2014/10/09 (Thu) 『トライアングル』第12話 あらすじと感想、画像、動画、OST

ジョンヒに一日だけ、時間をくれと頼んだヤンハ。


ヨンダルは毎日殴られている相手に、殴っても金は出てこない。
一度、自分とギャンブルで勝負したいと申し出ます。
相手の50億と、自分の命を賭けて勝負すると言ったのです。


この時のヨンダルは、ジョンヒが言った言葉を想い出していたのです。
ギャンブルで命を棒に振るのは止めて欲しいと言った事を。
彼の表情には、切なさと申し訳なさが混じっていました。


　　ジョンヒはヤンハの申し出を受け入れ、二人で話し始めます。
　　感情表現が苦手で、相手に怒ったように聞こえると言います。
　　そうではなくて、自分勝手なんだと答えるジョンヒ。

　　彼女に関心を持った理由を話し、女性から拒絶されたのは、
　　ジョンヒが初めてで、プライドが傷付いたそうです。
　　同時に、すごく関心が沸いたと告白しました。

　　誰もが自分の居る世界に入ってこようと必死なのに、どうして、
　　彼女は自分を避けるのか、息苦しくて哀れな世界に住んでいるのに、
　　どうして自分を怒鳴るのか、粗末な人生なのに何故笑っていられるのか。
　
　　そんなことを考えていたら、どんどんジョンヒへの関心が深まり、
　　本当の自分を知って欲しかったと話しました。
　　今まで誰にも見せなかった、本当の自分を見せたかったと。

　　自分の話を聞いてくれるかと、問いかけました。
　　自分勝手で裕福な家庭で育った息子が、心に秘めているのが
　　何なのか知りたいと言ったジョンヒ。

　　これで、今日の一日を一緒に過ごす理由ができたと、ヤンハは
　　食事でもどうかと、喜んでいます。
　　そんな時、ユン会長からすぐに会社に戻れと連絡がありました。

せっかくのチャンスなのにと、ヤンハは困っています。
どうしようかとジョンヒに尋ねると、行ったほうがいいと。
話したいときに聞く、自分はワークショップに行くからと言います。

ユン会長にドンスが正体をバラしたので、ヤンハを呼び寄せたのです。
コ・ボクテと手を組んだ成果を見せると言って、彼はコ・ボクテに会います。
このままでは、世間に公表されるので何とかしようと話し合いました


　　会社に来て脅迫しただろうと言うヤンハに、ドンスは否定します。
　　良い事と悪い事の区別がつかなくなるなるには、若すぎるとドンスがヤンハに言い、
　　誇りを守るのに、年齢は関係ないと答えるヤンハ。

　　ﾔﾝﾊ：どうしてそんなに無知なんですか？チャン刑事
　　ﾄﾞﾝｽ：黙れ
　　　　　誇りだと？お前らに守る誇りがあるのか？
　　　　　金だろ？お前たちが何が何でも
　　　　　守ろうとしているのは、金じゃないのか？
　　ﾔﾝﾊ：金は誇りなんだよ
　　　　　金は誇りで、金は全てなんです
　　　　　その年で、そんな事も知らないから
　　　　　無知だって言ったんです
　　ﾄﾞﾝｽ：金の事しか頭にないなんて、情けない奴だ
　　　　　よく聞け！
　　　　　おやじに言え、俺の言った通りにしないと
　　　　　テジュングループは、終わりにしてやるいからな

ギャンブルの世界に居たので、刑務所の生活が楽に感じるというヨンダル。
毎晩、ジョンヒに当てた手紙を書いています。
それは決して送ることのない手紙ですが、会いたいと語る切ない内容でした。

ある日、刑務所にドンスが囚人服を来て現れました。
ユン・ヤンハにハメられたと言ったのです。


25年前に起きた事件を話し、法の力も汚い金の前では無力だと
知らなかったと話しました。
ヨンダルを刑務所に送ったのも、ヤンハの仕業だと分かりました。

シネが面会に来てくれ、離婚の訴訟手続きを始めたと話します。
ドンスは自分の気持ちを伝えず、臆病に生きてきたのを悔いているのです。
こんなに簡単にやられてしまう人生を、悔いていると話しました。


1年後、ジョンヒはディーラーの国際トーナメントに出場がきまりました。
ワークショップで、彼女が一番だったので代表として参加するのです。
優勝すると大金も入るし、履歴書のポイントも上がるそうです。

キム女史はコ・ボクテと手を組み、逆にミン社長は干されてしまい、
大口のお客まで取られてしまうほどです。
ミン社長は怖い存在だと忠告されますが、怖いもの知らずなのです。

ヨンダルたちが出所した日に、子分たちが出迎えにきていました。
一台の車から降りてきた男が、アン・チャンゴンを知っているかと聞き、
その方から、連れてくるように言われたそうです。


連れて行かれた先には、助けた長老がいたのです。
ヨンダルの事を命の恩人だ、恩を返さなければと言うのです。
彼が人生で一大勝負する時は、自分が隠し札になり勝たせると言いました。


ヨンダルは地元に戻りますが、ジョンヒの家の前までしか行けません。
何度も何度も、門の中を見るのですが入っていけません。
ジョンヒも、彼の部屋を眺めて寂しそうです。

翌日にジョンヒはヤンハに呼ばれ、カジノのトーナメントに
出るなら、本当のケームをした事があるかと問われます。
やった事がないと言うと、行こうと言い出すヤンハ。


　　ヤンハと楽しそうに話しているジョンヒを、ヨンダルは遠くから見ました。
　　会いたくて、毎日のように手紙を書いていたのに。
　　その手紙は一通も、ジョンヒの手元には届かなかったのです。

　　ヤンハが責任を取るというので、ジョンヒは安心して行きました。
　　まさか、その時にヨンダルが見ていたのも知らずに。
　　二人は違法カジノで、ゲームを始めました。

ドンスの出所の日に、シネが迎えに来てくれました。
もう後悔したくないと言って、彼女を抱き締めたのです。
初めて結ばれた日、シネは安心した顔で寝ていました。


ドンスが逮捕された時、無知に生きるのは人生の無駄だと、
ヤンハが言ったのです。
その言葉が、ドンスには忘れられなかったのです。

ジャンスたちは、後輩のジュンホを呼び出します。
VIPの顧客リストを見せてくれと、頼んだのです。

ヨンダルがミン社長に会いに来て、テジュンカジノで100億以上、
負けた人を教えてくれと頼んできたのです。
ヨンダルが、また何かを仕掛けようとしているのです。

100億以上負けた人を説得して、カジノに対して集団訴訟を
起こさせる計画を、ドンスが練ったのです。
そのせいで、株価が暴落して株の契約が出来なくなるのです。




　　VIPの掛け金で最高額は一人1000万で、それでは負け金が取り戻せず、
　　兵士を雇って賭けさせ、一度に6000万まで賭けていることになる。
　　カジノ側も知っていて黙認し、それを元に訴訟を起こすと言うのです。

　　二人は次々に、説得して準備を始めました。
　　その話を、ヤンハの耳にも入ってカジノは大騒ぎです。
　　思った通りに、株価は大暴落しています。

3人で乾杯をしていたら、シネがユン会長は個人ローンを探すはずと言い、
アン・チャンボンに会うために、必死だと話したのです。
ヨンダルには、聞き覚えのある名前でした。


ユン会長とヤンハは、やっとアン・チャンボンに会えました。
テジュンを救わなければならないと、話し始めたのです。


　　ヨンダルはジョンヒの家の傍を歩いていて、ジョンヒが見つけました。
　　声を掛けて、二人は見つめ合ったままです。

　　集団訴訟を仕掛けたのが、チャン・ドンスだと分かりました。
　　その時、VIPルームにドンスが入ったと知らせがあったのです。
　　モニターで確認して、部屋に入っていったヤンハ。

　　ヤンハのお陰で、無知で子供っぽいのを反省し改心して出てきたと、
　　ドンスは彼に向かって言ったのです。

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　感　想　

ヨンダルにとって刑務所での長老が、本当に凄い隠し札になります。
これからが、本当の意味での大勝負ですからね。
三人の兄弟で、今はドンスとヨンダルがいい関係になっています。

ドンスとヨンダルはヤンハを毛嫌いし、相手も同じ思いです。
事実を知った時に、その気持がどう変わっていくのかが心配です。
ヨンダルはドンスの父の遺影を見て、どこか懐かしいと言っていました。

ドンスとヨンダルは、昔の同じ歌をよく歌っていました。
ヤンハは初めて聴いた曲なのに、どこか懐かしいと言ったのです。
根っこが一緒だと、いつかは必ず分かる時がくるはずですね。