2015/01/26 (Mon) 『アラン使道伝(サトデン)』第4話 三途の川 あらすじと感想、キャスト、OST

第4話 三途の川

ウノはアランを探して、あちこち歩き回っていたのです。

そこに、巫女のパンウルが泣きながら帰って来ました。

あの世に行ったと話し、玉皇上帝に会わせろと言ったそうなのです。

アランは死神でも死ぬのかと尋ねると、ただ消えるだけと答えました。

いつから死神だったかと尋ねますが、答えてはくれませんでした。
宙に浮いていた灯が落ちると、モノクロの世界から普通の世界になりました。

『アラン使道伝(サトデン)』キャスト、画像

三途の川に辿り着き、この世に未練はないかと聞かれます。

ウノに挨拶しなかったことを思い出しました。

約束を守ってと言った瞬間、船がやって来たのです。

アランは、その船に乗ってしまいました。

突然、三途の川が大荒れになり、絶壁から谷底に落ちて行きました。

アランは水の中から、抜けだした時ウノの声を聞いた気がしたのです。

そして目を開けてみると、そこには化け物が手を広げて待っていました。


その瞬間にアランは、ムヨンに「騙したのね」と叫びました。
その化け物は、そのまま飛びかかってきたのです。
アランのほんの少し前で止まり、覗き込むように見ていました。

巫女のパンウルに、あの世のことを聞いているウノ。

ウノは、こっちでしてやれることはないのかと尋ねます。

強がっていても、繊細な子だったと巫女は話しました。

お嬢様の遺体を守り、胸が傷んでくると言うトルセ。

チェ大監の言い付けだという奴らが、トルセを襲ったのです。

トルセが強いので、剣を使って殺そうとする大監の一味。

チェ大監の腹心が剣を振り上げた時、後ろから靴が飛んできました。
どうせこんな事だろうと、ウノが一撃を加えたのです。
あの若旦那が、このままでは済まないと言っていたからと話しました。

一戦を交えるかと聞くと、それも悪く無いと答えたのです。

チェ大監の言い付けといいながら、自分が偉いと勘違いしていないか？

刀を納めて、手下共々に消え失せろという使道。

屋敷に帰って、チェ大監に物を投げられおでこに傷を作った腹心のコルド。
部屋から出た時、ジュワルと出くわしますが何も言わずに去ったのです。

一方のウノは、イ・ソリムの遺体の前で、何をして欲しいがと尋ねていました。

本当はアランに聞けばいいのですが、アランはあの世へ行ってしまいました。

翌朝になり、ウノは役人たちにあの娘の葬儀を出すと言い出したのです。

弔問客を呼べと言うウノは、馬鹿な噂をしたのを心から詫びるようにと、
村人への伝達を、役人たちに伝えたのです。

この事はチェ大監に吏房が、事の成り行きを話したのです。
コルドは昨夜の件を、厳しく言わなければならないと大監をけしかけました。
当のチェ大監は、何やな苦虫を潰したような顔付きになったのです。

葬儀終了後、ウノはこの村を去ると心に決めました。
肉体だけでも、きちんと埋葬してあげようと思ったのです。

娘の葬儀に出るよう、通達が貼りだされました。

村人たちは、チェ大監のことを心配して出ようとしません。

そんな中、一人の村人が新しい使道に貢物について相談すると言い出し、

別の村人がそんな事をしたら引っ立てられると、それぞれに心配していました。
 

誰一人として、葬儀に出てきません。

あの若旦那に会わなくて正解だったというウノ。

顔も覚えていないと言われたのを、屍に話したのです。

そして、本当に地獄に行ったのかと呟きました。

世話をしていた針母が、たった一人弔問に来ました。

トルセは誰一人として来ないとは、情のかけらもないと言います。

こうなったのは、生活が苦しいからだともトルセが話しました。

出棺の時が来て、ウノたちが部屋の外に出た時です。
アランが戻ってきて、ウノはとても驚きました。
後から出て来たトルセにも、アランは見えていたのです。


あの世にアランが行った事を、ウノは聞いてみました。
ちゃんと説明しろと言われ、アランは人になったと答えたのです。
するとウノは、アランのあちこちに触れてみていました。

あの世に行って化け物に会い、空を飛んで玉皇上帝に会ったと言うのです。
初めは閻魔大王が玉皇上帝だと思って、クソジジィと言いました。
ところが向かって右側の、若い方が玉皇上帝だったのです。


アランがどうして死んで土に埋められていたかを尋ねました。
上帝は見守るべき人が多いので、全てを知っている訳ではないと答えたのです。
そしてどうしても知りたいなら、機会を与えると言われました。

天上が生じて初めての事だが、玉皇上帝と閻魔大王が話し合って、
アランを現世に戻してやる事にしたと、話したのです。
そして上帝は「問いの答えは自分の力で見つけるのだ」と言いました。


それができなければ、地獄に落ちることになると閻魔が言ったのです。
想像を絶するほどの苦痛を、永遠に味わい続けなかればならない。

そうなると、今日のここに来た事を悔いることになるはずだと話したのです。

それでも知りたいかと閻魔に言われ、アランは“知りたい”と答えました。

「天地が生じる前、存在したのは対極のみ」と、玉皇上帝が話し始めました。
　　　　宇宙の本質、唯一の存在、対極の力よ！
　　　　死にながら生き、生きながら死ぬ者に、生きた体、死んだ心臓を与えよ！
　
アランの魂が出来上がっても、閻魔はこの結論に反対の姿勢です。
しかし玉皇上帝は、大丈夫だと余裕の構えでした。

そして「現世で道を開き、死の真相を突き止めろ」と言いながら魂を投げたのでした。

水の中に落ちたアランは、必死に水面上に泳ぎだしました。

現世に戻ったアランは服を着ておらず、裸のままだったのです。
「ちょっとふざけないで、天上の変態クソジジィども！」と怒鳴ったアラン。

どこかの家で、服を盗んで来ました。
味噌瓶の幽霊に出会い、驚いたアラン。
町に出ると、子供がアランを見えると言ったのです。
 
アランは急に嬉しくなり、上機嫌で歩き始めました。

そんな時に、あの葬儀の通達を見たのです。

アランはその足で、急いで役所やって来たのでした。

ウノはイ・ソリムの葬儀のため、出かけて行きました。
事の次第が飲み込めないままに、ウノはここから動くなと言って、
アランを部屋に置いて、出かけたのです。

アランは、元の自分の部屋に入ってみました。

イ・ソリムに「戻ってきたわ」と、伝えます。

鏡に自分の顔が映って、本当に嬉しそうでした。

玉皇上帝は満月が3回、昇るまでが期間だと言いました。
解けなかったら、無条件で地獄行きだと閻魔大王が言ったのです。

真実が解き明かされた時、鐘を鳴らそうと伝えられました。

アランを死に導いた者の死だけが、この鐘を鳴らせると言われたのです。
閻魔大王には、この謎を解けないと言われました。

それを聞いたアランは、もし解けたとしたら、罪を見逃してくれと強請ったのです。

アランには、他にも使命があるようです。

閻魔が勝ったら、玉皇上帝の体と自分を入れ替えると言い出し、
玉皇上帝はその要求をのみ、自分が勝った時の条件を聞いてきました。

チェ大監は、村人に飢餓のために食べ物を分け与えました。

それも腐った穀物ばかりなので、施しとは名ばかりなのです。

がめついチェ大監は「明日は満月だ」と、ジュワルを追いつけていました。

我が家の嫁になるはずだった者の葬儀に、チェ大監に行けと言われたのです。

ジュワルは参列は父に譲る、棺桶を担いだ者に酒でも振る舞えばいい。

腐った穀物を施すより、その方が余程ましだと、毒のある言葉を投げつけたのです。

アランは自分の葬儀に、兵士に成りすまして出かけました。

トルセはウノの態度に不信感を抱いていたのです。
役人たちは、葬儀が終われば町を去るという言葉を信じていました。

その頃、アランは埋葬場所を知らずに走っていたのです。
偶然にも、ジュワルとぶつかってしまいました。
咄嗟にアランの腕を抑えてくれた時、ジュワルの指輪が赤く光ったのです。

満月の日に必要な女を、やっと見つける事ができた瞬間でした。

埋葬場所で、またしてもアランは問題を起こしました。

役人もウノもジュワルまでもが、大騒ぎで追いかけたのです。

ジュワルが、アランの窮地を助けてくれました。

アランを追いかけてきて、ジュワルと遭遇してしまったウノでした。

『アラン使道伝』OST,真っ黒な月　シン・ミナ 
　　　　　　　　　　OST、叫んでみる　イ・ギチャン

　　　　　　　　　　OST、一日だけ、イ・ジュンギ

　　　　　　　　　　OST、愛は君だ、k.will

　　感　想　

アランが、人間になって帰ってきた時のウノの顔は見事でしたね。

ポッカリと穴が開いたようにしていたウノ。

それが一瞬で笑顔に変わり、何をどうしようか悩んでいました。

次回は満月の夜になります。

どんな展開になっていくのかワクワクですね。

では、次回をお楽しみに、乞うご期待！