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韓ドラ大好き・おばさんの戯言

韓国ドラマに、急にハマってしまいました。 「あまちゃん」「半沢直樹」などのドラマ以降に、好きなドラマがなかったのです。 何気なくみた韓国ドラマに、どっぷりハマってしまったのです。 韓ドラ大好きと言っても、初心者なのですが頑張っています。

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第16話 二人だけの記憶
ヒジンはあれから順調に仕事をして、新しい家を購入したのです。
ドラマの監督から、ナレージョンをしてみないかと連絡がありました。
「歴史の裏街道」という、歴史に埋もれた人物紹介の番組なのです。
この番組で取り上げるのが、キム・ブンドです。
最近見つかった資料から、イニョン王妃の男だと分かったとか。
実録には王妃と密通したとして、殺されていた人物なのです。


資料によると彼の死後1年を経過した時に、彼を見たという人物も現れとか。
王もそれを知っていたようで、内密にせよと指示したとか。
彼の存在は当時の朝廷を安定させた、影の功労者だったのです。

(朝鮮時代)
領議政が国境近くを偵察した時、ブンドは領議政にぶつかってしまいました。

官軍に探すように命じますが、逃げられてしまったのです。
彼の部屋には数冊の書物があり、そこにはあの文が挟まっていました。
その筆跡から、領議政はキム校理だと判断したのです。

あれからブンドは、国中を逃げまわって過ごしていたのです。
そして領議政は、王に偵察の報告をしてから、ブンドの話をしました。
「顔はやつれていなかったか」と言って、彼に借りがある言ったのです。

そして、この事は口外してはならぬと言って話を終わらせたのでした。

領議政は自宅に帰り、その日の事を日記に綴りました。
  校理の犠牲で、朝廷は安定を取り戻したが、
  彼の哀れな人生を思うと、胸が傷んできた
  だが、校理が生きているのは永遠に隠し通さねばならぬ

しかし、ブンドは民からの通報で、一度は反撃をしました。
それを見ていた人達の不安そうな仕草で、抵抗を止めてしまいました。
ブンドは肩を落とし、自ら武器を捨ててしまったのです。


ブンドがヒジンの元から消えてから、1年が過ぎていました。
引き受けたナレージョンの仕事を、興味深く始めたのです。
あのドンミンは相変わらず、ヒジンに言い寄っていました。


ドンミンのマネージャーが、スギョンの近況を聞いてきました。
彼氏が居るようだと答えたヒジン。
スギョンも、係るほどヒマじゃないと言いながら嬉しそう。

ナレーションの仕事で屋外ロケに行きました。
ドラマの撮影以来、1年振りに宮殿にやって来たのです。
ヒジンには、ブンドの記憶が消えて失くなっていました。

それなのに、ヒジンはその場に立った時。
ドラマで慣れ親しんだ場所という感覚と、違うものを感じていたのです。
その同じ場所に、300年の時を超えてブンドも立っていたのです。

同じ場所に立っていたからか、ヒジンは泣き出してしまいます。
何故泣きだしたのか、自分でも分かりませんでした。 
突然に何かの感情が湧き上がり、自然に涙が溢れてきたのです。 

ブンドはチャスなどを殺めた罪で、明日の朝に尋問を受ける事になりました。
二度とこの地に現れないという、王との約束を破る事になります。
暫く考え込んでいたブンドが、自分の荷物に手をかけ中の物を出しました。

そこには、ヒジンが用意してくれた品物ばかりが入っていました。
これが今の彼の全てで、その中のネクタイを掴んで・・・
ブンドはヒジンを思い出し、ネクタイを梁にかけて自害を試みました。
ネクタイの中に首を入れた時、ソウルのヒジンは胸が苦しくなり。
ブンドが涙を流した時、ソウルのヒジンも泣きだしていました。
足踏みを蹴った時、ソウルのヒジンは激しく泣きだしていました。
ヒジンは記憶の一部が蘇り、急いで携帯に手を伸ばしました。
彼の携帯に電話をしたら、朝鮮時代のブンドの携帯が鳴り出したのです。
泣きながらもヒジンは、ブンドとの記憶を全て想い出しました。


雨に濡れたままヒジンはテレビ局に行き、映像を見始めました。
あの文はイニョン王妃に当てた物ではなく、自分へのだと分かったのです。
    これはそなたと私のために綴った文だ
    私がこの文のことを忘れ
    またはこの文ですら消える定めかも知れぬが
    私かまたはそなたが
    もしや、忘れぬまま生きるやもしれぬ
    どちらかの為に綴る文

    私がこのお札を手にした時
    その因果が何かを知りたかった
    初めは祈願を果たすことが果だと思い
    次にそなたと出会い、結ばれるのが果だと思った
    次は新天地で、新たな人生を歩むことが果だと思った
    だが、今になってようやく分かった
    生き延びた事が因
    全てを失う事が果であったことを
    私の未来、私の名誉、私の信念、
    大切な人たち、そしてそなたまで

    一命を取り留めた代わりに
    何もかも失ってしまう
    当然の道理かも知れぬ
    何か一つは得られると思った私が愚かだった
    その代償はとてつもなく大きい
    そなたに会えぬこと以上
    辛いことがあると言うことを
    今、悟った

    記憶、私達の記憶、二人の記憶
    それは私が払う、最後の代償
    これからどうなるかは分からぬ
    互いを忘れて生きていくのか
    または、忘れぬまま苦しみ続けるのか
    望みが叶うなら
    私はそなたを覚えていたい
    そなたを忘れて残りの人生を送るのは
    地獄であろうから
    そしていつか
    そなたがこの文を読んでも
    誰に当てた文であるか
    気付かぬことを願う

部屋のドアが空いて「何故、電話に出ないのだ」と。
聞き覚えのある声が聞こえてきました。
そこにはブンドが立っていたのです。
「あちこち、探したのだぞ。電話をくれたであろう、1時間前に」

(朝鮮時代)
ブンドがネクタイにぶら下がった時、気が遠くなっていく中で、
携帯が鳴ったのを知って、彼は自害を思い留まったのです。
そして鳴っている携帯に出た瞬間に、彼はソウルに帰って来たのです。
雨の中で、ブンドは自分がソウルに戻ったと知りました。
そして「もしもし、聞こえるか?答えよ、絶世の美女よ」と・・・

ヒジンの携帯でブンドを、ソウルに呼び戻したのです。
 
「一体、何をしてたの?1年も」と、ヒジンは、愛おしそうに話しかけました。
すると各地に女を作り、遊び歩いていたら1年が経っていたと答えたのです。
「嘘が下手ね、証拠があそこにあるのに」と、ヒジンが返しました。
ネクタイの使い方が恋しかったと言うブンド。
   時の隙間から始まった偶然の出会い
   その縁は1年前に終わっていた
   今の私たちは
   不思議なお札の力で出会ったのではない
   二人だけの記憶の糸
   そして2度目の縁
   私は彼の救世主
   代償は、永遠に傍に居てくれるだけでいい

熱烈なキスをしている時、ブンドは文が残っていることに
疑問を持ち、領議政の子孫が公開したと知って抹消せねばと。
ヒジンは博物館にあるから壊れない限り無理と言ったのです。

そして、1年分を埋めるがの如く、二人は決して離れませんでした。

『イニョン王妃の男』OST 同じ空 別の時間に・

『イニョン王妃の男』OST 今 会いに行きます・

 
emoji 感 想 emoji
記憶が無くなっても、心の中にはその記憶が刻まれていたのですね。
同じ場所に時を超えて立った時、ヒジンが泣きだしたのが、
その刻まれた記憶に、刺激が与えられたのでしょうね。

この場面と、ヒジンが一人で出来上がっていない番組を見ていた時が、
とても切なくて堪らなかったです。
そんな時に彼が現れて、固まってしまったヒジンも可愛かった。

こんなにしっかりと、抱き合ってキスする場面がラストだなんて、
私が見た韓ドラでは数少ないと感じます。
このドラマから実生活も、ラブラブになっていったのですからね。

長い間、お付き合いくださり感謝しています。

この回のお引っ越しで、追加した場面はブンドが朝鮮時代に帰った時のシーンです。
以前は、それを全部カットして、ヒジンとのことだけをあらすじでアップしました。
急いでいたので、それでも意味は通じると思ったからです。

今回のお引っ越しで、完成させたくてあらゆる場面を追加してきました。
1話目は、まるごとお引っ越しでしたけれどね。
ちょっと反省をして、書き足したり画像を増やしてみたりと・・・

少しだけ時間がかかりましたが、これでこのドラマのお引っ越しは終了です。
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プロフィール

HN:
何処にでもいるおばさん・chae
性別:
女性
職業:
ただの主婦
趣味:
韓国ドラマ鑑賞
自己紹介:
2年前に病気になり、自由に外出ができなくなりました。
そんな時に、たまたま見た「奇皇后」で、韓国ドラマにハマりました。
リアルタイムに追いつくのは、アッという間でした。

心が折れそうになった時に、必ず見るのドラマがあります。
「宮(クン)Love in Palace」の16話と最終話。
泣きたい時のお薦めです。

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拙いサイトにご訪問くださり、
ありがとうございます。
日々、お引っ越しに頑張っております。
未だに半分にも至らず、サイト内の
見直しを怠っている状況です。
先日「奇皇后」の動画が、殆どリンクが
されていない状況をみつけました。
今後も予想されると考えます。
できましたらサイト内での、
リンク切れの場合は「リンク切れ」と
お教え頂きたく存じます。
本当に申し訳ありませんが、
宜しくお願い致すます。

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