2015/01/29 (Thu) 『アラン使道伝(サトデン)』第9話 真夜中の花見 あらすじと感想、画像、OST

第9話 真夜中の花見

チェ大監が役所に来て、使道から出頭命令だと言われます。

理由は墓の事で、使道は埋めたことを隠蔽だと判断しました。

殺しをでっち上げるのかと、この村の者なら誰でも知っている事だと。

『アラン使道伝(サトデン)』キャスト、画像

チェは戦乱時に、この村で大虐殺が合った時の遺骨だと言い張りました。
その傷が癒えないのに、村人はその事を忘れようとしていたと続けたのです。
そんな事が信じられないとウノが言うと、3人の役人は首を縦に振りました。

村を騒がせたくないのが本音だというのです。

大監が安泰というのは、自分の思うままというのが安泰なのかと。

ここに来て、ウノが庶子であるという素性をこの場で話す最低ぶり。

使道として認める訳にいかない、お前のような奴が大手を

振って歩ける場所は何処にもないと、愚弄します。

自惚れるでないとまで言い、ウノは何も言えませんでした。

アランもジュワルも、今の話を聞いてしまいました。
聞いていられず、アランはジュワルに出かけようと促したのです。
ジュワルがこの時期、赤いサルスベリの花が綺麗だと話していた時。

アランは立ち止まり、庶子だろうと何だろうと同じ人間だという事が、
どういう意味か分かるかと、ジュワルに尋ねました。

アランは死んだら身分はないと言い、役所に引き返して行きました。


チェは素性がバレても、この座に居座るかと問いかけました。
こうなると、役人3人組がどう反応するのか予想がつかないと続けたのです。
何も話が無いなら、これで失礼すると席を立った時でした。

アランがチェに、何処で生まれたら卑しい身分じゃないのか問うたのです。

言葉に詰まった大監が腹を立て、殴ろうとした時。

大監の手を抑えたのがウノで、アランを守ったのがジュワルでした。

帰っていた後、ウノが「お前は動くと何かしでかす」とアランに言いました。

「誰かと違って目をつむれない性分」と、アランが返したのです。

男にみだりに付いて行くなと怒るウノでした。


気を落とさないで、庶子でも賢い人は多いとウノに伝えたのです。

そして官服姿の使道は素敵だと言い、アランは去って行きました。

ウノは、打ちのめされた心境だったのです。

大監はあの女に、ジュワルが女にうつつを抜かしていると告げ口をしました。

もう下がれと言われてしまうチェ大監。

ジュワルは、アランの身分なんて関係ないという言葉が胸に刺っていました。

ウノはあの一件から、動きがありません。

悩んでいるかと思ったら、うたた寝をしていたのです。

アランも、ウノが気になってしょうがありませんでした。

トルセはアランが九尾狐じゃないかと疑うのです。
人ではない事が確かなので、見分けられるかと言い出しました。

パンウルは、初めて見るアランを誰だか判らなかったのです。


役人たちがパンウルを見て“インチキ巫女”と叫んだのです。

巫女は怖がって帰って行きました。
トルセも後を追いますが、逃げ足が早くて追いつきませんでした。

天界では、閻魔はしかめっ面をして死神を失った事を怒っていました。
そして今回のことを、ムヨンに話さないことが話題になっています。

地下室に行く大巫女は、またしても2本の剣を作っていました。

アランはウノが気になって、そばに来ました。

サルスベリの花が綺麗だと言って、ウノを誘ったのです。

気分転換に行くことにして、新たしい服を着せてもらいました。　

花見はジュワルに言われて、気になっていたというのです。

3年間も見ていたのにと言われ「でもウノと見るのは初めて」と。

だから、桃をくれないかしらと言い出したのです。

桃がないのでがっかりしたアランは、母を探す理由を聞いてみました。
逆賊の娘という烙印を押した奴を、ずっと恨んでいた母。

復讐のことばかりで、自分も父も眼中になかったと言います。

腕っ節が強いやつを集めよと命じる大監。

そやつらが、夜中の花見の帰りに襲ってきました。

一人で5人の相手をする使道。

その中で、一人が死んで怨霊が連れて行ったのです。
アランは怨霊が何者なのか、知りたくなって声をかけました。
護符の張ってある剣をアランに向け ました。


そこに駆けつけてくれた死神が、アランを助けてくれたのです。

使道が全員を成敗した時、アランが消えていました。

アランを捜したウノが、死神と一緒に悪霊たちを倒してくれたのです。

じっとしていろと言ったのに、あちこち探したんだと。

アランは、この成り行きがよく理解できません。

ウノは、お前が気になるんだ、心配させるなと言ったのです。

悪霊の霊が、消えてしまったと知るあの女。

襲撃に失敗した下僕を、怒りつける大監。

それぞれに、動きがありました。

ムヨンは天界に戻り、閻魔は正体に気付いたのではと感じました。

決定的な人間の心が読めないという玉皇上帝。

良い奴と悪い奴か、変な奴の種類しかないと言います。

ウノがアランに言った事を、お母さんの為だというアラン。

実は違っていて、本当に気になるのです。

護身術を教えようとするウノですが、既に身についていました。

アランは今までの使道たちに、悪かったと謝ったのです。
死の苦痛がどれだけの物だったかを知って、心から詫びていました。
「またあの世に行ったら、土下座して謝るね」と言っていたのです。


チェ家のコドルは、村人が使道に何をしに行ったかと殴っていました。
その子供が、チェ家の門の前で父親を呼んでいたのです。
それをチェ大監も知って、早く済ませろと苛立っていました。

ジュワルが大巫女の元に来ました。

あの娘は人間ではないのですかと、質問します。

最近は質問が多い、命じたことを成しとげろと言われました。

女はアランを、自分を捕まえる為に送られてきたと判断しました。

ウノもアランも、何かを心に決めたようです。

そしてアランの部屋の前には、ジュワルがいました。

彼がウノにどこかに行ったようだが、知らないかと尋ねたのです。

ウノは用件を聞くと、私的な用なので話す義務はないと答えました。
女の住まいを度々訪れるのは、無礼は振る舞いだとウノが言ったのです。
その時、アランが戻って来て険悪ムードを感じていました。

今出られるかと言われ、尋ねるつもりだったというアラン。
ウノはアランの手を取り、その場から離れたのです。
行くなと言うウノに、自分の思う通りに動くから言いなりならないと答えるアラン。

アランは名前も忘れてしまう相手と何で婚約したのか、
知っていて知らない振りをしているのか聞いてみたいと言い出しました。
ウノが止めても、アランは行くと言って出て行ったのです。

二人で仲良く歩いていたと、トルセに聞いて嫉妬するウノ。
門から出て2人を追いかけようとした時です。
あのチェ家に囚われた村人の子供が、助けてくれとウノに泣き付いたのです。

『アラン使道伝』OST,真っ黒な月　シン・ミナ 
　　　　　　　　　　OST、叫んでみる　イ・ギチャン

　　　　　　　　　　OST、一日だけ、イ・ジュンギ

　　　　　　　　　　OST、愛は君だ、k.will　

　　　感　想　

徐々に、ウノ自身がアランへの気持ちを抑えられなくなっていきます。

アランも少しは心が動きますが、満月が3回までという

期限付きなのが、心のブレーキになっています。

少しだけ、胸キュンの“胸キ”ぐらいまできましたね。

トルセにも恋の花が咲くでしょうし、巫女も少々霊力が上がっていきます。

そこにチェ大監の家に連れて行かれた父を助けてと、子供が来ました。

初めは無視しますが、心を動かされていきます。

そして、次回は・・・