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韓ドラ大好き・おばさんの戯言

韓国ドラマに、急にハマってしまいました。 「あまちゃん」「半沢直樹」などのドラマ以降に、好きなドラマがなかったのです。 何気なくみた韓国ドラマに、どっぷりハマってしまったのです。 韓ドラ大好きと言っても、初心者なのですが頑張っています。

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第16話最終回 運命の100日

ミホの死は、止められなかったのです。
人間になりたいという願望は、止められなかったのです。
その現実を知り、テウンは愕然としてしまいました。


同じ頃トンジュは、ミホの死を食い止めたいと必死でした。
「お願いだ、止まってくれ」と、砂時計を凝視していました。
彼にとってもミホは、とても大切な存在になっていたのです。


ミホは今更、最後に一緒に居てとは言わない、トンジュと居ると話しました。
テウンは自分の命に替えても、ミホの命を守りたいと言います。
持って行けと言うテウンに、本当の化け物になると叫ぶミホ。

心の中から消えたいと言うミホに、テウンは化け物で構わない、
ミホは九尾狐で、自分は惑わされて肝も心臓もあげてしまった
そんな人間で構わない、助かる方法があるなら体を引き裂いて
持って行けと叫んでしまいました。


ミホは「九尾狐に惑わされた愚かな人間だな、貰いに来るから、
待っててくれ、その時、お前は死ぬぞ」と言って、去って行きました。
戻ったミホはトンジュに、お願いがあると言い出します。

ミホはテウンと離れた時から、狐玉を出していたのです。
人間でもなく傍にも居られないから、テウンに戻したいと言います。
テウンは断らないから、トンジュに嘘を話すように頼みました。


彼女を助ける最後の方法は、狐玉の残りを満たすように言われ、
狐玉を抱いて死ねば残りを埋められる、取り出すのはトンジュ。
テウンは死んだ後にミホに玉が渡れば、ミホは助かるのかと聞きました。

そうだという言葉と、人間になれるかもと聞いたテウン。
断って当然だと言った瞬間です。
トンジュが呆気にとられるほど、躊躇せず飲み干したテウン。

    ミホをちゃんと守ってくれ、100日目にお前だけ来い
    そして、狐玉を取り出して、ミホに渡してくれ
    お前がちゃんとやると信じている

その一部始終を、ミホは陰から見ていました。
驚くトンジュにミホが話し始めたのです。

  私の愛は幻想だと言ったな
  トンジュ先生の間違いだ、本物だろう

  テウンがああだから、なおさら傍に居られない
  そんな事までして、人間になりたくない
  私はもう、何もかも大丈夫だ

  トンジュ先生
  私たちうんと遠くに離れて、二度と戻って来ないようにしよう

  約束して
  私が消えた後も
  テウンが、自分の人生を全部生きるまで
  絶対にテウンの前に現れないと


テウンは自分の死を受け入れていたのです。
映画の撮影に影響が出るのは、不本意でしたが、
翌日のシーンで、クランクアップになるので一安心していました。

長い台詞も、全て頭の中に入っていました。
ミホを相手役にして、練習した時を思い出していたのです。
あの台詞はまさに、今のテウンの心の声でした。
   初めてそなたの涙で服が濡れた時
   ただしばし、止まって乾くのを待てばいいと思った
   だが、だんだん雲は大きくなり、風も強まり
   私を引き止める雨になり、降り続いている

   止めることも、避けることもできない雨に濡れ
   何処へ行けばいいのか、迷ってしまった

   遠くへ逃げたくても、そなたを思い出し戻ってしまう
   守ってあげたい、つくしたい

テウンは傍に居られなくても、守ってあげることはできると
ミホの為に、死を覚悟できていたのです。
それをトンジュは全て聞いて、テウンに真実を話してしまいました。


空港でミホはトンジュを待っていましたが、彼は相手の
望む通りにして千年も後悔したと話し始めました。
ミホの心が望む事にしたと言って、守ってあげられるのはここまでと言います。
トンジュはミホの為に死ぬこともできない存在なので、自分にできる事をしたと。
テウンに真実を告げ、これから守ってくれるのは彼だと言ったのです。
本物の愛を見てしまったので、嘘をつけなかったと自ら告白したました。

彼を残酷だと言いながら、ミホはありがとうと言います。
彼女の心が望むことは、彼の傍に居たいという事だったのですから。
トンジュはミホの最後の瞬間を見守るのは、テウンだと言いました。

テウンは、怖い九尾狐で今度は心臓が張り裂けそうな苦痛を与えたと言いました。
「お前がどんなに怖く感じても、ずっと傍に居ていい?」と、ミホが言ったのです。
それを聞いたテウンは、彼女をソッと愛おしそうに抱きしめてあげました。

そしてテウンもミホも、とても安心した表情をしていました。

サンシン様は、掛け軸から出てミホを見にきました。
トンジュが彼女を失った悲しみに暮れていた時、サンシン様が
「ありがとうとごめんのどちらがいい言葉?」と聞きます。

トンジュは、その言葉を言ったのが、サンシン様だと分かりました。
ありがとうが素敵な言葉と答えると、それならお前はこれで
いいんだと言ってくれました。

テウンたちは現実を受け入れ、楽しそうに同じ時間を過ごしています。
ミホがミンスクたちの結婚のお祝いを選んでくれ、テウンも大喜びです。
ミンスクの結婚式が始まり、ミホも参列していました。


ミホは古い仕来りの結婚式を、見ていたのです。
テウンはミホと一緒に、頬を赤くしたミホと写真を取りました。
ミホの願いの一つだったので、彼女を大喜びです。


500年経って、本当に素敵な新郎を見つけたと喜んでいます。
ついに100日目になり、時間の確認や泣かないで幸せに過ごすと
テウンは決めて、一日の計画を立てようとしました。

でも、映画は明日からのチケットで、チキンのおばさんは地方で
明日戻るし、祖父たちも明日帰ってくるというのです。
ミホが明日は無いというので、噴水を見に行くと修理でダメなのです。

二人は屋上で、花火を始めました。
噴水よりずっと素敵だと、二人共楽しそうにしています。
花火がミホの尻尾のようだと、幸せそうにしていました。
 

二人は、最も想い出のある体育館にやってきたのです。
ミホの本当の姿を初めて見た体育館で、最後の時を待つ事にしました。
あの時の怖さより100倍も、今の方が怖いと言うテウン。
ミホは彼の目を手で覆って、このままで居ようと。
そして、テウンに語りかけました。
    テウン、全て夢だと思ってくれ
    私が初めて、お前の前に現れた瞬間も
    今、こうやって消える瞬間も
    全部、夢だと思ってくれ
    夢だと思ったら、全然目を開けた時痛くない

テウンは切なくなって叫んだのです。
    ミホ、行かないで

それでもミホは、冷静に語り続けました。
    怖かった事は全部忘れて
    凄く凄く凄く、良かった夢として覚えてて
そう言ってミホがキスした時、一本だけ残った尻尾が出てきて。
それが消えた瞬間、ミホは消えてしまったのです。
一人取り残されたテウンは、胸が痛くて苦しくて・・・

朝になり目が覚めたテウンは、ミホが消えたと信じられません。
「ミホ、消えたのか?このまま僕だけを置いて」
そう言って、テウンは体育館から走り出しました。

  ミホ、お前は泣いているだろうに
  もう、お前が泣いても雨は降ってこない
  お前がどんなに悲しんでいても
  もう、僕は分からない
  もう、お前は居ないから
  ミホが居ない、ミホが居ない、ミホが居ない

そんな時、車にはねられてしまったのです。
 

跳ね飛ばされたテウンの目から、一筋の涙がこぼれたのです。
その姿を何処からか見ていたミホが、天気雨を降らせました。
テウンは「ミホは消えたんじゃない、まだ居る」


サンシン様は自分の命を全部使ったミホを、簡単には許せないと。
でも諦めずに待っていれば、空がうっかりおかしくなる日が
来るかも知れないと、トンジュに話したのです。


テウンが出演した映画は大当たり、テウン自身も大当たりで、
沢山の賞を受賞しています。
ソニョンは、ヘインのスタイリストをしています。

ミホにプレゼントした携帯のストラップ。
それを愛おしそうに、眺めるテウン。
彼の心の中から、ミホは消えていませんでした。


撮影の日は日食で、現場にトンジュが現れました。
空がうっかりとおかしくなる時間が来る!
トンジュはその時がもう少ししたら来るでしょうと、言ったのです。


鳴らないはずの、ミホの携帯が鳴り始めました。
出て見ると「私だ、私だよテウン」と、懐かしい声が聞こえました。
「今、お前を見てる」と、ミホが言うので走り始めました。
「空がおかしくなったんだろ、僕にミホを返してくれるんじゃな
かったのか、イタズラだったのか」と泣いてしまったのです。
すると「テウン」というミホの声が・・・
顔を挙げると、ミホは目の前に居たのです。
「お前、またカッコ良くなったな」とミホが言いました。
ミホに触って「本物だ」と確認しました。
    幽霊でも九尾狐でも人間でも構わない
    ただお前が僕の前に居るだけでいい
    帰ってきたなら、それで充分だ

凄く待たせてごめんと謝るミホに、テウンは50年くらい、
待たされるのかと覚悟をしていたと答えました。
「ありがとう、こうして帰って来てくれて本当にありがとう」と。
ホイホイして尻尾があるか、確かめようと言います。
結局、ミホには尻尾が一本残っていていました。
テウンの彼女は、相変わらず九尾狐だったのです。

最終話は、始めから泣きっぱなしでしたね。
切ない恋を、冷静に見つめる二人。
相手の幸せを願って、身を引いたテウン。

狐玉を満たして、ミホに与えようとするのですから。
死を覚悟して、そこまでできるなんて。
ミホも九尾狐冥利につきましよね。

トンジュ先生が、ちょっと可愛そうですが。
陰がある役柄なので、意味深な魅力が光りましたね。
歌も上手で、大ファンになってしまいました。

イ・スンギさん演じるテウンが、チャラ男から脱却していく様子。
シン・ミナさん演じるミホが、人間界に慣れていく様子。
二人をサポートする人や、阻止しようとする人たち。

様々の役柄で、最高の演技を見せてくれたと思います。
出演された多くの俳優さんたちに感謝です。
素敵なドラマを繰り広げてくれて、本当に楽しかったです。

最後はハッピーエンドで、本当に良かったです。
希望の最終話で、本当にホッとしました。
時々、残酷なほどに悲しいエンディングもあるのでね。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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プロフィール

HN:
何処にでもいるおばさん・chae
性別:
女性
職業:
ただの主婦
趣味:
韓国ドラマ鑑賞
自己紹介:
2年前に病気になり、自由に外出ができなくなりました。
そんな時に、たまたま見た「奇皇后」で、韓国ドラマにハマりました。
リアルタイムに追いつくのは、アッという間でした。

心が折れそうになった時に、必ず見るのドラマがあります。
「宮(クン)Love in Palace」の16話と最終話。
泣きたい時のお薦めです。

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