2014/10/22 (Wed) 『奇皇后』第43話 ワン・ユの廃位、マハの気持ちが あらすじと感想、画像、動画、キャスト、OST

敗戦が続く中、タファンはお酒に逃げるようになりました。

そんな時、またもや敗戦の知らせが届いてタファンは大明殿に向かいます。

この男のせいで、自分の気分が悪くなったと武将を斬り捨ててしまいました。

　　　タファンには幻覚のせいで、兵士たちが自分を馬鹿にしているように感じ・・・

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　　　　　　　幻聴で奇行に走るタファン、台詞

その有り様を、コルタは無表情で眺めていました。

『奇皇后』キャスト、画像

寝所でヤンイはタファンをなだめ、兵を引くように進言しました。

敗戦が続くため、自分には敗者の汚名がつきまとうと不安なのです。

誰もそう思わないと慰めても、笑い者になるだけと不安がりました。

 

兵の件は断念して、ヤンイはお酒を止めることをお願いしました。

それだけならと、タファンも約束したのです。

ヤンイは自分への、不満があるなら言ってくれと話しました。

タファンは言いかけますが、自分を支えてくれるのはお前だけだと、

ヤンイをしっかりと抱きしめたのでした。

タファンがヤンイに対して、一抹の不安を感じているのは、

あのビョンスの書簡が原因でした。

5年間もの間、偽の書簡を送ってもヤンイを手放さなかったのです。

マハの勉学力には、皇太后や皇后も感心するほどの実力を持っています。

ヤンイへの深い恨みは、二人から聞かされ続けていますから相当な物でした。

自らの手で、恨みを晴らしたいので武術も習うと言い出したのです。

ヤンイの子であるアユは、タファンに似ていて集中力が続きません。

そんな時、皇帝への挨拶の時間でホンダンと向かいました。

二人は同じように挨拶をしますが、アユだけを膝に座らせました。

千文字を暗唱させると、詰まってしまい兄上の方ができると言います。

タファンはソ尚宮に、マハが漢字を勉強しているかと聞きました。

その時に皇太后が入って来て、自分が教えているのと答えたのです。

マハに対して、勉学も武術も習ってはならぬと言った事を忘れたかと詰問しました。

何も答えないマハに、もう一度きつく言ったタファン。

すると、マハはどうして駄目なのかと聞いてきたのです。

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　　　　　　マハに文字を教えない訳、台詞

ソ尚宮とヨン尚宮は皇宮の外に出て、生き残ったタンギセと再会しました。

タンギセはマハの状況を聞くと、扱いは悪いと聞いたのです。

マハの叔父であるタンギセが生きていると、伝えよといいました。

そして、皇太后に書状を渡してくれと頼みました。

出処を聞かれたら、メバク商団の行首だと答えよと指示したのです。

都に敗戦の兵が戻ってきました。

皇太后は、ペガンに敗戦の原因を聞いたのです。

すると、敵に考えられないほどの火薬があったと答えました。

誰かが敵に火薬を売っていると、皇太后が話しました。

チャン侍郎が差し出した書簡の内容から、ワン・ユだと判断したのです。

敗戦続きで民の怒りを、代わりに受ける者が必要になったと言い出しました。

皇太后はワン・ユを廃位する事で、それに値すると言い出したのです。

高麗に居る親元派に、イル国とワン・ユの偽の取引帳簿を作らせよと言いました。

ヤンイはこの事をマハから聞かされ、どうして知ったか尋ねました。

マハは母を殺した敵だから、関心があると答えたのです。

ヤンイに対抗する姿を見て、皇太后がマハを褒めてあげたのでした。

ヤンイがすぐに対策を取ると見込んで、皇太后は反逆者に仕立てるつもりなのです。

予想通り、ヤンイはパク内侍伯に、上書と帳簿を入手させました。

ペガンはタルタルに、ヤンイがワン・ユと接触したら捕縛しろと命じたのです。

気乗りのしないタルタルは、部下を連れて出て行きました。
そしてペガンは、ヤンイだけでは飽き足らず高麗人も締め出すと言ったのです。
それをトクマンは、全て聞いていたのでした。

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　　　　偽の上書をタファンに届け、台詞

その頃パク内侍伯は、トクマン大監に会ってお礼を言いました。

トクマンは貴妃を助けたのではなく、皇宮の高麗人を助ける為だと言ったのです。

彼は全てを知った上で、貴妃を止めるのが自分たちの役目だと言いました。

パク内侍伯は貴妃が正しいし、高麗人の為だと反論しました。

トクマンが、彼らと戦って勝てると思っているのかと問いかけます。

この次は、自分が密告者になるとトクマンが言いました。

その時パク内侍伯は、トクマンに高麗人ではないのかと問いかけます。

国が自分を捨てた時に、自分も国を捨てたと話しました。

パク内侍伯は、それでは元の人なのかと更に問いかけます。

トクマンは、今までの人生を振り返って答えてくれました。

　　どちらでもない、どんな国も守らない、寂しい命だ。

　　ここで半生を過ごせば、そのうちにお前にもわかると。寂しそうに・・・

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　　　　廃位問題でヤンイにパク内侍伯が説得して、台詞

マハは母親の仇であるワン・ユに会いに行くと言い出しました。

皇太后の許しを得て、チャン侍郎と使節団として高麗に向かいました。

ソ尚宮から、叔父のタンギセが国境を超えた時に合流すると聞かされたのです。

シヌたちは、その行列の中の大きくなったマハを見ていました。

フッと不安に駆られたシヌは、高麗に帰ると言い出したのです。

メバクの首領に会ったタンギセたちは、ワン・ユの話をしました。

手を上げて彼らの言葉を遮って、既に知っているというのです。

その手を見て、タンギセは女性の手だと判断しました。

皇宮の高貴な女性なら、皇太后か皇后だとビョンスが言い出します。

どうして自分たちを助けてくれるのか、その本心を知る事が重大だと。

これで、ワン・ユとヤンイを追い込む事ができると、ビョンスが言いました。

ヤンイはタルタルを訪ねて、ヨンチョルの秘密資金の話をしました。

ヨンチョルの屋敷の中にあった秘密金庫の中で、タルタルは

資金の使い道を見守ると言っていた事を持ち出しました。

タルタルは全てを知っていて、民のためや行省たちを味方にするために、

使ったと答えてくれたのです。

ヤンイはタルタルなら知っているだろうと考えていました。

自分の命はタルタルの手中にあると話したヤンイ。

助けを待っているのか、もしワン・ユを助ける為なら断ると言われました。

今は民を救う資金は、ワン・ユから出ていると話したのです。

ヨンチョルの秘密資金は、もう底を付きましたと話しました。

そして再度、ヤンイはタルタルに助けを求めたのです。

　　　開京(ｹｷﾞｮﾝ)の王宮に着いたマハの一団。

　　　マハは敵の国なので、二度と来たくないと言うのです。

　　　王宮殿には入らず、ワン・ユの出迎えがないのを咎めました。

　　　マハは椅子を用意させ、ワン・ユに出迎えるよう伝えます。

　　　大明殿にもその話が伝わると、子供の頑固さの試験だといいます。

　　　日もくれそうになり、ムソンに出迎えるよう言われ出迎えました。
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　　　　　　ワン・ユとマハの意地の張り合い、台詞、感想

大明殿に入ったマハは、チャン侍郎に勅書を読ませました。

多くの問題を起こしたので、弁明の為に元に出向くようにとの事です。

納得のいかないワン・ユですが、そこは堪えました。

ワン・ユと相対したマハは、何故自分を失礼な目で見るのかと言います。

幼い頃の王子を、自分が抱いていたのを覚えているかと問いかけました。

チャン侍郎に、何故マハが使節として来たのかと尋ねたのです。

マハは、母の仇の顔を見に来たのだと話したのです。

母上が亡くなったのは残念だが、原因を考えずに結果だけの判断は、

正しいことではないと、ワン・ユは話しました。

ワン・ユは明日、元に向かうと伝えて席を立ちました。

するとマハが、自分が皇帝になった時は怖いぞ。敵国である高麗は

黙ってはおかないと、恨みの声で言ったのです。

それでは、人の上に立っていくことはできないとワン・ユが話します。

復讐の心だけでは、人の上に立つ資格がないと言いました。

そして、まだ学ぶべき事がたくさんあると付け加えたのです。

マハはワン・ユの言葉が気になってきました。

ワン・ユは、マハが育ってきた環境で甘やかされて育った事に対して、

気の毒な感じがしていたのです。

その頃ヨンビスは、ワン・ユに何かが起こる悪い夢を見ました。

チョッコが来て、ワン・ユが廃位されたと聞かされたのです。

助けに行こうとしますが、既に国境を超えたと言われました。

国境を超えたので、野営にするとチャン侍郎が言いました。

あれからマハは、ワン・ユが気になって仕方がありません。

ワン・ユも、同じようにマハが気になるのです。

タンギセたちが、チャン侍郎に会いました。

そしてマハとタンギセは、涙の再会を果たしたのです。

タンギセはマハの母を守れなかったと、謝りながら泣いていました。

ワン・ユが寝たと報告が入り、タンギセはワン・ユに復讐するので、

見ていてくださいと、マハに言いました。

ワン・ユは侵入したのを知り、応戦しますがタンギセが入って来ます。

マハが現れ廃位勅書を読むように命じました。

イル国と密通して反逆を手伝ったのが、その理由なのです。

事実とは違うと言いますが、マハは黙れと一喝しました。

ワン・ユは皇帝殺しの罪人だと、言われて全ての権利を剥奪されました。

　　　鞭で打たれていたワン・ユに、今度はタンギセが鞭を打ちます。
　　　父や弟と妹の分の恨みを、ここでぶつけてきているのでした。

　　　ムソンが身を挺してそれを阻み、シヌはマハに止めるように頼みます。

　　　大都に入ると、ワン・ユは敗戦の恨みを一身に受けさせられました。

　　　ビョンスたちは、民衆の中に入って貴妃も加担していると叫んで、

　　　民衆を先導し続け、ひたすら煽っていたのです。

　　　チョムバギもチョッコも、ワン・ユの姿を見てどうする事もできません。
　　　ヨンビスは、その姿を見て涙していたのでした。

　　　皇宮に入るとタファンが、剣を持って出迎えたのです。

　　　目と目が合う、タファンとワン・ユ。

　　　それを、ヤンイは階段の上から見ていたのでした。

OST　Main theme

OST 一度だけ　歌詞、カタカナルビ

OST　愛の風 - ワックス　日本語歌詞、カタカナルビ、動画

OST トゲの愛　4Men　歌詞とカタカナルビ　動画

OST　The Day－歌詞、カナルビ、動画

OST、風の便り、歌詞、カタカナルビ

OST　愛してます　 ジュンス　歌詞、カタカナルビ

OST 蝶へ～to the Butterfly～　チ・チャンウク　歌詞

　　感　想　

昔からタファンは、心の不安定な部分がありました。
ヨンチョルといる重い蓋が失くなってから、彼には目標がありません。
そこに降って湧いたかのような、ペガンの野望が彼の目標になりました。

思うように勝利できず、またお酒に溺れていったのでしょう。
それに5年にも渡って、タンギセやビョンスから送られる、偽の書簡。
無視をして読もうともしなかったのに、彼の不安材料だったはずです。

そんな事が重なってしまい、精神的に不安定になったのでしょうね。
片時も離さないヤンイを、心の何処かで疑っては否定する毎日。
敗戦は続き、国の財政も困難になり、自分が至らない皇帝だと思われるのでは？

そんな不安が、タファンをあんなに変えてしまったのでしょう。
心がとてもピュアで、優しいからこそ。
もう、考えるだけで胸が苦しくなってしまいます。

それからもっと驚いたのが、まだ皇后の座にバヤンフトが居た事です。
この5年間に、ヤンイにどれだけの嫌がらせをしたのでしょうね。
心根が曲がっているのは、群れをなすとは良く言ったものです。

皇太后とバヤンフトは、どっちもどっち。
でもバヤンフトからすると、皇太后とヤンイを戦わせるつもりです。
まだまだ、根性は曲がったままなのでしょうね。

そして皇后の尚宮にあの、ヨンが居たのも不思議な感じでした。
拷問を受けた後、バヤンフトに引き渡されましたよね。
その後が知りたいのですが、きっと最期まで触れてくれませんよね。