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韓ドラ大好き・おばさんの戯言

韓国ドラマに、急にハマってしまいました。 「あまちゃん」「半沢直樹」などのドラマ以降に、好きなドラマがなかったのです。 何気なくみた韓国ドラマに、どっぷりハマってしまったのです。 韓ドラ大好きと言っても、初心者なのですが頑張っています。

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第32話 命がけの取り引き

肅宗とトンイの初めての夜が終わり、肅宗はとても楽しそうでした。
講義の時でも、トンイの事を想ってニヤニヤしているのです。
それでも内容は全て理解しており、講師の間違いを正す程の聡明さでした。

肅宗は、慣例となっている日傘を嫌いました。
理由はトンイが望む、浅黒い男となる為だったのです。
取り巻きは慌てますが、ハン内官は平然とこなしていました。

一方のトンイは、黙って部屋にジッとしていられません。
今日もお付の女官たちが、大騒ぎで捜していました。
トンイは、外の空気を吸いながら内命婦の掟を覚えていたのです。

皆が騒いているので、トンイは自分の居場所を伝えました。
外出する時は声をかけてと言われ、謝るばかりなのです。
話す言葉も敬語なので、女官からも窘められてしまいました。

その女官が、少し顔色が悪かったのです。
部屋で休めと言っても、言う事を聞きません。
そこでトンイは、命令口調で話したのです。
「これ、従え!」と言い、命令も便利だと笑っていました。

ハン内官が訪ねてきて、トンイの女官を選ぶ話をしました。
トンイの住まいが出来上がると、今の女官たちは元の部署に戻るそうで、
顔見知りの者を選べばと、ハン内官が助言してくれました。

チョン尚宮とチョンウムが、トンイの元に来ると言い出します。
宮廷は恐ろしい所なので、信頼できる者を身近におくべきだと言いました。
トンイは二人が監察府での志を妨げたくないと、それを認めません。
信頼できる者を探すなら、監察府の時と同じように自ら探すと言ったのです。

オ・ユンがこのまま、放おって置くのかとオ・テソクに詰め寄ります。
何の力もないが、肅宗の寵愛で力を付けるかもしれないと言いました。
オ・ユンは部下に、トンイの身元を徹底的に調べろと命じたのです。

ヒジェは礼賓寺(イェービンシ)の所長に降格され、腐っていました。
何とあのオ・テプン親子にまで馬鹿にされ、怒りが頂点に達しました。
その後に来た客を怒鳴りつけて、手のつけようがなかった程なのです。


トンイはソ・ヨンギに、本物の謄録類抄(ツゥンノンユチョ)を見せました。
義洲(ウィジュ)でヒジェが、これと引き替えに世子承認を早めようとしたと話します。
ソ・ヨンギは、連中の罪を暴く最後の手がかりだと話しました。

トンイは、この時の協力者だったシム・ウンテクを守って欲しいと、
ソ・ヨンギに頼んだのです。
彼はチャ武官と共に、義洲に向かい捜査して守ると約束してくれました。


その後すぐにチョンスが現れ“尚宮様”と呼んだのです。
仕来りだという彼に、自分は妹のトンイだと言い出しました。
トンイは、少し窮屈で気恥ずかしくて寂しいと本音を言います。

今から止めるか、いつでも連れて逃げてやるとチョンスは言いました。
冗談だと言いながら、今回は少し安心して都を離れられると言います。
何故なら、トンイにはもう王様が居るからでした。
その夜、ソ・ヨンギたちは内密に義洲へと出発して行きました。

二人が出発してすぐ、トンイの世話係の女官からはやり病の患者が出たのです。
原因の分からない疫病だと言われ、トンイは部屋に戻りました。
戻って来た尚宮に訊くと、ここに配置されてから体調を崩していたと言うのです。

女官たちは監察府に行って、トンイの住まいの配置換えを申し出ていました。
チョン尚宮が、当分の間は女官の数が揃わないと話したのです。
話をしている途中で、ポン尚宮とエジョンが訪ねてきました。

この二人はトンイ付きの女官と尚宮として、申し出てくれたのです。
疫病のことを心配するエジョンに、生きていれば病気にもなると前向き発言!
トンイを占ったポン尚宮は“天に登る龍”と言われ、一緒に登ると言いました。
エジョンが龍ではなく蛇だったらどうするのかと、こちらは否定的でした。

女官の中に発病した病は、オクチョンの母が仕掛けた事でした。
チョ尚宮とソンヨンは、この事を知っていたのです。
病人が出たと報告に行ったヨンソンは、失敗しないか心配をしていました。

賓慶堂(ポギョンドウ)の支度が整ったのですが、引っ越しは先に伸ばすと言うハン内官。
肅宗が訳を訊くと、仕えている女官が病を患い問題があると話しました。
トンイは大丈夫なのかと訊くと、大丈夫と言われて安心したのです。
ハン内官はあの日は少し、お待ちくださいと言い出しました。
何だと訊く肅宗に、トンイとの初夜のことだと話したのです。
正式なお住まいでと、待ちわびていたのをハン内官は知っていました。

トンイは女官の病について悩んでいた時、ハン内官が来ました。
伴われて来たのは、いつもの呑み屋でファン達も居たのです。
宮廷に閉じ込められて、息が詰まるだろうと息抜きをさせてきれました。

時が立つにつれ、ヨンダルが酔っ払ってトンイの肩に手をかけたのです。
肅宗は横目で睨みながら、一度は我慢をしました。
今までは、トンイがいつも皆の中心に居たのですから。
ファンがヨンダルを酔っているから、多めに見てと言います。
ところが今度は、トンイが持っている器を両手で握ってしまいました。
 
この瞬間、肅宗の我慢が効かなくなったのです。
 「止めを、その手!
  誰の手を握っていると思っているのだ」
と、大声で叫んでしまいました。

ヨンダルが大変な罪を犯したと言うと、分かっているのかと言い、
肅宗はその手を切り落とすと言い、護衛に剣を持ってこいと叫びました。
大慌てのトンイ達をみて、肅宗は冗談だとすませたのです。

トンイは冗談にも程があると言うと、少しは本気だったと言う肅宗。
ファンは驚いたが嬉しいと言い出して、目を潤ませました。
肅宗がトンイをとても大事にしているのが、見ていて嬉しかったのです。
ずっと大事にすると言い、皆で酒を飲み干しました。
急に雨が降り出し、肅宗は自分の帽子をトンイに差し出したのです。
そんな素敵な二人は、その店の一部屋で雨宿りをする事になりました。

二人きりになり、肅宗は胸の動悸が収まらずに困っています。
トンイも緊張し過ぎて、注いだお酒が溢れてしまいました。
慌てて溢したお酒を拭く仕草も、肅宗には可愛くてたまらなかったのです。
思わず肅宗はトンイに、二度も軽くチュッとして・・・
    (俗にいう、すずめのチュッチュです)
改めて、トンイの顔に手をかけると、トンイも目を閉じました。
こうして、肅宗が待ちわびた“あの日”がやってきたのです。

ハン内官は「あれほど待ちわびたのに、安宿とは」と呟きました。

 
トンイの住まいに仕える女官が、また病で倒れました。
そして世子の住まいでも、同じように女官が倒れたのです。
これでトンイに災いが起こると、チョン尚宮が心配していました。


オクチョンは肅宗に、トンイの住まいから発した病の事を話題にしました。
宮廷の女官に起きたので、内命婦の長の自分が解決すると申し出てます。
そしてすぐに、監察府のユ尚宮を呼び寄せていました。

ソ・ヨンギたちが義洲に着き、ピョン商会を訪ねたのです。
しかしシム・ウンテクは、一時前に役人に連れて行かれたと言われました。
流刑先が変わったと言うので、その行き先を訊いたのです。

ウンテクはこんな夜中に、流刑先が変わったと言われて歩いていました。
雨の降るこんな夜中に、何処に行くのかと訊いてみます。
しかし、彼らは初めから、ウンテクを殺すつもりでした。

行き先は冥土だと言われて、絶体絶命になった時です。
チョンスが兵士たちを攻撃して、ウンテクを助けました。
トンイに言われて、ウンテクを助けに来たと話したのです。
清国の使節団が義洲を通過したので、万が一に備えて口封じをしたのだろうと、
ウンテクがソ・ヨンギに話しました。
世子承認の使いか、ただの使いなのかは未確認のままなのです。

その頃、トンイの住まいでは義禁府が閉鎖する為に隔離を始めました。
トンイは、疫病は病に過ぎないのに何故、義禁府が関与するのかと訊くと、
世子の所でも出たので、疫病で世子を狙ったなら首謀者を突き止めると言ったのです。

前王妃の呼び出しで、チョン・イングクが駆けつけました。
事態は悪化しており、捕らえたれたのが女官だがトンイに圧力をかけており、
問題が内命婦の事なだけに、肅宗は手出しができないでいると話しました。
自分にしたのと同じように、トンイを陥れようとしていると言ったのです。

トンイがオクチョンを訪ねるて、捕らえられてる女官を帰してくれと言うと、
尚宮を気取りたいなら、残っている女官たちを安心させろと、酷い言い方です。
この件は、義禁府と監察府に任せたと言い放ちました。

トンイが時をくれと言い出すと、世子の命が脅かされたと怒鳴ります。
世子の命を危険に晒してまで時をくれと言うなら、何を懸けるのだと言い出しました。
命でも懸けるのかと言われ、それで良いならそうするとトンイが言い出したのです。


<用語の簡単補足>
賓慶堂(ポギョンドウ):トンイが暮らす住まい
礼賓寺(イェービンシ):賓客や宰臣の饗宴や食物を司った官庁

(朝廷に関する用語)
  議政府(ウイジョンブ):最高行政官庁
  内禁衛(ネグミ):王室の警護を担当する親衛隊
  内医院(ネイウォン):王と王室の薬を調剤する官庁
  内需司(ネスサ):王室の財産を管理する部署
  漢城府(ハンソンブ):都の行政・司法を担当する官庁
  監察府(カムチャルブ):女官を監督する部署
  司憲府(サホンブ):役人の違法行為を監督する官庁
  捕盗庁(ポトチョン):犯罪を取り締まる官庁
  義禁府(ウィグムブ):重罪人を取り調べる官庁
  掌楽院(チャンアゴン):宮廷の音楽を担当する部署
  右捕盗庁(ウポドチョン):都の西部・北部を管轄する捕盗庁 
  洗踏房(セタッパン):洗濯をする部署

(官職名)
  左議政(チャイジョン):朝廷の高位官職名
  都承旨(トスンジ):王命の伝達と王への報告を行う官庁の長官
  従事官(チョンサガン):捕盗庁の隊長
  最高尚宮(チェゴサングン):最高責任者の尚宮を称す
  判官(パンガン):官庁の高位官職名
  大司憲(テサホン):司憲府(サホンブ)の長官 

  発兵符(パルピョンブ):王が兵の動員を命じる札
  令牌(ヨンペ):王の命令で動いている事を示す札

(内命婦)
  淑媛(スグォン):王の側室に与える官位の一つ・従四品相当
  承恩尚宮(スンウンサングン):王の寵愛を受けて尚宮になった女官・正五品相当

(その他)
  親蚕礼(チンジャムネ):王妃主宰の養蚕を奨励する儀式
  恵民署(ヘミンソ):庶民の医療施設
  唐鞋(タンヘ):唐草模様を施した革靴
  白朮天麻湯(ビャクジュツブシトウ):煎じ薬の一種・関節痛や神経痛などに効く
  奚琴(ヘグム):二弦の弦楽器 日本語でけいきん、中国語でシーチンと読む
  豊山犬(プンサン):狩猟犬
  御酒(ゴジュ):王が注いでくれるお酒の事
  剣契(コムゲ):賤民たちの秘密組織
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プロフィール

HN:
何処にでもいるおばさん・chae
性別:
女性
職業:
ただの主婦
趣味:
韓国ドラマ鑑賞
自己紹介:
2年前に病気になり、自由に外出ができなくなりました。
そんな時に、たまたま見た「奇皇后」で、韓国ドラマにハマりました。
リアルタイムに追いつくのは、アッという間でした。

心が折れそうになった時に、必ず見るのドラマがあります。
「宮(クン)Love in Palace」の16話と最終話。
泣きたい時のお薦めです。

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