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韓ドラ大好き・おばさんの戯言

韓国ドラマに、急にハマってしまいました。 「あまちゃん」「半沢直樹」などのドラマ以降に、好きなドラマがなかったのです。 何気なくみた韓国ドラマに、どっぷりハマってしまったのです。 韓ドラ大好きと言っても、初心者なのですが頑張っています。

2024/05    04« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  »06
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第45話 募る恋しさ 

屋根の上に登り行列を見ていた時、大声で早く下りろと怒鳴られました。
慌てた子供たちが、屋根の間から落ちてしまったのです。
昑(クム)が両班に対して異を唱え、儒教の教えを諳んじたのです。
一人で対峙していると、昑までもが捕らわれそうになりました。
自分が王子だと言うのですが、誰も信じてくれないのです。

その時「昑」と呼ぶ声がして、トンイがその場に現れたのです。
両班はトンイに向かって、戯けた事をいう子の母親かと訊きました。
すると、トンイは毅然として話し出したのです。
  だったら何だ
  そなたは、その身なりからして儒学者ではないのか!
  なれば、町で暮らす王の側室が居ることは知っているはず
  違うか!

そこまで言っても、両班はトンイを側室と認めないのです。
トンイは少し声を荒らげて、王室を冒涜するのかと言いました。
王の子を冒涜した罪で、きつく罰せられてもよいのかと詰問したのです。

母親の話す姿を、昑は満足そうに見上げていました。
役人がトンイの住まいに来て、両班の処遇をどうするか伺いをたてます。
そうするといきなり、両班は淑媛の前にひれ伏し許しを請いました。
とんいは「もう良い、この者を放してやり子供たちを家に帰せ」と言ったのです。
命拾いした両班は、トンイが居なくなってからツイていないと言いました。
昑が太公望の教えをすらすら述べた事に、不思議がったいたのです。
(この者が誰よりも先に、昑が卓越した能力の持ち主である事を認識しました)

昑は今回のことで、トンイからお仕置きを受けていました。
ポン尚宮たちやファンたちを見て、助けを求める昑。
誰を見ても助けてくれないと、トンイはとても厳しかったのです。
ポン尚宮がもう十分ではと言うと、これからだ、覚悟するがいいと言うトンイ。
四人が許してくれるように懇願すると、トンイは桶を取ってくれました。
そして「付いて来なさい」と、昑を住まいの外に連れて行ったのです。

トンイの後を歩く昑は、いう事を聞かない子は虎に拐われると怖がっていました。
自分が悪かったというので、虎を返す事にしようと言うトンイ。
そして、弱い友達を庇った事はとても偉い事だと言ったのです。

トンイは行列が見える山の上に昑を連れて行き、その風景を見せたのです。
幼い頃は自分が大将だったと言うと、女が大将?と言われました。
トンイは女でも賤民でも、何でもできると教えていたのです。

昑は身分ではなく、才能が大事だと言っていた事を思い出しました。
行列に夢中になっている昑に、儒学者に言った言葉を塾で覚えたのかと訊くと、
昑は、トンイの部屋にある書で覚えたと答えたのです。
あの使節団が宮廷に行くなら、父上に会うのだと呟く昑。
「母上から父上の話を聞くのが一番好きです」と言うのです。
少し戸惑った様子ですが、トンイは話すと言ってくれました。

宮殿では使節団を迎え、宴を開いていました。
使節団に同行して世子が、都を案内して朝鮮の名物を紹介したそうです。
さらに詩まで贈ったとして、聡明な世子が居るので安泰だと話しました。
そんな中、世子の様子がおかしくなり、遂には倒れてしまったのです。

禧嬪もその話を聞いて、東宮殿に急いで向かいました。
ムヨルから、倒れた時の状況を聞いた禧嬪。
軽い目眩だと聞き、ムヨルをその場から外しました。

ムヨルが居なくなると、どの医官が見たのかと心配していたのです。
ヒジェが、主治医ではなくナム医官だと話しました。
その言葉を聞いて、禧嬪はホッとしたのです。

肅宗と王妃が居る所に、都承旨が来て世子の状況を話しました。
ナム医官の話によると“陽に当たり過ぎた”と伝えたのです。
それに反応したのが王妃で、主治医ではなくナム医官だというのが気になりました。

禧嬪はナム医官に、あの病状はどうだと詰問したのです。
世子の体が元々 弱い為にあらゆる煎じ薬を試しても効果がないと言いました。
このまま好転しなければ、世継ぎを望むのは無理だと話したのです。

禧嬪とヒジェは、ナム医官に清国の煎じ薬を調達するように命じました。
少しでも可怪しい動きをする場合は、始末するとヒジェが言うのです。
こんな重大な問題を、禧嬪たちは内緒にしていました。

肅宗が知ったなら、世子の座が揺らぐと言い出したのです。
禧嬪は淑媛が産んだ王子を気にしていて、不安がっていました。
かれこれ6年も会っていないので、肅宗に捨てられたとヒジェが言ったのです。
それでも禧嬪は、冷酷な肅宗が時を待っているかもと不安がりました。
世子の座を揺るがせるのは、淑媛が産んだ王子なのです。
肅宗が機会を狙って、淑媛と王子が宮殿に戻って来たならと・・・

王妃は王様が行かせた主治医ではなく、ナム医官に診せたのが怪しいと言いました。
元来、世子は主治医が診るのが慣例なのです。
ここ数ヶ月、世子を診ているのはナム医官だと話しました。

世子に全てを懸けている禧嬪が、主治医を拒んでその下の
ナム医官なのかと、腑に落ちないと言うのです。
その言葉を聞き、チャン・グンソクも頷いていました。

昑が父上の話をせがんだ夜、トンイは夜空を眺めていたのです。
それを見ていた昑に、ポン尚宮が声をかけました。
静かにと言って、自分が父の話をさせたから想い出していると話したのです。
トンイが肅宗に対して、とても悪い事をしたと昑に話していました。
それで父を悲しませたと聞いており、それが何かを知りたがったのです。
何故、父が母のことをそれほどまでに怒っているのかと・・・

昑は塾の広義で居眠りをしてしまい、先生に怒られてしまいました。
生徒の中には、トンイが賤民の出で罪を犯し宮廷から追い出されたという子がいて、
母親を侮辱された昑は、いい加減にしろと叫んでしまったのです。

先生に怒られ、小学は既に諳んじる事ができると言ってしまいました。
更に大学と中庸まで、全て理解していると話したのです。
それでも先生は認めないので、質問してくれと言い出しました。
先生の質問の途中で、昑はスラスラとその文章を説明したのです。
大学の時には、先生の質問の少しを聞いただけで答えてしまいました。
先生もそうですが、周りの生徒達が驚いてしまうほどだったのです。

トンイは中庸と大学の書を捜してみると、それは昑の部屋にありました。
不思議がっていた時、塾の先生が訪ねてきたのです。
字を覚えるのが早かったので、それからは何も教えていないと伝えました。

すると先生は、それらを王子は独学で学んだと話したのです。
小学だけではなく、中庸と大学も理解していると話しました。
それを聞いて、トンイは呆然としてしまったのです。

講義が終わって外に出ると、屋根の上から落ちた子供たちがいました。
話を聞いてみると、宮殿で王様からご馳走を振る舞ってもらえるそうなのです。
昑はこの子らと共に、宮殿に行って父上に会おうと思い付きました。

昑は賤民の子のように、顔を泥だらけにしました。
これで宮殿に入り、父上と会って言いたい事があるというのです。
時を同じくしてエジョンが、慌てて住まいに戻って来ました。
塾に王子を迎えに行ったら居らず、近くの子に聞いてみると、
事もあろうに王子は、宮殿に行ったと知らされたのです。
その事はすぐに、宮殿のチョン尚宮に伝わりました。

住まいに来てくれた二人は、ユ尚宮が宮殿で探していると言います。
そしてシム・ウンテクが、ソ・ヨンギに話しました。
親衛隊も、密かに王子を探す事になったのです。

そんな事になっているとは知らず、昑は王宮殿をめがけて急いでいたのです。
もう少しの所で、龍の刺繍を見つけたので“父上”と叫んでしまいました。
しかしそれは世子で、昑の思いは届かなかったのです。


肅宗が視察の帰りに何かの物音を聞き、そちらの方に歩いていきました。
するとそこには昑がいて、一人で泣いていたのです。
なかなか見つからないので、トンイ自らが捜しに行くと言いました。
おかしな音がすると思って来たら、こんな小さな子犬が居たかと。
以前ここで、そなたより大きな可愛い子犬を見つけた事があると言いました。
肅宗は昑に向かって、泣くのが済んだら腰を上げろと手を差し伸べたのです。

道に迷ったようだと言うと「そなた、何者だ」と言い出した昑。
見たところ立派な者のようだが誰なのだ、恩を覚えておくためだと言い出します。
肅宗が「こやつ」と言ったので、無礼だと言い出した昑。

「私は王子だ、王様の血を受け継いだ王子なのだ」と言いました。
それを聞いて驚いた肅宗は、昑に確認しようとしたのです。
しかしその時、捜しに来たトンイの声で「母上だ」と行ってしまいました。

心配して捜しに来たトンイを、その子が抱き合っていたのです。
肅宗はその光景を、陰から見ていました。
この6年間、ひたすら我慢してきたトンイの姿がそこにあったのです。


住まいに帰っても、トンイは昑を叱りませんでした。
何故だと聞かれ、昑の気持ちが分かると言います。
父に会って母を許して貰いたいし、一度は自分も会いたいと言いました。

それは父上を苦しめることになると、トンイは言ったのです。
どうしてか、どうして自分は父を苦しめるのかと言いかけました。
昑が可愛くて、手放せなくなってしまうとトンイは話したのです。
トンイの切ない思いを、昑は感じていました。

その頃、肅宗は昑とトンイの姿を想い出していたのです。
「見たであろう、淑媛がすぐそこに居た。昑がそこに居たのだ」と。
恋しく思い、抱きしめたいと思い続けた我が子なのです。
「良く育ってくれた」と、6年の切ない月日を感じていました。

王妃付きの女官・チョングムが、ナム医官の下の医女から情報を得て来ました。
世子には特別に、宮殿の外から入る煎じ薬を出しているのです。
これで王妃は、禧嬪が隠しているのは世子の病気の事だと推察しました。

禧嬪付きの女官・ヨンソンは、母のユン氏から清国の薬剤を渡されます。
それをナム医官が煎じて、世子に飲ませていました。
全てを世子に懸けている禧嬪にとって、今が正念場になっていたのです。

その頃、町ではオ・テプンの息子であるホヤンが暴走していました。
王の側室であるトンイを、今でも慕っていたのです。
トンイを見ながら「お前は天女だ」と、叫んでいました。

そこにオ・テプンが来て“このうつけ者が”と怒っていました。
王様が6年も見捨てているから、自分が守ると言い出したのです。
彼がしようとした事は、夜になって袋に詰めて拐う事でした。

そんな事も知らず、トンイは昑を呼んで書を覚えているのかと試すと、
昑はスラスラと意味を説明したのです。
本当に大学も中庸も理解していると、トンイは驚いてしまいました。
これを受けてトンイは、昑を塾に行かせてはいけないと決断したのです。

そんな事とは知らず、昑は塾に向かいました。
塾に入ろうとした時に、肅宗が止めたのです。
鴨居に他の子達が、仕掛けをしたと教えました。
逆にその仕掛けで他の子達に、仕掛けが落ちるように仕向けたのです。
そして昑の「逃げるぞ」の一声で、肅宗たちは走り始めました。
ところが、すぐに肅宗は息切れをしてしまったのです。
少し休んでいこうと言うと、昑がトンイと同じ事を言い出しました。
「大の男が情けない、どれだけ育ちがいいのか」と。
その時、肅宗はトンイに言われた時を想い出していました。
「王子様も同じ事をおっしゃる」と懐かしそうに話す肅宗。
そして次の瞬間、自分を漢城府の判官だと名乗ったのです。
そこに、昑を捜しに来たトンイが現れたのです。
昑の姿を見つけたのですが・・・

<用語の簡単補足>
(朝廷に関する用語)
  議政府(ウイジョンブ):最高行政官庁
  内禁衛(ネグミ):王室の警護を担当する親衛隊
  内医院(ネイウォン):王と王室の薬を調剤する官庁
  内需司(ネスサ):王室の財産を管理する部署
  漢城府(ハンソンブ):都の行政・司法を担当する官庁
  監察府(カムチャルブ):女官を監督する部署
  司憲府(サホンブ):役人の違法行為を監督する官庁
  捕盗庁(ポトチョン):犯罪を取り締まる官庁
  義禁府(ウィグムブ):重罪人を取り調べる官庁
  掌楽院(チャンアゴン):宮廷の音楽を担当する部署
  右捕盗庁(ウポドチョン):都の西部・北部を管轄する捕盗庁 
  洗踏房(セタッパン):洗濯をする部署
  礼賓寺(イェービンシ):賓客や宰臣の饗宴や食物を司った官庁

(官職名)
  庶尹(ソユン):漢城府の重職
  左議政(チャイジョン):朝廷の高位官職名
  都承旨(トスンジ):王命の伝達と王への報告を行う官庁の長官
  従事官(チョンサガン):捕盗庁の隊長
  最高尚宮(チェゴサングン):最高責任者の尚宮を称す
  判官(パンガン):官庁の高位官職名
  大司憲(テサホン):司憲府(サホンブ)の長官 

  発兵符(パルピョンブ):王が兵の動員を命じる札
  令牌(ヨンペ):王の命令で動いている事を示す札
  謄録類抄(ツゥンノンユチョ):国境の軍の配置記録書

(内命婦)
  淑媛(スグォン):王の側室に与える官位の一つ・従四品相当
  承恩尚宮(スンウンサングン):王の寵愛を受けて尚宮になった女官・正五品相当

(その他)
 信標(シンピョ):王室の者である事を証明する札
 楽記(ガッキ):音楽に関する経典
 六経(リクケイ):儒教の6種類の経典
  賓慶堂(ポギョンドウ):トンイが暮らす住まい
  親蚕礼(チンジャムネ):王妃主宰の養蚕を奨励する儀式
  恵民署(ヘミンソ):庶民の医療施設
  唐鞋(タンヘ):唐草模様を施した革靴
  白朮天麻湯(ビャクジュツブシトウ):煎じ薬の一種・関節痛や神経痛などに効く
  奚琴(ヘグム):二弦の弦楽器 日本語でけいきん、中国語でシーチンと読む
  豊山犬(プンサン):狩猟犬
  御酒(ゴジュ):王が注いでくれるお酒の事
  剣契(コムゲ):賤民たちの秘密組織
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2年前に病気になり、自由に外出ができなくなりました。
そんな時に、たまたま見た「奇皇后」で、韓国ドラマにハマりました。
リアルタイムに追いつくのは、アッという間でした。

心が折れそうになった時に、必ず見るのドラマがあります。
「宮(クン)Love in Palace」の16話と最終話。
泣きたい時のお薦めです。

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