2014/10/11 (Sat) 『奇皇后』第1話 ワン・ユとスンニャンの隠された過去 あらすじ、感想、OST、キャスト、画像、動画

中国の王朝・元

貢女(ｺﾝﾆｮ)が皇后になる即位式の前に、二人の男の意地がぶつかります。
元の国王・タファンと高麗の国王・ワン・ユは、一人の女性を心から愛しているのです。

「即位式には出ぬのか？」
ワン・ユ
「参列すべき理由がありますか？」
タファン
「貢女(ｺﾝﾆｮ)が皇后になるのだ
　高麗の慶事でないのか」
ワン・ユ
「高麗の慶事は、国王である私が作ります」
タファン
「貴妃のおかげで、そなたは生きている
　つまらぬ命を助けてもらったのだ」
ワン・ユ
「感謝すると、貴妃にお伝えください」
そう言ってさち去ろうとしました。

タファンが
　「今でも愛しているのか？
　　スンニャンを思っているのか？」

その問いには、何も答えず後にしようとします。
その背中に向けて、タファンは叫びます。
　　「彼女を愛している！
　　　私のすべてだ
　　　そなたの比ではない
　　　分かったか！
　　　分かったか！！」

『奇皇后』キャスト、画像

スンニャンの即位式の準備は、厳かにも着々と進んでいます。

　　スンニャンが手に取った指輪は、両親の物です。
　　そこに高麗の王が出立した旨、報告が入ります。
　　目が少し赤くなり、顔が少し曇ってしまいました。

　　いよいよ、即位式の始まりです。

　　長寿を祈る酒だと言って、タファンが盃を手渡しました。

　　二人が飲み終わった瞬間に、万歳と言いながら全員が総立ちとなりました。

　　宮殿に向かう途中で、人混みの中にいるワン・ユを見つけました。

高麗の世子ワン・ユは貢女の行列と共に、人質として元に向かっています。
貢女は縄でつながれ鞭で打たれ、まるで獣のような扱いです。
それを助けようとしましたが、人質となっている高麗の世子は無力です。


貢女の中に、ヤンイ(後のスンニャン)が居ました。
母と二人で元に連れて来られたのです。

世子は逃げた貢女は、これから色町に売られたり奴婢になると聞き、
その夜に逃してやる決意をしました。
しかし、タンギセが率いる兵士に、逃げた皆が殺されていきました。

スンニャンの母は、娘を庇って矢を背中で受けてくれます。
その反動で、二人は転がるように崖下に落ちていきました。
母はこんな世の中で、女の子として産んだ事を謝るのです。

母は自分の指輪を取って、父は必ず生きているからと話し、
開京へ行って、キ姓でこれと同じ指輪を持っていると伝えます。
それを伝えて、息絶えてしまいました。


世子の元に、遺体となった女性たちが並べられます。
そこに彼の叔父であるワン・ゴがやってきて、無能さを指摘し、
王の資格はないから元に骨をうずめろ、二度と高麗に戻るなと。



　　ヤンイは一人で開京にやって来ました。
　　キ姓だけを頼りに父を探しますが、それだけでは無理です。
　　そして父も、指輪を見ながらヤンイを探していたのです。

　　ヤンイはワン・ゴの手下として武術を習って、恩に報いると
　　言い始め、兵士の世話をしながら夜は弓矢の練習をします。
　　あの母を殺したタンギセの顔を思い出しながら。

　　あれから13年が経ちました。

　　スンニャンは部下を従える頭首となり、オオカミ(ｽﾝﾆｬﾝｲ)派として、
　　地元・仁州の勢力を、牛耳るようになっていました。
　　元に連行された家族を取り戻す狙いで、互いに協力していたのです。

ワン・ユはオオカミ派に興味を持ち、チョンバギを向かわせます。
あっさりと矢で射られ痛手を受けて、帰ってきました。
彼が自分から立ち向かうと言い出したのです。


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弓の勝負で酔いつぶれて、台詞

スンニャンはワン・ユの部屋で、琴の音色で目を覚ましました。

　　何気なく、起きた素振りをするスンニャン。
　　彼が琴を教えてくれると言って、手を取って弾いてくれます。
　　スンニャンは、今までに感じた事のない感覚を覚えました。

　　ワン・ユは、弓を射るのに柔らかい手をしていると言います。
　　速い曲にしようと言って、テンポが早くなると彼の顔が大接近！
　　そのままスンニャンは、彼に立ち向かってしまったのです。

　　そして帰ると言い出しますが、対決で勝った彼はスンニャンを部下だと言い、
　　思い通りにしたいなら犬を飼え、自分はオオカミだと言いました。
　　部下が嫌なら弟分でどうだと言われ、気分を害してしまいます。

　　世子を知っていると嘘を付いたワン・ユに、スンニャンは答えました。
　　　その世子に伝えろ
　　　幼い子を貢女にして、献上するくらいなら
　　　いっそ、王になるなと
　世間に不満が多ようだというワン・ユに、
　　　腐っているからな
　　　王室も朝廷も、寄生虫のような官吏も全て
　　　また挑んでいたら
　　　次は酒がめの蓋ではなく、お前の顔に矢を射る

　その後姿に向かって、ワン・ユがつぶやきます。
　　　ならず者には、もったいない奴だ

ワン・ユはワン・ゴの塩密売を暴くため、罠を仕掛けます。
それがワン・ゴにバレて、スンニャンが密命を受けたのです。
彼に近づき信用を得よとの命で、片箭を教える素振りで近づきました。


　　一緒に飲みに行こうと、焼灯会(ﾖﾝﾄﾞｳﾝﾌｪ)にスンニャンがワン・ユを誘いました。
　　スンニャンが一心に祈っているので、何を祈っているのかと聞いてきます。
　　そのうちに、ワン・ユに向けて一本の矢が放たれました。

　　それを自分の足で受け、ワン・ユを守りました。
　　彼は自分の本拠地にスンニャンを連れて行きます。
　　そこで、面倒を見てもらって信頼を得たのです。
詳しい台詞はこちらからどうぞ

　奇皇后　1話スンニャンがワン・ユの盾となって、動画

一度ワン・ゴに戻り、密売の取引当日は塩を積んで待機しろと言われます。
ワン・ユが一席設けてくれ、その場所で監視されていると感じます。
瀋陽王の塩密売を探しているなら、手助けできると言い出したスンニャン。


ワン・ユは、スンニャンが言った場所に向かい、先に手を出すなと言いました。
しかし、その場所についてすぐに、スンニャンたちに目掛けて矢が放たれたのです。
一気に戦いとなり、スンニャンはその場で捕まってしまったのです。


スンニャン以外は、取引の場所を知らないというのです。
自分が送った帯を持っている相手が、未だに分からないままで歯がゆいのです。
スンニャンだけが、鎖につながれて一人で外に居たのです


そんな時、スンニャンの頭の帯が一つ、落ちてしましました。
内側にもう一つの帯があり、それはワン・ユが送った帯だったのです。
幼い頃にワン・ゴの屋敷で、タンギセとの密談を聞いた時を思い出しました。

自分たちを苦しめて貢女にしたのは、ワン・ゴが関与したと知ったのです。
その話の相手が、母を殺したあのタンギセだった事も思い出しました。
思い出しただけで、涙が溢れてしますスンニャン。

その時、一人の男がスンニャンに近づいてきました。
この者が瀋陽王が送ってきた間者なのかと、疑いの眼で見ていたのです。

OST　Main theme

OST 一度だけ　歌詞、カタカナルビ

OST　愛の風 - ワックス　日本語歌詞、カタカナルビ、動画

OST トゲの愛　4Men　歌詞とカタカナルビ　動画

OST　The Day－歌詞、カナルビ、動画

OST、風の便り、歌詞、カタカナルビ

OST　愛してます　 ジュンス　歌詞、カタカナルビ

OST 蝶へ～to the Butterfly～　チ・チャンウク　歌詞

　感　想　

第1話は、これからのドラマの展開上に、とても大切なシーンが
何個も散りばめられています。
母から貰った指輪は、今後は何度か登場するアイテムです。

ワン・ユに抱えられて琴を弾くシーンは、彼女の回想録に
必ず登場する場面です。
フッと女性の心が芽生えた時だったのですから。

これから最終話の51話まで、目が離せない名場面の数々が
繰り広げられていきます。