2014/11/27 (Thu) 『九家（クガ）の書 ～千年に一度の恋～』第14話 灯籠祭りの夜に あらすじと感想、画像、キャスト、OST

第14話 灯籠祭りの夜に

ウォルリョンはソジョン法師を訪ね、森の中で人間でも獣でもない

奇妙な奴がいて、ソジョン法師の腕輪をしていたと言うのです。

ヨウルはガンチを待っていて、ぶつかったのに。

「すまない」と挨拶をして、行き過ぎようとしました。

彼の名を呼んで呼び止め、振り返ったガンチは驚いてしまいます。

そこには、可憐で素敵なヨウルが居たのです。

ちょうちんに書いた願い事は「チェ・ガンチが九家の書を見つけられますように」で、

これはヨウルの書いた彼女の願いだったのです。

その様子をウォルリョンが見て居て、ガンチも何かの気配を感じました。

チョン行首の五鼓舞を団主は、つまらないとこけ降ろしました。

チョンジョがその理由を聞くと、流暢な韓国語でその訳を言います。

太鼓の音は空虚で動作に気迫がなく、心がこもっていないと答えました。

チョンジョは昔を思い出して、ちょうちん祭りを見ていました。

そこにガンチが来て、横には女性が立っていたのです。

ガンチは、男に絡まれたチョンジョを助けました。

その時、女たちは複雑な気持ちになっていました。

チョンジョを見送って戻ると、ヨウルが待っていました。

今でも、一番大切な人なのかと尋ねたヨウル。

それに何も答えられない彼に、背を向けたヨウル。

ガンチは、追いかけて彼女の手を取ります。

チョンジョに、人間じゃないと言われた痛みを癒してくれるヨウル。

彼女の存在が今のガンチにとって、どれほど大切かを痛感しても、

それを言わなかったのは、人間ではない事実が、ブレーキをかけました。

誤魔化した言葉は「腹が減った」だったのです。

一方、無形道館では二人が外泊したことが分かり、コンが怒り心頭です。

大好きなヨウルが、大嫌いなガンチと一緒なのです。

「ぶっ殺してやる」と言いますが、館主にバレたら大変です。

そこに館主が現れ、何とか誤魔化しました。

しかし、無形道館の傍でキム師兄が変死していたのです。

人間技ではない殺し方で、ガンチに疑惑がかかりました。

ガンチとヨウルは、二人で食事をしていました。

彼を見た村人は、ゴミ扱いをします。

ガンチが、百年客館の主人の恩を仇で返したゴミだと言うのです。

そこにボンチュルが、割って入り追い返してくれました。

ガンチに命を助けてもらった恩を、深く感じているのです。

今までは、ガンチを目の敵にしてきたのです。

それが急にガンチを弟と呼び、手下にもガンチ兄貴と呼べと

言うのですから、全員が驚いてしまいます。

何かあったら、駆け付けると言ってウィンクするボンチュルでした。

歩き出したらコンがキム師兄が亡くなり、館主が呼んでいると伝えます。

ガンチの疑いは晴れておらず、帰ってきても仲間から責められました。

ヨウルは父から、ガンチに関わるなと釘をさされたのです。

そんな中で、テソが百年客館に潜入すると館主に相談します。

このままではチョンが、ガンチを犯人にして無形道館を攻撃すると、

危惧したからです。

チョン行首は宮本商団主の前で、昨晩の若い妓生の非礼を詫びます。

実はチョンの腕前に感動したと伝え、彼女に会いたいが為に

仕組んだ芝居だったと言い出したのです。

要件は春花館に招待して欲しいとのことで、チョンは断ります。

春花館に来る方法は、妓生になるか春花館の主になるかだけだと。

団主の前から下がったチョン・スリョンは、何かを感じていました。

グァヌンもチョンと同じように、何処かで会った気がすると話し、

初めて会った気がしないと言い出します。

その団主がお風呂に入る時、背中に妓生の刺青があったのです。

一同を集め館主は、テソが百年客館に潜入しグァヌンの情報を集める、
無事に帰った時はヨウルと結婚させると話しました。

これには4人がそれぞれに、思いを巡らしていたのでした。

チョンジョはガンチの事を考え、自分が彼にした仕打ちを思い出しながら、
太鼓の練習をしていました。
そこにお客だと言われ出て行くと、グァヌンの席だったのです。

グァヌンは贈り物だと言って、小間使いのコッタンを渡しました。
贈り物ではなく、自分から奪った者だとチョンジョは言ったのです。
百年客館を返してくれ、それが駄目ならウォルソンを出してくれと言いました。

これで気がすんだかと言って、チョンジョに酌をさせました。
自分の運命を受け入れ、必ず生き残ると言います。
そして最後に、必ずグァヌンを殺すと言い切ったのです。

ガンチが豆の数を数えていた時、コン・ダル先生がやって来ました。
ヨウルの結婚が決まって、冴えない顔をしているのかと言われます。
更に、ヨウルのお陰で数珠を外しても神獣にならないのかと聞かれました。

確かにヨウルと一緒の時に、2度も数珠を外してみました。
その両方共、ガンチに変化はみられなかったのです。
不思議だと思っていた時、ガンチは何かの気配を感じました。

左水使のイ・スンシンの前に、四君子が集まりました。

これから進む道はいばらの道だと話すと、タム館主がそれなら、

一人では行かせられない、協力を惜しまぬ伝えました。

グァヌンの懐に入ったテソは、左水使が鉄甲船を作ると伝えます。
イ・スンシンから、この情報を渡すようにと指示されていたのです。

その図面を渡すと、グァヌンの目の色が変わりました。

豆を数えてる時、奇妙な気配を感じたガンチはソジョン法師を訪ねます。

そこで父が戻ったことを知りました。

千年悪鬼として戻ってきて父に殺されるから、遠くに逃げろというソジョン法師。

同じ時、ガンチが居ないと聞いて、森にガンチを探しに出たヨウル。

そこでウォルリョンに付け狙われてしまいました。

ヨウルの「助けて」という叫びを聞いて、ガンチは・・・

『九家(クガ)の書～千年に一度の恋』キャスト、画像

OST　My Eden　イサベル

OST 私を忘れないで Suzy 

OST　春の雨　ペク・ジヨン 

OST　元気ですか チャルインナヨ 

　　　感　想　　

過酷な運命を背負ったガンチにとって、ヨウルは心の支えですね。
どんな時にも、彼を無条件で受け入れてくれるのですから。
その真心と優しさに、ガンチの粉々になった心が癒やされたのでしょうね。

チョンジョに言われた全ての言葉が、彼を打ちのめしました。
それでもガンチが、神獣にならずにおれるのはヨウルの存在でしょう。
ウォルリョンにも、彼女のような存在があったらと残念に思います。

宮本商団の団主は、絶対にソファでしょう。
あの背中にあった妓生の刺青と、ウォルリョンにやられた傷跡。
韓国語が話せるし、絶対に間違いありません。

今後の展開が、恐ろしくなってきましたよね。