに出向くと決めたのです。

チョ尚宮を伴い、賓慶堂から出ようとした時です。
ソンヨンが、トンイが嬪になる情報を持って来ました。
その任命が3日前に出ていたと知って、禧嬪は愕然としたのです。

同じ頃、トンイもポン尚宮からその話を聞かされました。
急いで王宮殿に向かおうとした時。
禧嬪はトンイへの返事をしに来たと、言ってきたのです。

そして延礽君は、ウナクと勉強を始めようとしていました。
準備をしたいた時、自分の物ではない書があったのです。
ウナクはそれを見て慌てて、どうしたのかと尋ねました。

その時、延礽君たちがいた場所に兵士が現れたのです。
そして禧嬪は、トンイに最後の機会を掴むと話していました。

<用語の簡単補足>
嬪(ピン):正一品の側室


(朝廷に関する用語)
  議政府(ウイジョンブ):最高行政官庁
  内禁衛(ネグミ):王室の警護を担当する親衛隊
  内医院(ネイウォン):王と王室の薬を調剤する官庁
  内需司(ネスサ):王室の財産を管理する部署
  漢城府(ハンソンブ):都の行政・司法を担当する官庁
  監察府(カムチャルブ):女官を監督する部署
  司憲府(サホンブ):役人の違法行為を監督する官庁
  捕盗庁(ポトチョン):犯罪を取り締まる官庁
  義禁府(ウィグムブ):重罪人を取り調べる官庁
  掌楽院(チャンアゴン):宮廷の音楽を担当する部署
  右捕盗庁(ウポドチョン):都の西部・北部を管轄する捕盗庁 
  洗踏房(セタッパン):洗濯をする部署
  礼賓寺(イェービンシ):賓客や宰臣の饗宴や食物を司った官庁

(官職名)
  庶尹(ソユン):漢城府の重職
  左議政(チャイジョン):朝廷の高位官職名
  都承旨(トスンジ):王命の伝達と王への報告を行う官庁の長官
  従事官(チョンサガン):捕盗庁の隊長
  最高尚宮(チェゴサングン):最高責任者の尚宮を称す
  判官(パンガン):官庁の高位官職名
  大司憲(テサホン):司憲府(サホンブ)の長官 
  君(クン):王の庶子などに与えられる称号
  発兵符(パルピョンブ):王が兵の動員を命じる札
  令牌(ヨンペ):王の命令で動いている事を示す札
  謄録類抄(ツゥンノンユチョ):国境の軍の配置記録書

(内命婦)
  淑儀(スギ):王の側室に与える官位の一つ・従三品相当
  淑媛(スグォン):王の側室に与える官位の一つ・従四品相当
  承恩尚宮(スンウンサングン):王の寵愛を受けて尚宮になった女官・正五品相当

(その他)
  信標(シンピョ):王室の者である事を証明する札
 楽記(ガッキ):音楽に関する経典
 六経(リクケイ):儒教の6種類の経典
  賓慶堂(ポギョンドウ):トンイが暮らす住まい
  親蚕礼(チンジャムネ):王妃主宰の養蚕を奨励する儀式
  恵民署(ヘミンソ):庶民の医療施設
  唐鞋(タンヘ):唐草模様を施した革靴
  白朮天麻湯(ビャクジュツブシトウ):煎じ薬の一種・関節痛や神経痛などに効く
  奚琴(ヘグム):二弦の弦楽器 日本語でけいきん、中国語でシーチンと読む
  豊山犬(プンサン):狩猟犬
  御酒(ゴジュ):王が注いでくれるお酒の事
  剣契(コムゲ):賤民たちの秘密組織
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プロフィール

HN:
何処にでもいるおばさん・chae
性別:
女性
職業:
ただの主婦
趣味:
韓国ドラマ鑑賞
自己紹介:
2年前に病気になり、自由に外出ができなくなりました。
そんな時に、たまたま見た「奇皇后」で、韓国ドラマにハマりました。
リアルタイムに追いつくのは、アッという間でした。

心が折れそうになった時に、必ず見るのドラマがあります。
「宮(クン)Love in Palace」の16話と最終話。
泣きたい時のお薦めです。

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