2014/12/11 (Thu) 『シティーハンター in Seoul』第19話 衝撃の事実 あらすじと感想、画像、キャスト、OST

第19話 衝撃の事実

マスクを取られたユンソンは「キム・ヨンジュ、満足したか」と。

その時後ろから、警察車両が多数追跡してきました。

それを見たキム検事は「行け」と、ユンソンを逃してくれたのです。

警察関係者たちは、直ちにシティーハンターを捕まえに行きました。
「シティーハンターは黒い上着の男だ」と、彼らが無線で連絡しているのを聞いて、
すぐに上着を脱いでマスクを取り、何食わぬ顔でその場から立ち去ったのです。

チョン・ジェマンは、助けが来て逃げて行きました。

このニュースは、すぐに公表されたのです。

キム検事は検察内部に、密通者が居たと判断したのです。

帰宅したユンソンは、キム検事に顔を見られたが逃してくれたと話します。
ナナはこのニュースを、青瓦台の仲間たちと聞き不安を感じていました。
お互いが同じ時に、お互いの事を思って携帯を握りしめ、そして止めたのです。

二人の机の上には、あの時の写真が飾られてありました。

キム検事にユンソンが会いに来て「何故、見逃した」と聞きました。

息子としては逮捕したかったが、法にできない事をやってのけた、

自分にはユンソンを捕まえる資格が無い、法の負けだと答えたのです。

それを聞いたユンソンは、クソ真面目で面白くない答えだと言って、
今度また、同じような事があったら検事としてやるべき事をしろと言います。
ユンソンに83年の秘密文書の件を聞くと、自分で探せと言って帰りました。

チョンからユンソンに電話があり、極秘文書を渡すと申し出ますが、

ユンソンはそれを断りました。

捕まった手下が、彼を破滅させる条件で彼の情報を教えたのです。

大統領への電話の後、最後の切り札のイ・ギョンヒを探せと

云われたと言われ、ユンソンは驚きます。

サングクに聞くと、父は彼に見せるなら無くなった方がいいと言ったそうです。

キム検事の部屋に、チョンの家宅捜索で得た膨大な資料が持ち込まれました。

一つの書類に「SUNFLOWER」と表記された資料があったのです。

その中にイ・ギョンヒの資料があり、キム検事は目を疑ってしまいました。

大統領にチョンから電話が国外脱出を頼まれますが、断りました。

28年前にギョンヒが男の子を出産して、彼の隠し子だと言うのです。
クリーンな政治家が、選挙で自分の金を使ったと脅迫してきました。

公約だった私学法も、最後の国会で通過しないだろうと付け加えました。
電話を切って大統領はナナを呼び、ハンカチの女性の居場所を教えてくれ、
その人に申し訳ないことをしてしまったかもと、ナナに話しました。

大統領は、同じハンカチを見せて「これでも駄目か」と言いました。
それでもナナは、何も答えませんでした。
部屋から出たナナは、ユンソンに知らせようとしますが止めたのです。

ユンソンもナナも使っている、母の刺繍入りのハンカチ。
母が好きな人に贈ると聞いて、父にも贈ったのかと尋ねました。

その時ユンソンは母に「お父さんが生きてたら嬉しいこと」と聞かれました。

チョンが母を探すのと、何かの関係があるのかと考えてみたのです。
シクチュンに、母を知る人に連絡したいと伝えました。

彼女から旦那以外の子を妊娠して、全部知て結婚した相手も失踪したと聞いたのです。

ナナの話を聞いて、ユンソンは実の父が大統領だと知ります。

ユンソンは再び、母に会いに行ったのです。

父の事を知ったと告白すると、母は全てを認めました。

自分たちを捨てたのかと尋ねると、妊娠も出産も知らせてない、

チョンにチェ・ウンチャンの将来を台無しにするなと脅されたと話しました。

そんな二人を救ってくれたのが、パク・ムヨルさんだったと聞かされたのです。

母が自分を卑下して話すので、ユンソンは恨んでも憎んでもいない、

生きていてくれるだけで、充分に幸せだと話します。

ジンピョも知る事実だと知り、父への憎しみが膨れ上がりました。

ユンソンはジンピョの元に行き、自分の父が大統領だと話しました。

五人目は自分で探し、終わった後は必ず償ってもらうと言って、

あの弾丸を机の上に叩きつけて、帰って行きました。

セヒの元に、キム検事が会いに来ました。

珍しく、彼はセヒに弱音を吐きました。

机の上にあったひまわりを見て、ひらめいたのです。
 

キム検事はネットで、大統領のブログを探しました。
そこには墨絵がアップされており、押収した中のそれと同じだったのです。

彼はユンソンを呼び出し、復讐のためにシティーハンターになり、

結果的に社会の不正を暴いているが、復讐がなくても同じことをしたかと、
キム検事はユンソンに、真正面から質問をしたのです。

ユンソンは「俺は命をかけてる。復讐も大事だが命をかけるってこと、

それだけの理由があるからだ。お前は傷つき悲しんでいる人を

放っておけるのか？」と答え、キム検事はお前らしいと答えたのです。

キム検事はジンピョの自宅に行き、何故ユンソンを育てたかを聞きます。
ジンピョはその理由を、極秘文書に彼の父親の醜態と共に書かれてると答えます。

キム検事は事実を隠蔽した国も、自分の父も全てを明らかにすると話しました。

「この次は検事と被疑者の立場で会いましょう、法定で！」

キム検事の自宅でセヒと彼が電話をしてた時、極秘文書が届きました。

その後すぐに、男たちが入ってセヒを縛って文書を持ち去ったのです。

彼らに対してキム検事の妻だと言って、気丈に振る舞ったセヒでした。

病院に連れて来たセヒは「大丈夫、もう行って。もう一度

やり直そう」と言い出してくれたのです。

キム検事は「約束だぞ」と言い残して、現場に向かいました。

チョンは最後の賭けに出ました。

「極秘文書が欲しければ、ソウル廃車場へ」と、ジンピョにメールします。
ジンピョは、それをキム検事に転送したのです。

ナナがギョンヒに会いに来て、大統領も同じハンカチを話し、

それをユンソンにも伝え、考えが合っているかと尋ねます。

大統領が探しているという事も、伝えたのです。

キム検事に居場所を教えたのは、シティーハンターではなくジンピョです。

手下に酷く殴られていた時、ユンソンが来たのを確認したのです。

ユンソンにメールでプレス機の中だと教えて、彼は時間を稼ぎました。

その間にユンソンは、危機一髪で極秘文書を手に入れました。

チョンが海から逃げると言った時、キム検事は「背任横領・詐欺・脱税・
殺人教唆を犯した。ソウル地検のキムだ、最も重い罪で」と・・・
頭を殴られてしまい、その場に倒れてしまったのです。

キム検事は、最後まで検事として正義を貫き通しました。

ユンソンはキム検事の傍に駆け寄りました。

彼から聞いて、極秘文書を見つけたことを確認したキム検事。

 ﾖﾝｼﾞｭ；その文書で国家が、国民をどう欺いたのか　

　　　　　お前が明かせ

　　　　　チョン・ジェマンは港へ、捕まえてくれ

　　　　　今は行けそうにない

　ﾕﾝｿﾝ；お前の手で捕まえろ

  ﾖﾝｼﾞｭ；シティーハンター、イ・ユンソン

　　　　　僕の父を許してくれ、すまない

キム検事は父親の過ちを心から詫て、壮絶な死を遂げたのです。　　

『シティーハンター in Seoul』キャスト紹介

『シティーハンター in Seoul』まとめ一覧

『シティーハンター in Seoul』OST　パク・ジェボムの、So Goodbye

『シティーハンター in Seoul』OST　Suddenly キム・ボギョン 

　　　感　想　　　

キム検事の最後が、あまりにも壮絶すぎてしまって・・・
あのスマートなキム・ヨンジュを、そのままに留めて置きたいと思います。
そんな訳で、彼の血だらけの最後の画像はアップしない事にしました。

キム検事は、ユンソンがシティーハンターだったと知ってから、

父親の一件はキム・ジョンシクの事件として、自分の中で消化し、

ユンソンを憎んでなどいなかったのですね。

それを決定的にしたのが、前回のヘオンケミカルを100ウォンで買収して、
会社を従業員に委ねたことが最大だと感じます。

ここで男同士の“正義の友情”が結ばれたのですね。

それにしても、ジンピョはシティーハンターの名前でキム検事に

メールするなど、本当に卑怯な奴です。

自宅に乗り込んできたキム検事は、相当の威圧感を与えましたからね。

最後に見せたあの笑顔、セヒさんが可哀想です。 

彼を待って一緒にやり直すと決めた矢先に、こんなことに。

劇的なシーンですが、演出家さんの非情さに文句が言いたい！

もうちょっと、再会の機会を与えてくれるなど。

他にも脚色はできたでしょうにね。

次が最終回ですが、ナナは幸せになれるのでしょうか？！