韓ドラ大好き・おばさんの戯言
韓国ドラマに、急にハマってしまいました。 「あまちゃん」「半沢直樹」などのドラマ以降に、好きなドラマがなかったのです。 何気なくみた韓国ドラマに、どっぷりハマってしまったのです。 韓ドラ大好きと言っても、初心者なのですが頑張っています。
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第33話 疫病の正体
命を懸けるから女官を返せと言うのは、王に助けて貰えると思っているのか？
ここは内命婦(ﾈﾐｮﾝﾌﾞ)だから、王でも関与できないときつく言います。
女官など不相応だと言いながら、自分と同じ野心があったオクチョンが言います。
トンイは今まで黙っていましたが、自分の気持ちを正直に話しました。
オクチョンが、何を持って野心と言うのかが分からないと答えます。
正しい事を貫くのが野心だと言うなら、自分には野心があると言えますと。
誰であれ、無実の罪に問われるのは放おっておけないと続けました。
これまでは力のある者が、なに食わぬ顔で力の弱い者を虐げてきたと話します。
自分は今の立場で、できる限りの事をして無実の弱い者を守ると言いました。
それが、自分の過分な座を与えられた理由だと信じていると話したのです。
オクチョンは、やれるものならやってみろという表情でした。
力のある者がない者を虐げる理由は、それが力で権力というものだと言います。
トンイの立場では、何も出来ないという事が分かると脅しました。
部屋を出たトンイは複雑な心境で、改めて王妃殿を眺めていたのです。
トンイはその足で監察府(ｶﾑﾁｬﾙﾌﾞ)に向かい、最高尚宮に会いました。
呆気に取られたユ尚宮は、トンイを眺めているばかりだったのです。
ポン尚宮が「恐れ入りますが、礼を尽くすのをお忘れですか」と言いました。
宮殿の疫病の事で相談に来たと言って、中に入っていきます。
チョン尚宮たちが、オクチョンとの約束を聞いて驚いてしまいました。
気が付くと口から出ていたと言うトンイは、あっけらかんとしているのです。
そして、生き残る方法を考えなくてはと、明るく言いました。
トンイが去った後、チョ尚宮に誰が疫病の件を引き起こしたかと詰問しました。
ソンヨンがユン氏の屋敷に向かい、オクチョンに全てを見抜かれたと話します。
すぐに王妃殿に向かうと、オクチョンは怒り心頭でした。
ユン氏は、病は女官にしか広がらず、その罪をトンイに被せると話したのです。
そう簡単にはいかない、あの者を甘く見るなと怒りを抑えて言いました。
このような方法ではなく、もっと懸命な事を選ぶべきだと窘めたのです。
以前、ヒジェからこの座に付けたのは、自分の代わりに汚い事をした者が居たと。
そうして手にしたこの座を汚い手が必要なら、今度は自分が汚い手を使う、
トンイから奪うべきものは、命ではなく肅宗の信頼だと断言しました。
肅宗は今回の事が心配で、オクチョンの言葉も信じる事ができませんでした。
ハン内官にトンイの事を調べて貰い、監察府から住まいに戻ったと聞いたのです。
当のトンイは、発病した者たちの衣服を調べていました。
疫病が、身分を選ぶ訳がないと言って、必死に探っています。
そんな時、肅宗がトンイが心配で訪ねてきました。
出迎えた時、トンイは検査していた女官の服を持っていたのです。
トンイは肅宗に黙って見守ってと伝え、肅宗は驚いていました。
これは女官たちの問題で、今の自分はその高い地位に付いているので、
疫病の原因が、ここの女官でも自分でもないと証明すると言いました。
この件が、オクチョンが仕掛けたと思わないかと言い出す肅宗。
そして、トンイの口からは言えないだろうと気を使います。
オクチョンが苦しんできたが、権力を手にしてやり返すと話しました。
肅宗を送った帰りに、炊事係が倒れてしまったのです。
女官たちと同じ症状だと、ポン尚宮が言いました。
食事は女官と同じ物を食べておらず、病人に近付いた事もないのです。
翌朝になって、オ・ユンの元にトンイの記録が無いと伝わりました。
書類を見て、12年前に掌楽院の奴婢になったと書いてあります。
まだ子供だったのに、可怪しいと部下が続けました。
トンイを掌楽院に入れた者を捜して捕らえると、オ・テソクに話します。
彼は騒ぎで血を流すと注目を集めてしまうと、窘めました。
もっと良い方法があると言われ、オ・ユンは考えたのです。
オ・テプン親子に、ファンとヨンダルが妓楼に呼ばれました。
ヨンダルは「あいつらが奢るなんて、王様の御酒より怖い」と言います。
これにはオ・ユンの意図があり、二人にトンイの話を聞こうとしていました。
ソ・ヨンギたちが馬を替える為に寄った役所で、急ぎの書状が来ていました。
使節団が通ったら連絡するようにと、ソ・ヨンギが指示を出していたのです。
休んでいる間に、チョンスからトンイが承恩尚宮になったと聞いたシム・ウンテク。
ウンテクは、トンイにくっついて出世できると言い出します。
それを聞いたチョンスは、ウンテクを睨み付けました。
ほんの冗談だと言いながらも、本当の兄ではないと言い出します。
姓が違うし目で分かると言われ、これからは注意しろと言われました。
トンイが王子を産んだなら、王になるかもしれないと言うのです。
今の王妃も承恩尚宮だったので、可能性は無い訳でもないと話しました。
ソ・ヨンギが戻って来て、すぐに都に戻ると言い出します。
チョンスが何故かと尋ねると、トンイに何か良くない事が起こったと。
それを聞いたチョンスとウンテクに、一瞬にして緊張が走りました。
今度はエジョンが倒れ、寝込んでしまいました。
何の手がかりもないまま、時間だけが過ぎているのです。
共通するものがあるはずなのに、原因が分からないと言いました。
心配で食事が喉を通らないトンイに、食事が出されました。
箸を差し出した水剌間(ｽﾗｯｶﾝ)の女官が、手に火傷をしていたのです。
自分も掌楽院の時、痛かったと言って薬を渡しました。
しかし、水剌間では体に匂いのある物を付けられまいのです。
「何も塗ってはいけない？水剌間？」と、トンイはヒントを得ました。
いたるところに病人が出ているのに、水剌間では病人が出ていないのです。
チョン尚宮たちが呼ばれ、女官が使う化粧品やおしろいが原因だと話しました。
監察府では、共通のおしろいなどを探すように指示が出されたのです。
チョン尚宮は炊事係に、女官の私物に手を出したかと訊きました。
そしてチョン尚宮は、トンイの前に同じおしろいを並べました。
炊事係は女官のおしろいに手を出したと答え、これが判明したのです。
常に使う物なのに何故、急に発病したのかは不明なままでした。
記録を調べると、これが出回った時がトンイが宮廷に入ったのと重なるのです。
チョンウムは、これはトンイを狙った謀だと断言しました。
驚くトンイに向かって、チョン尚宮は頷いて見せたのです。
オクチョンとの約束の期限である、3日目になりました。
トンイの様子を訊くと、ソンヨンは補艶署(ﾎﾟﾖﾑｿ)を調べていると答えます。
化粧品の製造所に目を付けるとは、さすがにトンイだと言いました。
おしろいを持ち込んだ女官が分かりました。
人気だという物を買って、手間賃を上乗せして売っただけと答えたのです。
町で売って歩く売り子から、妓生にも人気だと聞いただけだと言うだけでした。
監察府のユ尚宮が、トンイを迎えに来たのです。
同行する前に、ポン尚宮に細かく指示を出しました。
まず掌楽院に行き、ファンとヨンダルを見つけます。
ファン達に連れて行って貰い、ソリの妓楼に行きました。
細かく話すと、ソリも妓生の体調不良を気にしていたのです。
そこで売り子が来ていたと知り、その住まいに向かいました。
同じ頃、チョン尚宮は捕盗庁のナム副官たちとおしろいの経路を調べ、
オクチョンの実家に出入りする売り子が、最近では頻繁だったと知ります。
総動員で、その住まいに向かっていたのです。
同じ住まいの前で、二つの操作経路が重なりました。
しかし売り子は居らず、住まいは荒らされていたのです。
せっかくの手がかりなのに、皆が落胆していました。
トンイが監察府に捕らわれたと知った肅宗。
心配になり、チョン尚宮を呼んで経緯を説明して貰いました。
調査している途中を話せと言われ、実家が関わっているかもと話したのです。
その話を王宮殿付きの尚宮が、ヨンソンに話してしまいました。
こうなると、強気のオクチョンでも、罪を隠す技を使わなくてはなりません。
捕らえているトンイを釈放し、実家の協力で犯人を捕らえたと肅宗に報告したのです。
ポン尚宮は必死におしろいの事を突き止めたのに、手柄を横取りされたと言うと、
トンイは事実だと云いますが、チョン尚宮は事実とは異なると話したのです。
軽率にも王に話した事で、こんな結果になったと言い出しました。
トンイは二人の話を聞いた後で、オクチョンを訪ねました。
動かれたのは自分の為かと言われ、大笑いするオクチョン。
大事な忠告をすると言い出し、ここは正義を貫く所ではないと言います。
誤った事でも、正しいと思わせる所だと言いました。
オクチョンは自分を引きずり降ろし、前王妃を据えたいならば、
心の動揺を見せてはならぬと、平然と話したのです。
「分かったか、これは始まりにすぎないのだ」と。
ソ・ヨンギとチョンスが帰って来て、大変だったと言いました。
暫く留守にしただけなのに、このような事になりとソ・ヨンギは驚いています。
シム・ウンテクは、安全な所に留まらせたと話しました。
トンイはこうなると、あの人達の悪事を証明できると言います。
しかし、ソ・ヨンギたちの顔色が優れませんでした。
ヒジェが肅宗から呼ばれ、それを知ったオクチョンも焦っていました。
肅宗はヒジェに、清国の使節団が世子承認書を持ってきたので、
それが全て、そなたの手柄だと言われたのです。
ソ・ヨンギはトンイに、世子の承認書を持ってきたと話しました。
あの謄録類抄(ﾂｩﾝﾉﾝﾕﾁｮ)は偽物なのにと、トンイは焦っています。
事の経緯はともあれ、世子承認が本物なら奴らは罪を免れると話しました。
それどころか、世子の側近となってより大きな権力を握ると話したのです。
トンイは自分達の手に有る謄録類抄は、紙屑同然になるのかと言いました。
命がけで守ったのにと、全員が肩を落としてしまったのです。
＜用語の簡単補足＞
（朝廷に関する用語）
議政府(ｳｲｼﾞｮﾝﾌﾞ)：最高行政官庁
内禁衛(ﾈｸﾞﾐ)：王室の警護を担当する親衛隊
内医院(ﾈｲｳｫﾝ)：王と王室の薬を調剤する官庁
内需司(ﾈｽｻ)：王室の財産を管理する部署
漢城府(ﾊﾝｿﾝﾌﾞ)：都の行政・司法を担当する官庁
監察府(ｶﾑﾁｬﾙﾌﾞ)：女官を監督する部署
司憲府(ｻﾎﾝﾌﾞ)：役人の違法行為を監督する官庁
捕盗庁(ﾎﾟﾄﾁｮﾝ)：犯罪を取り締まる官庁
義禁府(ｳｨｸﾞﾑﾌﾞ)：重罪人を取り調べる官庁
掌楽院(ﾁｬﾝｱｺﾞﾝ)：宮廷の音楽を担当する部署
右捕盗庁(ｳﾎﾟﾄﾞﾁｮﾝ)：都の西部・北部を管轄する捕盗庁
洗踏房(ｾﾀｯﾊﾟﾝ)：洗濯をする部署
礼賓寺(ｲｪｰﾋﾞﾝｼ)：賓客や宰臣の饗宴や食物を司った官庁
礼賓寺(ｲｪｰﾋﾞﾝｼ)：賓客や宰臣の饗宴や食物を司った官庁
（官職名）
左議政(ﾁｬｲｼﾞｮﾝ)：朝廷の高位官職名
都承旨(ﾄｽﾝｼﾞ)：王命の伝達と王への報告を行う官庁の長官
従事官(ﾁｮﾝｻｶﾞﾝ)：捕盗庁の隊長
最高尚宮(ﾁｪｺﾞｻﾝｸﾞﾝ)：最高責任者の尚宮を称す
判官(ﾊﾟﾝｶﾞﾝ)：官庁の高位官職名
大司憲(ﾃｻﾎﾝ)：司憲府(ｻﾎﾝﾌﾞ)の長官
発兵符(ﾊﾟﾙﾋﾟｮﾝﾌﾞ)：王が兵の動員を命じる札
令牌(ﾖﾝﾍﾟ)：王の命令で動いている事を示す札
（内命婦）
淑媛(ｽｸﾞｫﾝ)：王の側室に与える官位の一つ・従四品相当
承恩尚宮(ｽﾝｳﾝｻﾝｸﾞﾝ)：王の寵愛を受けて尚宮になった女官・正五品相当
（その他）
賓慶堂(ﾎﾟｷﾞｮﾝﾄﾞｳ)：トンイが暮らす住まい
賓慶堂(ﾎﾟｷﾞｮﾝﾄﾞｳ)：トンイが暮らす住まい
親蚕礼(ﾁﾝｼﾞｬﾑﾈ)：王妃主宰の養蚕を奨励する儀式
恵民署(ﾍﾐﾝｿ)：庶民の医療施設
唐鞋(ﾀﾝﾍ)：唐草模様を施した革靴
白朮天麻湯(ﾋﾞｬｸｼﾞｭﾂﾌﾞｼﾄｳ)：煎じ薬の一種・関節痛や神経痛などに効く
奚琴(ﾍｸﾞﾑ)：二弦の弦楽器 日本語でけいきん、中国語でシーチンと読む
豊山犬(ﾌﾟﾝｻﾝ)：狩猟犬
御酒(ｺﾞｼﾞｭ)：王が注いでくれるお酒の事
剣契(ｺﾑｹﾞ)：賤民たちの秘密組織
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何処にでもいるおばさん・chae
性別：
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職業：
ただの主婦
趣味：
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自己紹介：
2年前に病気になり、自由に外出ができなくなりました。
そんな時に、たまたま見た「奇皇后」で、韓国ドラマにハマりました。
リアルタイムに追いつくのは、アッという間でした。
心が折れそうになった時に、必ず見るのドラマがあります。
「宮（クン）Love in Palace」の16話と最終話。
泣きたい時のお薦めです。
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