韓ドラ大好き・おばさんの戯言
韓国ドラマに、急にハマってしまいました。 「あまちゃん」「半沢直樹」などのドラマ以降に、好きなドラマがなかったのです。 何気なくみた韓国ドラマに、どっぷりハマってしまったのです。 韓ドラ大好きと言っても、初心者なのですが頑張っています。
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第31話 ためらう心
トンイは輿に乗って宮廷入りをしました。
肅宗が大事にしていた唐鞋(タンヘ)を履いて、宮廷の土を踏んだのです。
緊張した面持ちのトンイの後に、ハン内官たちが歩いていきました。
肅宗は、宮廷入りするトンイは監察府の女官ではないと言います。
トンイは承恩尚宮(スンウンサングン)として、相応の待遇を受けると宣言しました。
重臣たちの動揺は想像以上で、肅宗も少しは気が晴れたのです。
トンイが承恩尚宮になった事は、すぐに宮廷中に広まりました。
自分がどんな立場なのか、全くわからないまま戸惑っていました。
その事は肅宗も悩んでいて、どう伝えるべきなのかハン内官に相談しています。
肅宗は形だけではなく、本当にトンイと契を結びたかったのです。
ハン内官は肅宗の本心を知り、心の中のものをそのまま伝えてはと助言しました。
それ以上に、必要のものなどありませんと続けたのです。
そしてトンイも、お付の尚宮から自分が承恩尚宮だと知らされました。
何かの間違いだと言った時、肅宗がやって来たのです。
トンイは何かの間違いだと肅宗に言うと、間違いではないと答えました。
☆
肅宗はトンイを守る為にした事で、都に居れば命を狙われる。
宮廷に入れば罪人扱いだから、自分と国の為に命をかけてくれたので、
トンイを守るのは当然で、承恩尚宮なら手を出せば王を冒涜する事になると話しました。
周りを欺く嘘だというトンイに、自分は本気だと話して帰っていきました。
トンイは一人になり、肅宗から貰った指輪を見ていました。
肅宗はトンイと市場で会った時、似合うかと想って買っていたというのです。
肅宗は自分の傍に居て、自分の想いを受け入れて欲しいと言うのです。
そう話した後の肅宗はというと、動悸がする程の思いでした。
トンイはというと、戸惑いながらも嬉しく感じていたのです。
トンイの住まいに、掌楽院のファンとヨンダルが来ました。
バタバタとしていましたが、無事なトンイの姿を見て感激したのです。
身分の高い尚宮だと言いながらも、呼ぶ時はトンイのままでした。
南人は全員がトンイを尚宮とは認めず、何とか引きずり降ろそうとします。
内命婦(ネミョンブ)の事には、口出しはできないというオ・テソク。
オ・ユンが、王妃は内命婦の長だから追い出して貰おうと言い出しました。
前王妃を訪ねたチャン・グンソクも、南人と同じ考えでした。
それを聞いた前王妃は、宮廷を出ていたのは自分のせいだと言い、
トンイに肅宗の傍に居て欲しいと頼んだので、西人も助けて欲しいと言ったのです。
トンイが一人で悩んでいた時、監察府のチョン尚宮が来てくれました。
肅宗は自分を守る為に、承恩尚宮にしたと話したのです。
チョン尚宮は、それでもそれが王の気持ちだと諭し始めました。
トンイと呼ぶのはこれが最後だ、かつて指導した者の言葉として聞いて欲しいと。
身分不相応など困難がくるが、誰よりもその座に似合う資格を持っていると言います。
そして、トンイが監察府に来た時の話を始めました。
自分は賤民だが志までは卑しくないと言い、その言葉が正しい事を証明した。
今では堂々とした、監察府の女官だ。
自力で身分を超えたのだ、だから自信を持って良いと話してくれました。
そこまで言われても、トンイは不相応だと言い張ります。
自分は、肅宗の傍に居られるような者ではないと・・・
チョン尚宮に何故と言われても、トンイは答えられませんでした。
トンイの中には、やはり剣契の頭の娘だという事が頭から離れず、
自分がこの座に相応しくないと、心から感じていたのです。
その思いに苛まれ、肅宗の気持ちを受け入れる事ができませんでした。
チョンスは肅宗に拝謁して、トンイに対する本心を訊いたのです。
肅宗はチョンスに、兄として来たのか男として来たのかと問いかけました。
思いを寄せる女子の傍に、凛々しい男が居ると気になっていたと話したのです。
以前、トンイに自分は好みとは違うと言われたと話します。
浅黒くて逞しい者が好きだと言われ、それはチョンスにピッタリなのです。
だからチョンスが先に、肅宗の問いに答えよと言いました。
トンイは肅宗との想い出の中庭で、一人で考え込んでいました。
チョンスはトンイの姿を見て、綺麗で見惚れたと言います。
それでも表情が暗いので、どうしたと訊いてしまいました。
するとトンイはやはり、剣契の頭の娘の事を考えていたのです。
知られる事が恐ろしいのではないと話すトンイ。
逃げ隠れする罪人の娘が、王の傍に居られるはずがないと言いました。
そこまで聞いたチョンスが、一緒に逃げるかと言い出します。
王様を知らなかった頃のように、生きる覚悟があるのかと続けました。
そう言われたトンイは、目を真っ赤にして大きなため息をついたのです。
あの一件から誰にも会わなかったオクチョンが、肅宗を訪ねました。
そしてトンイの件は自分が収集するので、兄を釈放しろと取引に来たのです。
この国で大事なのは、大義なので王妃の自分がそれを立てると言いました。
肅宗は都承旨とソ・ヨンギを呼び、オクチョンの話をしたのです。
ソ・ヨンギはヒジェを左遷させ、こちらの息を整えてはと提案しました。
別件で罪を立証できそうなものがると、肅宗に話したのです。
肅宗はヒジェを左遷させる事で、一応の幕引きをしました。
屋敷に帰った彼はすぐに、オクチョンの所に行きます。
彼女は今回の事を話し、肅宗を慕った事が間違いだったと言いました。
肅宗がトンイの住まいに行くと、居なくなったと聞かされます。
部屋にはいると、衣服が綺麗に畳んで置かれていました。
肅宗はショックを受け、彼女の衣服を触ってみたのです。
その時、チョンスとの会話を思い出しました。
トンイが自分を兄として見ているので、自分は兄として来たと答えたのです。
自らの罪ではない事で、王の傍に居られないと考えるかもしれないと話しました。
肅宗はトンイが傍を離れて行ったと感じ、悲しさを隠せません。
トンイは父や兄の命日で、あの崖に行ったのです。
肅宗の元に、チョンスから文が届きました。
そのチョンスは、トンイの幼い頃の痕跡を消すために動きました。
皆で過ごした家の前で、トンイを囲んで楽しい時間を過ごしたのを思い出し、
自らの手で、全ての想い出を消し去ってくれたのです。
トンイは父と会話して、自分がどうしたらいいのか解らなくなりました。
それでも肅宗との想い出は、止め処なく流れていくのです。
トンイが“王様”と言った時です。
肅宗:もう忘れたのか?
トンイ:王様
肅宗:二度と、二度と
そなたが居らぬ苦しみは味わいたくないと言ったではないか
トンイ:王様
肅宗:何なのだ
そなたをこれほどまでに苦しめるものは
それを余と分かち合う事はできんのか
いやよい、話さなくてもよいのだ
ただ、余の傍に居てはくれぬだろうか
トンイ:私が、私がそうしてもいいのですか
私もそうしたいです
もしそれが、許されるのなら
お心を受け入れ、私の心を捧げます
私などが本当に、お傍に居ても良いのですか
やっとトンイは心から肅宗に、自分の愛を捧げる事ができたのです。
そして自分から、肅宗の胸の中に飛び込んでいきました。
そして自分から、肅宗の胸の中に飛び込んでいきました。
<用語の簡単補足>
(朝廷に関する用語)
議政府(ウイジョンブ):最高行政官庁
内禁衛(ネグミ):王室の警護を担当する親衛隊
内医院(ネイウォン):王と王室の薬を調剤する官庁
内需司(ネスサ):王室の財産を管理する部署
漢城府(ハンソンブ):都の行政・司法を担当する官庁
議政府(ウイジョンブ):最高行政官庁
内禁衛(ネグミ):王室の警護を担当する親衛隊
内医院(ネイウォン):王と王室の薬を調剤する官庁
内需司(ネスサ):王室の財産を管理する部署
漢城府(ハンソンブ):都の行政・司法を担当する官庁
監察府(カムチャルブ):女官を監督する部署
司憲府(サホンブ):役人の違法行為を監督する官庁
捕盗庁(ポトチョン):犯罪を取り締まる官庁
義禁府(ウィグムブ):重罪人を取り調べる官庁
掌楽院(チャンアゴン):宮廷の音楽を担当する部署
右捕盗庁(ウポドチョン):都の西部・北部を管轄する捕盗庁
洗踏房(セタッパン):洗濯をする部署
右捕盗庁(ウポドチョン):都の西部・北部を管轄する捕盗庁
洗踏房(セタッパン):洗濯をする部署
(官職名)
左議政(チャイジョン):朝廷の高位官職名
都承旨(トスンジ):王命の伝達と王への報告を行う官庁の長官
従事官(チョンサガン):捕盗庁の隊長
左議政(チャイジョン):朝廷の高位官職名
都承旨(トスンジ):王命の伝達と王への報告を行う官庁の長官
従事官(チョンサガン):捕盗庁の隊長
最高尚宮(チェゴサングン):最高責任者の尚宮を称す
判官(パンガン):官庁の高位官職名
大司憲(テサホン):司憲府(サホンブ)の長官
発兵符(パルピョンブ):王が兵の動員を命じる札
令牌(ヨンペ):王の命令で動いている事を示す札
(内命婦)
白朮天麻湯(ビャクジュツブシトウ):煎じ薬の一種・関節痛や神経痛などに効く
奚琴(ヘグム):二弦の弦楽器 日本語でけいきん、中国語でシーチンと読む
豊山犬(プンサン):狩猟犬
御酒(ゴジュ):王が注いでくれるお酒の事
剣契(コムゲ):賤民たちの秘密組織
令牌(ヨンペ):王の命令で動いている事を示す札
(内命婦)
淑媛(スグォン):王の側室に与える官位の一つ・従四品相当
承恩尚宮(スンウンサングン):王の寵愛を受けて尚宮になった女官・正五品相当
(その他)
親蚕礼(チンジャムネ):王妃主宰の養蚕を奨励する儀式
恵民署(ヘミンソ):庶民の医療施設
唐鞋(タンヘ):唐草模様を施した革靴(その他)
親蚕礼(チンジャムネ):王妃主宰の養蚕を奨励する儀式
恵民署(ヘミンソ):庶民の医療施設
白朮天麻湯(ビャクジュツブシトウ):煎じ薬の一種・関節痛や神経痛などに効く
奚琴(ヘグム):二弦の弦楽器 日本語でけいきん、中国語でシーチンと読む
豊山犬(プンサン):狩猟犬
御酒(ゴジュ):王が注いでくれるお酒の事
剣契(コムゲ):賤民たちの秘密組織
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何処にでもいるおばさん・chae
性別:
女性
職業:
ただの主婦
趣味:
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自己紹介:
2年前に病気になり、自由に外出ができなくなりました。
そんな時に、たまたま見た「奇皇后」で、韓国ドラマにハマりました。
リアルタイムに追いつくのは、アッという間でした。
心が折れそうになった時に、必ず見るのドラマがあります。
「宮(クン)Love in Palace」の16話と最終話。
泣きたい時のお薦めです。
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