2015/02/05 (Thu) 『アラン使道伝』第18話 アランの手紙 あらすじと感想、キャスト、画像、OST

第18話 アランの手紙

罪人として捕まったウノとトルセ。

氾濫に謀反の罪だと、チェ大監が陰謀を企てました。

親子と一族を根絶やしにしてやると、チェ大監が言います。

『アラン使道伝(サトデン)』キャスト、画像

アランはムリョンの元へ行き、ウノの母が何を貰って体を出したのかと。

大監への復讐を狙い、死を求めず自分の前にひれ伏すことを望んだと。

そんな理由で、体を差し出すわけがないとアランが言ったのです。

ムリョンがアランの望みは、自分の死への復讐か愛する者を守るためか。

それには答えずにその場を立ち去りました。
待っていたジュワルに「己を諦めるな」と、言われた事を思い出しています。

何で、あんな女と一緒にいるのかと尋ねられたジュワル。

アランが帰った後、中に入ると手強い娘だと言い使道を殺すなと言います。

ジュワルがアランの心を、掴めなかった理由が分かったというムリョン。

チェ大監はウノに、母方の祖父の話までして侮辱しました。

アランが使道が投獄されたと、知らされます。

巫女もその話を聞いて、役所に来ました。

村人は使道が、謀反を起こしていないのにと騒いでいました。

大監が手を回した役人は、何を言っても無駄です。

卑しい身分だと連呼するばかりで、取り調べなどになりません。

ありもしない罪を認める訳もない、首を切るなり何なりしろと言うウノ。

大監はアランを引きずり出して、幽霊だと証明すると言い出したのです。

アランを切ろうとしたその時、ウノは罪を認めると言いました。

役人たちは、団結して使道を救おうと考えました。

「キム大監様」と認めた手紙を、ウノの父に送りました。

使いの者が、その手紙を渡してきました。

パンウルはトルセが、官服を着るのがそんなに悪い事かと言い出しました。

人に身分の上下があるのかと、アランと巫女が話しています。

不条理な世を与えて、精一杯変えてみろというのでしょうか？！

翌朝、ウノたちは引きずり出されました。

大監は己が天で天罰だと言い、ウノを蹴り続けていたのです。

その時「直ちに止めよ」という声がかかりました。

キム大監がやってきました。

「監督官は王命を受けよ」と、叫んだのです。
その場にいた全員が、キム大監の前にひれ伏しました。


　　監督官は元キム・ウノを赦免せよ
　　密陽の府使は、身分を問わないという王命によって命じたもの
　　部下の任命も使道の裁量で任命できる故、罪に問うことはない

　　更に、民の心を乱した罪についても、村人たちは全く同意していない
　　むしろ、使道が赴任して以来、村が平和で豊かになったという
　　賞賛の声が絶えぬ故、これも無罪とする

　　身分の卑しき者を集め、徒党を組んだという容疑も証拠不十分で無罪
　　チェ大監の悪行が数々と明らかになった今、濡れ衣なのは明白なので
　　キム・ウノの無をここに認める

　　よって、キム・ウノを赦免し、復職を命ずるものとする


二人が赦免されて出て来た時、それぞれが抱き合ったのです。
　

今回は母方の祖父の事件に、目をつむった官僚たちが後押しをしたそうです。

チェ大監の悪行を詳細に調べたのも決めてになったと。

官職に付かず母を思う気持ちを、見ようとしなかったのだと父が言います。

民の心を掴み、道筋をつけたのだからその行く末は見届けるようにと。

ウノは「これからが正念場」と言いました。

誰一人として、無駄に死なせたりはしないと、ウノは心に決めたのです。

アランは、ウノにはウノの人生があると感じていました。

ムリョンは体調の変化に恐ろしさを感じています。
ムヨンはムリョンを見に来ると「兄上、助けて」と言われ、帰って行きました。

チェ大監の屋敷に、使道が兵士を連れて来ました。

強欲な大監は、私財を持ちだそうと必死です。

ウノは大監の前で、罪を並べ国の法に則り連行すると。

チェ家の倉庫から、全ての物を役所に移動させました。

チェ大監の財産は全て、村人に配り皆が大喜びです。

ジュワルは、荒れた屋敷に戻りました。　

そこにウノが現れ、ジュワルはムリョンの話をしたのです。
ジュワルに知っている事を全て話せと、ウノが言いました。
化け物は、アランの体が欲しいので、己を捨てさせるなと話したのです。

天上に行けば自分がウノを忘れてしまい、地獄に行けば

ウノがアランを忘れてしまうようです。

アランは何とか心を残したいと思い、体を差し出すつもりなのです。

アランは真実の鐘など存在しないと悟り、母を生かして

ウノの救うことだと考えたのです。

アランの申し出を受け入れられず、部屋を出たウノ。

アランの気持ちを理解してもらえず、寂しい夜を迎えました。

ウノは酒屋で、煽るようにお酒を呑んでいるのです。

アランは、手紙に心を染み込ませて綴っていきました。

アランはウノの為に食事を作りました。

美味しそうに食べるウノを、じっと見つめるアラン。

翌朝、アランは見納めのように役所を見ています。

巫女の家にアランが訪れ、ウノへの手紙を携えます。

最後の挨拶をして、アランは立ち去りました。

巫女はその手紙を慌てて、ウノに渡しに来ました。

今までの感謝の気持ちがいっぱいの手紙でした。

「大切に思ってくれてありがとう、大切に思わせてくれてありがとう。

アランという名前を覚えていて。使道、愛してる！」


アランはジュワルに、ムリョンの場所まで連れて行ってくれるように
お願いする手紙を出していました。
気が進まないなら一人で行くと言ったアランを、止めた時です。

ジュワルはアランがイ・ソリムだと、やっと思い出しました。

ムリョンはアランが訪れたことを喜んでいます。

ウノは必死に、アランの後を追いかけました。

 

『アラン使道伝』OST,真っ黒な月　シン・ミナ 
　　　　　　　　　　OST、叫んでみる　イ・ギチャン

　　　　　　　　　　OST、一日だけ、イ・ジュンギ

　　　　　　　　　　OST、愛は君だ、k.will　

　　　　　　　　　　OST、愛よ、また愛よ　ペク・ジヨン

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 　感　想　

　

いつもながら「王命を受けよ」という言葉が響きますね。

何度聞いても「この紋所が目に入らぬか」と重なってしまいます。

韓ドラの時代劇版には、欠かせない台詞です。

アランの思いのこもった手紙は泣かされました。

人としての暖かさを、そっと置いて行った感じです。

イ・ソリムとは、タイプの正反対な女の子でしたね。

ジュワルが、アランの正体を知ったのはショックだったでしょう。
二度も殺した相手が、彼女だったのですから。
そして彼にとっての初恋が、何を隠そうアランだったのです。