2015/02/08 (Sun) 『王女の男』韓国版・ロミオとジュリエット 第1話 運命の出会い あらすじと感想、キャスト、OST、画像

第1話 運命の出会い

1453年首陽大君(ｽﾔﾝﾃｸﾞﾝ)が、幼い王を補佐する重臣たちを殺害し、

自分で政権を握った癸酉靖難が起こりました。

スンユが父の元に急ぎ、後を付けた刺客に殺されてしまったのです。

『王女の男』韓国版・ロミオとジュリエット、キャスト、画像

この事件が起こる1年前。

首陽大君の長女・セリョンは、馬に乗ってみたくて挑戦します。

小間使いのヨリの声で、馬が暴れて落とされてしまいました。

首陽大君(ｽﾔﾝﾃｸﾞﾝ)は第5代王の弟で、王位を狙う存在として朝廷では

権力を得ようと奔走していました。

王の側近であるキム・ジョンソを取り組もうと必死だったのです。

右議政.キム・ジョンソの屋敷に、政敵である首陽大君から使いが来ました。

キム・ジョンソの息子に、自分の長女を嫁に出すと書状が来て、

ジョンソは首陽大君の思惑を、思い悩んでいたのです。


キム・ジョンソの息子、キム・ユンスは放蕩息子でした。
今日も妓楼で酔いつぶれ、昼すぎまで寝ている始末。
頬に紅を残したまま、宮廷に出向いて行ったのです。

宮廷では、セリョンが妹のセジョンから自分の縁談の話を聞きました。
王様も目をかけているキム・ジョンソの息子、キム・スンユがお相手です。
王女の所へ行こうと妹を誘いますが、嫌いだと言って断って帰ってしまいました。

セリョンは王女との仲が良く、講義の後に王女を訪ねました。

新しい講師がキム・ユンスと聞いて、自分の婿になるかもしれないので、

見てみたいと言い出し、王女に代わって講義を受けたのです。

講義を聞いているうちに、セリョンは馬から落ちた時の足が痛み始めました。
それを見たスンユは、問答無用で御簾を上げてしまったのです。
セリョンに、美貌を武器にするような振る舞いは禁ずると言い出しました。


講義を終了するというスンユに向かって、セリョンも黙っていません。
アザを見せて、痛みに耐え切れず見苦しい姿を見せて申し訳なかった、
講義で話した女人は男の陰というが、こんな軽薄な殿方には従えないと言ったのです。

首に妓生の口紅を付けてきた、下品な人物としてとても好きになれないと、
感じていたセリョン。
2人の初めての出会いは、セリョンに軍配が上がったのです。

第5代国王文宋は、持病の悪化で苦しんでいました。
この事を知っているのは、内官と侍医だけです。
しかしこの侍医は、首陽大君と密通していて全ての情報を流していました。

一方、朝廷では王女の婿選びが議論されていました。
ここでも王族たちと、キム・ジョンソの意見は対立したのです。
しかし間に入った首陽大君は、ジョンソの意見に従うと言い出しました。


大明殿を出た所で、キム・ジョンソに首陽大君が声をかけたのです。
「縁談のご返事をお待ちしております」と。

その様子を見ていた王に、王女の講師をユンスが担当だと内官から聞かされたました。

その頃、セリョンと交代した王女は街の中を散策していたのです。

輿の窓を開けて、初めて見る景色などを楽しんでいました。

一休みしていた時、ならず者に追いかけられた、男が入ってきたのです。


この一件で、王女はすっかり怯えてしまいました。

早く帰ると言い出し、宮廷に戻ってちょうど良かったのです。

世子が王女に会いに来たので、間一髪で交代する事ができました。

王女の婚姻の話を聞いて、世子は一人になると不安になったのです。

いつかは王女が婚姻して、宮廷から出なければなりません。

王女はいずれ国を背負うのだから、顔に出してはいけないと言いました。

それよりも、未来の夫はどうだったと聞かれました。

セリョンは、首に紅をつけた遊び人風で、放蕩息子のようだと。

御簾を上げたのは講師で、驚いたのはセリョンだと女官が話します。

王女は、セリョンの顔を見られたのなら自分は講義には出られない。
庭で花でも愛でているので、次もセリョンが出ろと言い出しました。
未来の夫と学問に勤しんでくれと、嬉しそうに話したのです。

スンユと親友のミョンは、いつも妓楼で遊んでいる仲間です。

そこにチョン・ジョンが、ならず者に連れられて現れました。

お金を借りて、返さなかったことで傷めつけられたのです。


王は自分の命の尽きることを承知して、それをキム・ジョンソに話しました。
自分が亡き後、世子が首陽大君の脅威に晒されると心配なのです。

王はキム・ジョンソが、首陽大君と密通していると非難しました。

首陽大君は、自分側の面々と一献を傾けていました。
キム・ジョンソに書状を送った事で、王が狼狽えていると話したのです。
偽の縁談ではなく、必ずジョンソと縁石関係になると首陽大君は言いました。

絶対に、ジョンソンを抱き込むと言った首陽大君が自宅に訪問し、

世子を攻撃しないと世間に知らせる為にも、婚姻をさせたいと言います。
お互いの家族を守る為にも、この話を進めたいと首陽大君が話しました。

王女はセリョンに何処までも、講義を受けさせようとしました。
嫌なら自分から、事実をスンユに話せと言うのです。
王女が選んだ衣装を着せて「何処から見ても王女だ」と満足そうでした。


講義に出てみると、スンユは昨日の事への仕返しを始めました。
師への礼節をわきまえろ、講義を中断するな、講義は全て暗記して試験を行う等。
セリョンは、師の地位を利用して仕返しをするなら、教え子は逆らえないと答えました。

早速、今から試験をしようと言い出したのは、セリョンの方でした。
すらすらと前日の講義を諳んじているので、スンユも驚いていたのです。
そんな時、講義に王が来てしまい、セリョンは一言も話せません。

王はそのまま帰って行き、スンユは講師を懲らしめる事もよくご存でと言ったのです。

セリョンが、以前から乗りたいと思っていた馬が自ら厩から出てきてくれました。

それにまたがり、馬に乗ってしまったのです。
すると馬は、セリョンを背に乗せたまま、歩き出してくれました。

街に出ると馬に跨ったセリョンを、スンユは見てしまったのです。

後を付けていくと、自然に馬と接している王女を見ていました。
呆れて見ていたスンユですが、その様子を微笑ましく見ていたのです。

次の瞬間、馬は急に暴れて走り出してしまったのです。

そんな時、宮廷に臣下たちが呼ばれ集まっていました。
王は王女の婚姻の件で、結論を出したと言い出したのです。
王女の婿に、キム・ユンスを王女の婿とすると断言しました。

スンユはすぐに、別の馬に跨がりセリョンを追いかけたのです。

セリョンが乗った馬は、乱れ馬となり崖っぷちまで行きました。

絶体絶命になった時、それを助けたのはユンスだったのです。

『王女の男』OST　懐慕-ユナジェイン 

　　　　　　　　OST　一日愛
　　　　　　　　OST　Ｖｏｌａ（飛ぶ）　イタリア語歌詞
　　　　　　　　OST　Destino　イタリア語歌詞
　　　　　　　　OST　如怨如慕、

　　　　　　　　OST　今日も愛してる.ペク・ジヨン

 感　想　

「韓国版・ロミオとジュリエット」と称されているドラマです。

キャスト紹介では、既に首陽大君が政権を握った後の人物紹介になっていますが、

第1話は第5代国王の文宗の時代で、物語が展開していきます。

セリョンがユンスとの結婚の話が出ていて、興味を持ったから、

王女の代わりに講義を受けることになったのです。

しかし、物語が進んでいくと違ってくるのですよ、これが。

第1話の題は「運命の出会い」でした。
セリョンとスンユの出会いが、強調されてしまいっますが、
王女とチョン・ジョも、初回で運命的な出会いをしました。

この時、チョン・ジョは王女に一目惚れしてしまったのです。
後に夫婦に鳴るのですが、王女は全く彼を受け付けません。
それを知っていて、遠くから見守るだけの夫が上手に描かれています。

回が進むに連れて、人間関係も複雑になってきます。

ユンスと親友だった仲間が、彼を裏切ったりして。

本当に複雑に、糸が絡み合っていきます。

とても胸キュン度が高いドラマです。