2015/02/06 (Fri) 『アラン使道伝』第19話 母の願い あらすじと感想、キャスト、画像、OST

第19話 母の願い

アランが恐ろしい気配のする洞窟に行ったと、幽霊が教えてくれました。
この場所に、ウノ・ムヨン・ジュワルの全ての面々が揃ったのです。
アランの願いは、ウノの母をウノに返すことだけでした。

『アラン使道伝(サトデン)』キャスト、画像

体を渡した後、アランにはウノと会える機会は絶対にありません。
それでも後悔しないと言い切るアラン。
ムリョンから目を閉じ心を空にして、一つの望みだけを考えろと言われます。

アランを最初に救ったのはジュワルです。
ウノの母は、体を差し出しても返ってこないと叫びました。
それを一撃で倒したムリョンは、どちらの意見を聞くかアランに尋ねます。


母を助ける機会は1回だけと言われ、差し出すことを選びました。
今度はムヨンが、上帝の剣を持ってムリョンを襲います。
その時にウノが飛び込んできて、アランを抱えて連れ出しました。


ムヨンの剣はまたしても、ムリョンの胸を突く事ができませんでした。
アランを追いかけようとするムリョンを止めたのがジュワル。
「あなたを殺して、私も死ぬ」と剣を抜きました。

その時、ムリョンの中に居たウノの母が表に出てきたのです。
「若旦那」と言って、その場に倒れこんでしまいました。
突然の変貌に、ジュワルは驚いてムリョンを見つめたのです。

ウノはアランを寝かせ、名前を呼び続けます。
「何でこんなに心配させるんだ。こんな事が俺のために
なると思っているのか？言っただろう、そうじゃないって」

ウノに抱かれて泣いていたアラン。
「私が使道の為にできることはこれしかなかった。どうせ
消えてしまうし、会えなくなるわ。使道にはお母さんが必要だもの」

アランと引き換えに母を取り戻しても何もならない。
母を取り戻し、アランを天上に送ると誓うウノ。
「俺を信じるんだ」

その言葉を聞いたアランは
「私、行きたくない。サトと別れたくない。離れたくない。
行くのは嫌」と、泣き続けるのでした

上帝はムヨンが、消滅させることでムリョンを救おうとしていると言い、
人間の心を断ち切っていないから、冥土の武官として許されない事！と。
閻魔が「何とも根が深い。人間の縁や情は難しい」


ジュワルはムリョンかウノの母か、わからない状態で
屋敷に連れて来ました。
そして、今までの事を考え思い出し、自分を愚か者と嘆きました。

アランが目を覚ますと、横にサトが寝ていました。
そっと手を伸ばし、手を握るアラン。
サトはそっと握り返し、いつまでのアランを見つめていました。


ウノは月を見ていた時、ムヨンが現れます。
目的は同じだというムヨンに、一緒にするなというウノ。
そして、どんな形を取っても母が助からない事実を知りました。

翌朝、アランはイ・ソリムの鏡を見て残り少ない時間を考えます。
イ・ソリムの墓に向かって「ありがとう。愛する人の為に
命を投げ出したと知って、自分が勇気を持てたかが分かった」

「人として暮らした日々は辛かったけど、それだけの価値の
ある人で良かったわ。貴女が強くて勇気のある娘で良かった
真実を突き止めて後悔していない。大好きよイ・ソリム！」

イ・ソリムの墓に来たジュワルは、イ・ソリムのことや
アランとの出会いなどを話し「私を許さないでくれ」と
泣きながら謝ったのです。

自分の犯した罪を悔いて、詫びる言葉もないと。
屋敷に帰ると、女が起きていました。
それは、ウノの母親になっていたのです。

洞窟の一件で、力が弱まっただけでまた戻ると言います。
復讐のために体を譲らなければ、こんな事にならなかったと、
ウノの母は己の後悔を、ジュワルに話し始めました。

奴婢として試練を絶えていれば、幸せだったはず。
「顔を忘れる事はなかった。傍に居なくてすまないと」
ウノに伝えてくれと言って、気を失いました。


ジュワルはウノの元に行き、母が目覚めたが時間がないので
自分の屋敷に来てくれといいます。
「お前を信じられるか」と、言いながらもウノは出向きました。

自分の名前を呼ぶ母を信じられずにいます。
母心かんざしを口にして、やっと母だと信じられました。
胸を張って生きて欲しかったと泣く母。

虚しい復讐に巻き込みたくないが為に、姿を消したのに
結局、ウノを困らせたと。
二人の間にあったわだかまりが、少しづつ溶けていきます。

機会が来たら、一気にこの体を刺して殺して。
生きた身でも死んだ身でもない、この苦しみから救ってと母は頼み、
ウノも、必ず救うと約束しましたのです。


ウノが部屋から出ると、そこにジュワルが立っていました。
「礼を言う」と一礼して立ち去ろうとすると、「アランさんを諦めるな」と言い。
どうして使道は、自分の欲しい物を全て持っていると聞いたのです。

この問いには、ウノは何も答えずに帰って行きました。

ウノは「母を救う道はないのか。師匠、教えてください」
次の瞬間、眠りから覚めた気がするとそこは見知らぬ場所でした。
部屋には二人の子供が入ってきて、次にアランが入ってきてご飯を食べ始めました。

アランが「お母さんは役所に行っているから迎えに行って」と。
役所に行くと、トルセがサトの官服を着て出迎えます。
母と一緒に村を歩き「お師匠さんの言う事を忘れないで」と。

その瞬間に母が玉皇上帝に変わっていたのです。

母を救う方法はないかと聞くと、母を生かす方法はないが、
救う方法はある。母が心から望む物は何か、よく考えてみろと。
そう言って、姿が消えてしまいました。


玉皇上帝が、ウノに与えた物と言葉を想い出せというお告げ。
母心かんざしは「母の心を得たいならこれを渡せ」と言われました。
アランと話し、かんざしで母を救うことを決めたのです。

その事をムヨンに伝えました。
ウノがムヨンの妹を、母の体から追い出す。
出た所を刺せ、必ず仕留めろとムヨンに言いました。

チェ大監をファンヤンに送る支度ができたと、役人が伝えました。
ウノは「人間と獣は何が違うか」と尋ね、チェは「儂の知ったことか」と答えます。
「人間は昨日の行いによって今日、どう生きられるかが決まる」

ウノは最後に、これは親兄弟を無残にも殺された自分の母の断罪だと言いました。
チェは民衆の怒りによって罰を与えられ、家来に斬られたのです。
それを、ジッと見ているだけのジュワルでした。

ウノがこれから出かけようとした時、アランが入ってきて
「絶対、無事に戻ってきて」と、清らかな目でアランが言いました。
「もちろん、怪我一つしないで戻ってくる」と「必ずよ、いい」。


大監の屋敷に行き、ムリョンと対決します。
ムリョンが「お前、自分の母親を刺す気か」と言い、
かんざしを持ってるウノは「俺が母上の救う」と言って胸を突きました。

崩れ落ちていくよに倒れる中、ムリョンは真っ直ぐにアランに向かいます。

待ち構えていたムヨンを突き飛ばして。

『アラン使道伝』OST,真っ黒な月　シン・ミナ 
　　　　　　　　　　OST、叫んでみる　イ・ギチャン

　　　　　　　　　　OST、一日だけ、イ・ジュンギ

　　　　　　　　　　OST、愛は君だ、k.will　

　　　　　　　　　　OST、愛よ、また愛よ　ペク・ジヨン

『アラン使道伝(サトデン)』まとめ一覧

　感　想　

アランが本音を言って、ウノに抱きつき「行きたくない」と
泣いた場面は、胸が締め付けられる思いでしたね。
そして遂に、決戦の時を迎えました。

PS)
実は、ドラマが始まりキャストなどが流れるシーンが、1話から10話までと
11話からでは、使われる映像が違っているのですよ。
その流れを、ちゃんと作っているところが韓ドラの素敵な一部ですよね。