忍者ブログ

韓ドラ大好き・おばさんの戯言

韓国ドラマに、急にハマってしまいました。 「あまちゃん」「半沢直樹」などのドラマ以降に、好きなドラマがなかったのです。 何気なくみた韓国ドラマに、どっぷりハマってしまったのです。 韓ドラ大好きと言っても、初心者なのですが頑張っています。

2024/05    04« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  »06
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

第12話 新たな試練

「掌楽院の奴婢チョン同伊は、謹んで命を受けよ」と、
宮廷の女官として、監察府(カムチャルブ)に所属し宮廷の規律を正すべく
勤めをまっとうするべしと、任命書が出たのでした。
掌楽院の奴婢として、下働きしていたトンイが監察府の女官になるのです。
周りも信じられないのですが、本人が誰よりも信じられません。
監察府の女官たちは、トンイが任命された事を嫌がっていました。
トンイを推薦したのは、チャン尚宮だと分かったのです。
最高尚宮は薬草事件を盾に、トンイをねじ込んだと判断していました。

トンイはすぐに、チャン尚宮の就善堂(チュソンドウ)を訪ねました。
チャン尚宮の推薦だと聞いて、その真意を確かめに来たのです。
自分からの褒美だと言われますが、自分は奴婢だと答えました。


監察府の女官として才覚があるし、奴婢だからと遠慮する事はない、
王は他の誰よりも認めていると聞いて、トンイは驚いています。
尚宮は、トンイの気持ちを聞きたいと言い出しました。

トンイがこの褒美を欲しいと思うか、奴婢ではなく女官として生きるのか
その心構えがあるのかを、トンイに問いかけたのです。
トンイにとって、この言葉は心の中に重くのしかかっていきました。

一方の監察府では、全員を前にして最高尚宮がチャン尚宮の狙いは
奴婢を入れて監察府を辱める事だと話しました。
任命書を出した部署に、監察府の意向を伝えるよ指示を出したのです。


そしてユ尚宮を伴い、王妃の所に抗議に行きました。
大妃もまた、チャン尚宮の思い通りにはさせない覚悟です。
この事はチャン尚宮にも伝わり、王妃なら任命書を白紙にできると言いました。

王妃はこの人事は自分が許可したと話し、トンイの才覚を認めたのです。
賤民を女官にできないと言う大妃に、この国の法に背いていないと答え、
最高尚宮はそれは効力を失い、最近では賤民を受け入れていないと話しました。
すると王妃は今から法を守ればよい、それを監察府がやってくれれば、
女官たちを束ねる存在として、良い手本になると話しました。
今回の任命を取り下げる気はない、監察府は理解して欲しいと説得したのです。

監察府では、トンイを受け入れる事に、強い反発がありました。
同室になるエジョンは、雑用をしていた奴婢と同じ部屋など嫌だと言います。
今回の事はチャン尚宮が推薦し、王妃が認めて印を押したと知らされたトンイ。
監察府からの反発を知っていたので、とても心配していたのです。

王妃は肅宗との会話で、視察の折にその娘と出会ったと知りました。
聡明で清い心を持っているが、奴婢で埋もれさせるのは惜しいと話し、
お願いだがと前置きをして、監察府の女官にしてはと提案したのです。

断ってもいいと話す肅宗。
すると王妃はすぐに、それを了承してくれました。
朝廷の人事も公明正大な王が認めるなら、信頼できると答えたのです。


そんな事を考えていた時、王妃を訪ねてチャン尚宮が来ました。
人事の件を了承してくれた事に、感謝の意を表したのです。
それに続いて、宮廷を騒がせた事も謝罪しました。

自分が収集するという尚宮に、その必要はないと答える王妃。
任命したのは自分なので、原因を作ったのはこちらだと言うのです。
人事に口出しをしていると、誤解されているので少し控えてはと助言しました。

しかし尚宮は、自分の女官の上に立つ身なので見過ごせないと反論します。
我を通して、自分ですると言って出て行きました。
その後すぐにオ・テソク達と話し合いを持ったのです。


オ・テソクは慎重にするべきと、尚宮を諭していました。
尚宮は自分の賤民の出だと言って、名家の優れた者達の集まる監察府で、
トンイが見事に務める事が、束ねる刺激になると話しました。

捕盗庁(ポトチョン)のソ・ヨンギにも、トンイが女官になると知らされました。
そして、あのチャン・ヒジェが、捕盗庁の武官に任ぜられたのです。
オ・テソクの推薦ですが、使いないなら追い出すと言われてしまいました。


そんな時、ヒジェは間男で助けられたチョンスを見かけたのです。
チョンスは、書庫でトンイにつながる情報を捜していました。
それを見つかったのですが、訳ありで興味が出ると言って見過ごしたのです。

宮廷中が大騒ぎをしている中で、ファンを先頭に掌楽院の皆が、
トンイの女官になる事を喜び、祝いの席を用意してくれました。
とても寂しそうですが、誇らしくも感じていたのです。

トンイが居なくなるのが寂しいと、ファンとヨンダル。
ファンはトンイが好きな奚琴(ヘグム)を、あちらで仕えと渡してくれました。
そして時々は、ここを思い出してくれと言ってくれたのです。


トンイはファン達の気持ちが嬉しくて、別れが辛いのです。
ヨンダルは妹のような子だったので、女官になって苦労しないかと
心配でしょうがないのですが、ファンは賤民じゃなくなると喜んであげました。

トンイは夜空を見上げて、父と会話を始めました。
   お父さん、明日になったら掌楽院を離れるわ
   ここを離れて、奴婢ではなく女官になるの
   怖いけど私、やってみたい

   お父さんは尊い思いを抱けば、尊い人になると言ってたでしょ

   私も尊い思いを抱いて、もっと大きくて
   誰にもできない事をやってみたい
   私ならできるよね、頑張るから見守ってね

その頃、肅宗は監察府が落ち着いたと安堵していました。
トンイが女官になると、ちょっと寂しいと言い出したのです。
女官だと、遅かれ早かれ判官ではなく王だとトンイに知られるから、
町中で、一人の平凡な男として会っていたかったと話したのです。


トンイが女官になる日が来て、監察府にやって来たのです。
最高尚宮の前に出たトンイが挨拶をすると、最高尚宮に怒られました。
厳粛な監察府で、昨日までの奴婢だった卑しい行為は全て捨てよ!と。

チョン尚宮にも“騒ぐでない”と注意されてしまったのです。
部屋に行き女官の服を貰って着替えると、ウキウキしてきました。
本当に女官になった実感が、心の底から湧いてきたのです。


準備ができたトンイの元に、使用人が呼びに来てくれました。
いつものように話すと、自分に敬語を使うなと言われます。
トンイにとって、最も難しいのは言葉遣いのようでした。

女官たちの部屋に行き挨拶をしますが、無視をして出て行きました。  
残ったチョンウムが何も期待しないで、誰もお前を対等に扱わない、
賤民だからではなく、上の人に取り入って不相応な物を得ようとする、
その卑しい考えて許せないと、ハッキリと言われたのです。


そんなトンイにチョン尚宮が、あの者たちを恨むなと声をかけました。
監察府に入る為、短くて10年・長くて十数年の修練を重ねてきた者たちで、
宮廷で最高の女官という自負が、耐える支えになっていると話したのです。

その誇りを傷付けたのがトンイだと、話してくれました。
何の苦労もせず入ったのだから、耐え忍ぶしかない、
どの程度かわからないが、皆と同じにならねば認めないと教えてくれました。


ユ尚宮には、トンイを追い出す策が見つかったようです。
大妃にまで報告に行き、修練の場に出るように申し付けました。
トンイを迎えに来たシビに“女官様”と言ってしまったのです。

トンイは読んだ事もない“中庸”で、ユ尚宮が教えてくれました。
ゆっくりと読み進めよと言って、少し傲慢な顔付きで帰って行ったのです。
チョン尚宮たちは、どういう風の吹き回しかと不思議がっていました。

チャン・ヒジェは、オ・テプン親子を接待していたのです。
あやつらは、一を与えれば十を差し出すと言いました。
妓楼からの帰りに、チョンスがヒジェに接触してきたのです。
時間がかかったけれど、慎重なのは結構だと言うヒジェ。
何か探しているようだが、探し方でするに分かる方法もあると言います。
望むものを与えたら、自分の元で働くかと問われてしまいました。

トンイはユ尚宮の罠に、まんまと嵌ってしまったのです。
監察府の試験は、成績の悪い者を振り落とすための物でした。
トンイが監察府の女官として試験を受け、成績が悪く追い出すのが目的です。
ユ尚宮はトンイに、できるだけの事をすればいいと言っていたのに。
これは初めから、トンイを追い出す為の試験だったのです。

<用語の簡単補足>
最高尚宮(チェゴサングン):最高責任者の尚宮を称す
中庸(チュウヨウ):儒教の四書の一つ(他には大学・論語・孟子)

  御酒(ゴジュ):王が注いでくれるお酒の事

  半夏(ハンゲ):薬草の一種⇒体を温め停滞しているものを動かし発散させる作用
  内医院(ネイウォン):王と王室の薬を調剤する官庁
  就善堂(チュソンドウ):チャン尚宮の居場所
  都承旨(トスンジ):王命の伝達と王への報告を行う官庁の長官

  監察府(カムチャルブ):女官を監督する部署
  左議政(チャイジョン):朝廷の高位官職名
  漢城府(ハンソンブ)の判官(パンガン):都の行政・司法を担当する官庁の高位官職名
  豊山犬(プンサン):狩猟犬
  発兵符(パルピョンブ):王が兵の動員を命じる札

  奚琴(ヘグム):二弦の弦楽器 日本語でけいきん、中国語でシーチンと読む
  議政府(ウイジョンブ):最高行政官庁
  司憲府(サホンブ):役人の違法行為を監督する官庁
  捕盗庁(ポトチョン):犯罪を取り締まる官庁
  従事官(チョンサガン):捕盗庁の隊長
  義禁府(ウィグムブ):重罪人を取り調べる官庁
  掌楽院(チャンアゴン):宮廷の音楽を担当する部署
  漢城府(ハンソンブ):都の行政・司法を担当する官庁
PR
お名前
タイトル
メール(非公開)
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集に必要です
管理人のみ閲覧

ブログ内検索

PR

最新コメント

[10/23 NONAME]
[09/23 いろは★]
[08/19 chae]
[08/19 マーシャ]
[08/18 chae]

プロフィール

HN:
何処にでもいるおばさん・chae
性別:
女性
職業:
ただの主婦
趣味:
韓国ドラマ鑑賞
自己紹介:
2年前に病気になり、自由に外出ができなくなりました。
そんな時に、たまたま見た「奇皇后」で、韓国ドラマにハマりました。
リアルタイムに追いつくのは、アッという間でした。

心が折れそうになった時に、必ず見るのドラマがあります。
「宮(クン)Love in Palace」の16話と最終話。
泣きたい時のお薦めです。

オススメ

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

忍者カウンター

☆ お願い ☆

拙いサイトにご訪問くださり、
ありがとうございます。
日々、お引っ越しに頑張っております。
未だに半分にも至らず、サイト内の
見直しを怠っている状況です。
先日「奇皇后」の動画が、殆どリンクが
されていない状況をみつけました。
今後も予想されると考えます。
できましたらサイト内での、
リンク切れの場合は「リンク切れ」と
お教え頂きたく存じます。
本当に申し訳ありませんが、
宜しくお願い致すます。

バーコード

レコメンド

P R

<< Back  | HOME Next >>
Copyright ©  -- 韓ドラ大好き・おばさんの戯言 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]