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韓ドラ大好き・おばさんの戯言

韓国ドラマに、急にハマってしまいました。 「あまちゃん」「半沢直樹」などのドラマ以降に、好きなドラマがなかったのです。 何気なくみた韓国ドラマに、どっぷりハマってしまったのです。 韓ドラ大好きと言っても、初心者なのですが頑張っています。

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第42話 断ち切れぬ友情

前の一件で、流刑となった者たちが次々に帰る事になりました。
オ・テソクも、甥のユンが帰るものと信じていたのです。
自分の味方を得て、再起の機会も巡ってくるだろうと考えていました。

『トンイ(同伊)』承恩尚宮時代(31話~)の主なキャスト

『トンイ(同伊)』まとめ一覧

トンイがあの暗号を解読して、全ての事が分かりました。
オ・テソクが南人の長老を殺してその座に収り、罪を剣契に被せて。
彼一人ではできない、関与した者がいるとソ・ヨンギが話しました。
その言葉を聞いたトンイが“禧嬪様”と言って、帰っていきました。

トンイは住まいに帰り、あの鍵飾りの図案を持って禧嬪を訪ねました。
禧嬪はムヨルと会い、剣契との繋がりを知って帰ってきたのです。
トンイの周辺を調べろと指示を出した時、トンイに呼び止められました。

こんな夜分に何をしていたのかと、怪訝そうにトンイは禧嬪を見ました。
ムヨルと会っていた事を、見透かされた気分なのです。
そして、この時間に訪ねてきたのは、鍵飾りの事だと話し始めました。

確かに、トンイが掌楽院の奴婢だった頃に、鍵飾りを見せてくれと、
頼まれた事があり、その時に見せたのは常に持ち歩く物ではありませんでした。
鍵飾りの図案を見た禧嬪は、心の中で自分の物だと呟いたのです。
確かに禧嬪の持ち物かと再度、トンイは確認してきたのです。
禧嬪は何の為に、そんな不可解な事を聞くのだと興奮していました。
それには何も答えず、トンイは部屋から出て来たのです。
もう一度、禧嬪の住まいを振り返って見たトンイ。
   禧嬪様なのですか
   父と剣契を死に追いやった首謀者は
   禧嬪様とオ・テソク様なのですか
   あの陰謀を、禧嬪様もご存知だったのですか


トンイが帰った後で、禧嬪は不安を感じていました。
何を確認したかったのかと、考えても解らなかったのです。
そして、禧嬪はトンイが何かを知っていると思っていました。

真実を知ったトンイの元に、チョンスが来てくれました。
確認したいと言って、ソ・ヨンギの所から出て言ったトンイを心配して。
禧嬪が黒幕だったと話し、何も知らずに彼女に仕えたと話しました。

禧嬪の真心を信じて協力したと、とても後悔していたのです。
父と兄や剣契を犠牲にして、地位を得た人たちを許せないと話しました。
チョンスも同じ思いをなので、トンイの悔しさがよく伝わってきたのです。

オ・テプン親子も都に戻り、大喜びしていました。
全財産を差し出したので、戻る家は元の屋敷ではありません。
ヒジェも帰って来て、母に禧嬪に会って喜びを伝えたのです。


トンイ達は、手の動きだけでは真実を証明できないと話していました。
するとトンイが、証拠がないなら作ればいいと言い出したのです。
オ・テソクに、自ら立証させると言い出しました。

それはオ・テソクの屋敷に、張り紙をさせたのです。
彼の手足となるオ・ユンたちが、帰ってこれなかった事に腹を立て、
ムヨルの居る漢城府に向かう時でした。

屋敷の塀にある張り紙を見て、オ・テソクは焦ったのです。
それを持って、ムヨルに会いに行きました。
自分と禧嬪とムヨルしか知らない事実を、他にも知っていると気付いたのです。

オ・テソクは、義禁府(ウィグムブ)のナム都事(トサ)を呼べと執事に命じました。
それを見ていたのは、ソ・ヨンギが送った見張りの者たちです。
すぐにチョンスが、それを報告しました。

しかし、オ・テソクが向かったのがムヨルだと言うのです。
そのムヨルは、張り紙を見ながら剣契が真相を知っているのかと考え、
ミン武官に、捕盗庁(ポトチョン)に行って剣契の資料を持ってこいと命じました。

その頃、肅宗は剣契に殺された両班たちの資料を見ていました。
「いずれの両班も、奴婢から酷い搾取をした者ばかりだ」と言います。
トンイの“賤民が剣を取ったのには理由がある”という言葉を思い出していました。


トンイはオ・テソクをどうするかは、ソ・ヨンギに任せると言いました。
そして全てが明らかになったら、隠していた事を肅宗に話すと言い、
全ては幼い頃に、自分が見た手の動きから始まったと続けました。

それを隠したままで、真相を明らかにする事はできないと言います。
剣契の件は濡れ衣だったので、王様も許してくれるとソ・ヨンギが言いました。
トンイは「王様の許しは望みません」と、決意が硬いのです。

1つだけ避けたい事がある、それは王子のことだと言いました。
母親の事で辛い思いをさせたくないので、辛い事をお願いしたいと。
この先、何があってもソ・ヨンギには無事でいてくれと頼みました。

宮廷で王子を守ってくれ、何があっても自分の事は知らぬ振りをしてくれ、
自分の命令で、事件を調べただけだと言ってくれと頼んだのです。
剣契の頭の娘の事も知らなかった、これがどれほど辛いかは分かっていると。
自分に何かあった時、この宮廷で王子を守れるのはソ・ヨンギだけだと言いました。
ソ・ヨンギは、トンイの覚悟を知ったのです。
彼が帰ったあと、トンイは優しく王子を抱いていました。


チョンスは犯人が分かったと、ケドラに伝えに行きました。
しかしケドラは、捕まったとしても逃げられると言うのです。
この国は両班の国で、処罰されても流刑程度だと諦めていました。

チョンスは、王様が厳しく処罰してくださると言いました。
しかしケドラは、王様も両班の仲間だと言って、信用しません。
チョンスは「それは違う、王様は正しい処罰を下される」と説得しました。

オ・テソクは、剣契の記録を抹消しろと都事に命じました。
事件当時、この件を仕切っていたのはホン・テユンだと分かったのです。
その者を始末するように命じてあると聞き、オ・テソクはホッとしました。

ムヨルは人目も憚らず、禧嬪の住まいを訪れました。
剣契の事を調べてみると、頭には幼い娘が居たと話したのです。
禧嬪が娘の人相書を見て、名前がチェ・ドンイと聞いた時でした。
その瞬間、禧嬪は幼いトンイを会った時の事を思い出したのです。
落とした鍵飾りを見つけてくれたのが、その時のトンイでした。
これでトンイが見せた奇妙な探りが何なのか、判明したのです。

都事は捕盗庁で剣契の資料を探していると、シム・ウンテクが来ました。
その場で捕まり、連れて行かれました。
今度はホン・テユンの住まいに、賊が入り込んだのです。

しかしそれも、チョンスが兵を伴い現れて捕まってしまいました。
今度はトンイも番で、王妃の元に行き、お話したい事があると言います。
宮廷内に激震が走ると、報告していきました。
詳しい事を調べる為、王妃はソ・ヨンギに会ってくれと頼んだのです。

トンイが肅宗を訪ねて王宮殿に行きましたが、視察の為に不在でした。
肅宗はこの3ヶ月で、捕盗庁に届いた事件を調べていたのです。
どれも両班からの訴えで、賤民からの訴えは全くありませんでした。

ムヨルはヒジェを呼び、張り紙はオ・テソクを揺さぶる道具だったと話しました。
禧嬪はこの危機が、千載一遇の好機だと言ったそうです。
好機に変える為、ヒジェはオ・テソクの屋敷に向かいました。

オ・テソクがしっぽを掴まれたので、都を離れるべきだと説得したのです。
それを信じて、オ・テソクは都を離れる決心をしました。
同じ頃、ケドラにもオ・テソクが逃亡を企てていると知らせが入りました。
オ・テソクが、重要な証人であると知っているケドラ。
自分達で逃亡を阻止しようと、動き出したのです。
山の中腹まで来た時、人の叫び声を聞きました。

それは兵士たちが、オ・テソクの下僕を斬り殺した時のものでした。
執事も殺され、オ・テソクも呆気無く逝ってしまったのです。
ケドラが現場に到着するのを待って、隠れていた者達が飛び出してきました。


この話は、チョンスからトンイに伝わりました。
オ・テソクの遺体と、剣契の遺体がそこにあったというのです。
剣契の砦は、兵士たちの手で無残にも叩き潰されてしまいました。

ソ・ヨンギは、剣契が犯人だと思い早まった事をしたと言います。
チョンスは、頭がトンイの幼馴染だから絶対に違うと言い張りました。
そしてこれは罠だったのではと言い、ムヨルは信用に足る人間かと言います。

そこにウンテクが走りこんで来て、頭が逃げていると伝えました。
漢城府が血眼で探していると聞いて、先に見つけると決めたのです。
この事が一つの引き金になり、トンイの周辺が騒がしくなっていきました。

ケドラは血だらけになって、ソリの妓楼に辿り着きました。
「トンイに伝えて下さい、罠でした。奴らが・・・」と言って気を失いました。
トンイにその事が伝わって、誰でもいいから呼んで来てとポン尚宮に頼んだのです。


ムヨルの陣営では、ケドラの居場所を突き止めました。
ミン武官は何故、捕らえないのかとムヨルに訊いた時です。
視察中の肅宗がその場に現れ、ムヨルは伝えたい事があると言いました。

ユ尚宮にシビたちが、禧嬪に逆らえずにトンイを見張っていたと告白しました。
ご恩のある淑媛を裏切っているので、居た堪れないと言うのです。
ユ尚宮はこれをすぐに、チョン尚宮に報告しました。

禧嬪に断れなかったので、自分の所で止めておこうと思ったそうです。
しかしムヨルが、ユ尚宮を信用できないとシビ達に命じていました。
すぐにトンイの住まいに行くと、トンイは既に居なかったのです。
そこにソ・ヨンギも来て、トンイが居なくなったと知らされました。

トンイは宮殿の中で待っていても、ただ時間が過ぎるだけと感じていました。
そして、誰にも知られずに監察府の服を来て、妓楼に向かったのです。
都中にいる兵士の目を盗んで、トンイはソリの妓楼に到着しました。

死にそうになっているケドラを見て、トンイは逃がしてあげると言い出し、
自分の信標(シンピョ)を出して、これで王室の船を手配してと頼んだのです。
ソリは躊躇しますが、トンイは急いでと叫びました。

トンイの願いを聞き入れ、ソリの執事が船着場に行きました。
その帰りに、漢城府の兵が来ると知らせてきたのです。
誰もが逃げるように言いますが、トンイは動きませんでした。
ケドラと何度も叫んでいた時「トンイ」という声が聞こえたのです。
そこには視察の服装をした肅宗が立っていました。
トンイは大罪を犯した剣契の頭を、傍らに抱いていたのです。


 emoji 感 想 emoji
トンイと剣契は、まんまとムヨルの罠に嵌ってしまいました。
これが全て、ヒジェが指揮を取っていたとしたら・・・
おそらく、ここまで緻密な事はできなかったでしょう。

それだけムヨルの能力が優れているという事ですね。
こんなに素晴らしい力を持っているのにと、とても残念です。
正義の為に使ったとしたら、それは後世に残るくらいの事が出来たはず。

それとこの回では、トンイが一人になってしまう事で
事が更に、大きくなってしまったと思いませんか?
いつもなら、誰かが宮廷に居るはずなのに。

そして肅宗を訪ねた時、視察に出ていなければ。
絶対にトンイの口から真実を話し、こじれることもなかったでしょう。
誰にも相談できずに、珍しくトンイが感情で動きました。

信標を出した時、禧嬪が以前に行った事と同じでしたよね。
あの時は、謄録類抄(ツゥンノンユチョ)を奪うために、禧嬪がヒジェに与えました。
同じ事をしているようで、とても心が痛く感じてしまいました。


<用語の簡単補足>
―この回で登場した用語―
信標(シンピョ):王室の者である事を証明する札
楽記(ガッキ):音楽に関する経典
六経(リクケイ):儒教の6種類の経典
(朝廷に関する用語)
  議政府(ウイジョンブ):最高行政官庁
  内禁衛(ネグミ):王室の警護を担当する親衛隊
  内医院(ネイウォン):王と王室の薬を調剤する官庁
  内需司(ネスサ):王室の財産を管理する部署
  漢城府(ハンソンブ):都の行政・司法を担当する官庁
  監察府(カムチャルブ):女官を監督する部署
  司憲府(サホンブ):役人の違法行為を監督する官庁
  捕盗庁(ポトチョン):犯罪を取り締まる官庁
  義禁府(ウィグムブ):重罪人を取り調べる官庁
  掌楽院(チャンアゴン):宮廷の音楽を担当する部署
  右捕盗庁(ウポドチョン):都の西部・北部を管轄する捕盗庁 
  洗踏房(セタッパン):洗濯をする部署
  礼賓寺(イェービンシ):賓客や宰臣の饗宴や食物を司った官庁

(官職名)
  庶尹(ソユン):漢城府の重職
  左議政(チャイジョン):朝廷の高位官職名
  都承旨(トスンジ):王命の伝達と王への報告を行う官庁の長官
  従事官(チョンサガン):捕盗庁の隊長
  最高尚宮(チェゴサングン):最高責任者の尚宮を称す
  判官(パンガン):官庁の高位官職名
  大司憲(テサホン):司憲府(サホンブ)の長官 

  発兵符(パルピョンブ):王が兵の動員を命じる札
  令牌(ヨンペ):王の命令で動いている事を示す札
  謄録類抄(ツゥンノンユチョ):国境の軍の配置記録書

(内命婦)
  淑媛(スグォン):王の側室に与える官位の一つ・従四品相当
  承恩尚宮(スンウンサングン):王の寵愛を受けて尚宮になった女官・正五品相当

(その他)
 信標(シンピョ):王室の者である事を証明する札
 楽記(ガッキ):音楽に関する経典
 六経(リクケイ):儒教の6種類の経典
  賓慶堂(ポギョンドウ):トンイが暮らす住まい
  親蚕礼(チンジャムネ):王妃主宰の養蚕を奨励する儀式
  恵民署(ヘミンソ):庶民の医療施設
  唐鞋(タンヘ):唐草模様を施した革靴
  白朮天麻湯(ビャクジュツブシトウ):煎じ薬の一種・関節痛や神経痛などに効く
  奚琴(ヘグム):二弦の弦楽器 日本語でけいきん、中国語でシーチンと読む
  豊山犬(プンサン):狩猟犬
  御酒(ゴジュ):王が注いでくれるお酒の事
  剣契(コムゲ):賤民たちの秘密組織
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プロフィール

HN:
何処にでもいるおばさん・chae
性別:
女性
職業:
ただの主婦
趣味:
韓国ドラマ鑑賞
自己紹介:
2年前に病気になり、自由に外出ができなくなりました。
そんな時に、たまたま見た「奇皇后」で、韓国ドラマにハマりました。
リアルタイムに追いつくのは、アッという間でした。

心が折れそうになった時に、必ず見るのドラマがあります。
「宮(クン)Love in Palace」の16話と最終話。
泣きたい時のお薦めです。

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