2015/02/05 (Thu) 『アラン使道伝』第17話 あの日の記憶 あらすじと感想、キャスト、画像、OST

第17話 あの日の記憶

ムリョンがアランに近寄ってきた瞬間！

アランは、自分が死んだ時の記憶が戻ってきました。

ウノの母からジュワルを守ろうとして、身を呈したのです。

『アラン使道伝(サトデン)』キャスト、画像

ムリョンが手を伸ばした時、その手を止めたのはウノでした。

母親がいるムリョンに、上帝の扇を広げたのです。

扇の威力を恐れていましたが、何も起こりませんでした。

アランの体を差し出せば、母の体を返すと言い出します。

ウノに牙を向いたムリョンに、アランは身を呈してウノを守りました。

ムリョンは「愚か者め、早く体を癒やせ」と言って帰ったのです。

部屋に戻り、アランは記憶が蘇ったことを伝えました。

使道の母親が、イ・ソリムを刺したと話したのです。

その事実を知り、ウノは取り乱してしまいました。

生きていればいいと思っていたのに、どうしてだと涙します。

ジュワルも、今までの殺しの全ての記憶が蘇りました。

恐怖を感じていた時、ムリョンから呼ばれたと下僕が伝えてたのです。

翌朝、アランはイ・ソリムの部屋に向かい、死の真相を突き止めたと言います。

部屋に入り彼女の席に座って、その時殺意があった訳ではないと感じました。

真実が解き明かされた時、鐘が鳴ると玉皇上帝が言ったのです。

ウノはアランを探しにイ・ソリムの部屋に来ました。

アランは真実は他にあると、母を救うことだけを考えてと言います。

真実を探る為に、ウノはジュワルに会いに来ました。

チェ大監は、屋敷に私兵を置いています。

武器庫の中は、役所以上に万全に備えていました。

私兵に見つかり、腕に傷を負ったのです。

その頃、アランは巫女を尋ねていました。

9代前のお祖母様を呼んでと頼むアラン。

招魂しろというのかと、巫女が言ったのです。

2人の、必死の祈りの甲斐がありました。
9代前のご先祖様を、呼び寄る事ができたのです。

アランが「体から別の魂を追い出すことはできるか」と尋ねます。

9代前のご先祖様は、あの世ではアランの話題で持ちきりだと言いました。

天上に行くには、記憶を全て置いていくしかないと言うのです。

魂を奪われた者の最も大切な物を体に入れ、魂が出た時上帝の剣で刺すと。

使道の母が最も大切なものを探すべきを言い置き、帰って行きました。

巫女は、この時に幽霊の声が聞こえるようにして貰ったのです。

ジュワルに記憶が戻った理由は、ムリョンの威力が弱まったからです。

アランを手に入れれば、全てが上手くいくとムリョンが言いました。

そうしないと、死ぬまで罪悪感が離れないと言うのです。

ジュワルはムリョンにどうすればいいかと聞きます。

ムリョンは体の中にいるウノの母が、動いてしまう。

だからキム・ウノを殺せと、ジュワルに命じたのです。

怪我をして帰ってきたウノを見て、トルセを呼ぼうとするアラン。
ウノはトルセが知ると、面倒だと言い出しました。
アランが布で縛って、応急処置をすることにしたのです。


ウノはアランの顔をまじまじと見ていました。
アランがどうして見るのかと尋ねると、ありがたいと言ったのです。
突然にたくさんの事が起こった、アランや母やこの村の事を。

ウノは、自分勝手に生きてきたバチが当たったのだと言い出しました。

幽霊が見えるのが腹立たしかったが、アランに会ってから変わった、

母の痛みを知り、他人の痛みも感じる事ができるようになったと話したのです。

そしてフッと気付いたと、ウノは続けました。
自分は彼らを救える立場に居る事に、気付いたと言ったのです。
だから、アランに感謝していると話しました。

自分は使道に、恩返しをしていないとアランが答えたのです。
はちみつ水さえ、あげた事がないと言いました。
処置を続けながら、アランは自分の正直な気持ちを話し始めたのです。

巫女の話で「心を与えて別れれば辛いと思うけど、その想い出で生きられる。
別れで胸が張り裂けるほど苦しむけど、その悲しみで生きられるのが人。
それが愛で記憶でその中の一つでもあれば、生き抜く力になるって」と。

思いを残すのは、使道にとっていけない事だと思い込んでいて、

無視してきたけど、愛していたわと告げるアラン。

お互いの心が一つになり、そっと口づけをしました。

ジュワルが今回で、ムリョンの言いなりは最後だと決断したのです。

アランはお母さんを取り戻す方法は、母が大切な物が体に入ると魂が離れ、
その瞬間に上帝の剣で討つと消滅すると、ウノに伝えました。

アランが、ジュワルに真実を聞きに行こうとします。

トルセは全てを聞いてウノの命令で、小屋を探索に行きましたが逃げた後でした。

ジュワルに抱えられ、ムリョンは岩陰に隠れたのです。

ジュワルが屋敷に戻るとアランが待っていて、全てを聞いてみました。

彼は化け物は天上の天女だったが、人間の体を借りて生きていると。

ウノの母は、何を引き換えに体を差し出したかは判りませんでした。

屋敷に忍び込んだのは使道で、コドルを取り戻すために

私兵に役所に向かわせ、コドルを助けました。

コドルには、山に篭って身を隠せと言い渡しました。

コドルが逃げた後、村人の一人が子供を連れて行こうとしています。

使道は兵士を連れて、その現場に向かいました。

村人は見せしめと分かっていても、戦いを挑みました。

ちょうどそこへ、使道が兵士を連れて駆けつけます。

兵士と私兵とがぶつかり合い、トルセたちが勝利しました。

村人たちは、使道に感謝して大監への恨みも話したのです。

 

役所には村人が押しかけてきて、使道の評判が上がっています。

アランがどちらに付くかが問題だと、役人たちが騒いでいました。

ジュワルはアランを、ムリョンに会わせると約束したのです。

ウノは役所内で身分の上下を問わず、務めを果たす者、
能力のある者、皆の模範となる者は、実力で出世できる場所にしたと発表し、
まずは、トルセをピジャン（裨将）に任命しました。

パンウルにトルセは、ピジャンになったトルセじゃなく

いつものトルセが好きというのです。

巫女は周りに幽霊が居るのを、見てしまいました。

ムヨンがウノの前に現れ、アランの体を使って妹と母を助けると話します。

アランを使うなら協力はできないと、はっきり断るウノ。

ウノは違う道を探すなら、協力するとムヨンに言ったのです。

ムヨンとムリョンは現世で恋人同士に生まれ、その愛は成就せず、

兄弟として生まれ変わり、天上でも愛は成し得なかったのです。

そんな縁を持つ二人に、今度は大きな試練が待ち構えていました。

アランはジュワルに連れられ、ムリョンの元へ行きました。

「あの女の言葉は何も信じるな」とジュワルが言ったのです。

それを聞いて、不思議がるアランでした。

アランは、ムリョンの前に立ちました。

そんな時、役所に多くの兵士が雪崩れ込んで来たのです。

役所に、いきなり別の兵士がきてウノとトルセを罪人にしました。

チェ大監の陰謀に、嵌められたのです。

『アラン使道伝』OST,真っ黒な月　シン・ミナ 
　　　　　　　　　　OST、叫んでみる　イ・ギチャン

　　　　　　　　　　OST、一日だけ、イ・ジュンギ

　　　　　　　　　　OST、愛は君だ、k.will　

　　　　　　　　　　OST、愛よ、また愛よ　ペク・ジヨン

『アラン使道伝(サトデン)』まとめ一覧

　感　想　

やっと二人が、お互いの気持ちを認め合いましたね。

ハラハラさせられましたが、めでたしめでたしです。

そして、ムヨン達の過去世も知ることができました。

長い年月を重ねて、ムリョンの思いだけがねじ曲がったようです。

不憫だとしか、言いようがありません。
ムヨンが人間の時の容姿は、ちょっとカッコ良く見えてしまいました。

またしても、チェ大監の陰謀が炸裂しました。

母親の実家を消滅させたのですから、悪の輪廻でしょう。
ここで黙っていたら、物語が立ちいかなくなりますよね。

次回はどう展開していくのか、楽しみになってきました。