2015/01/02 (Fri) 「奇皇后」2話 万戸長が父親だと分かり、台詞、感想、動画

スンニャンが瀋陽王の帳簿を、シネに渡して帰ってきたました。

アジトの様子がおかしいと思っていた時です。

　　部下：頭領、逃げてください

すぐに官軍が回りを囲んで、逃げられなくなってしまったのです・

　 ﾌﾞﾙﾌｧ：お前がスンニャンか　

 　ｽﾝﾆｬﾝ：だったら何だ

　 ﾋﾞｮﾝｽ：ならず者を捕まえよとの命令だ

そのまま、部下たちと連れて行かれてしまいました。

　万戸長：スンニャンは誰だ？

　 ﾋﾞｮﾝｽ：こいつです

　万戸長：罪は分かるな

 　ｽﾝﾆｬﾝ：俺達を捕らえると？理由は何だ

そのままスンニャンたちは、尻打ちの刑になったのです。

　 ﾌﾞﾙﾌｧ：スンニャンの奴は、噂通りにしぶといな

　 ﾋﾞｮﾝｽ：今のうちです

　　　　　私が巡軍万戸府へ来たからには、奴らを根絶やしにします

その後、スンニャンたちは牢に入れられたのです。

　万戸長：お前の罪が分かったか？

 　ｽﾝﾆｬﾝ：よく分かった

　万戸長：では、自分で言ってみろ

 　ｽﾝﾆｬﾝ：貧しい親の子として、卑しい身分に生まれた事

　　　　　無力は国の民に生まれ、自分で自分の身を守った事

　　　　　悪徳な巡軍万戸府の長に会った事

　 ﾌﾞﾙﾌｧ：何だと、黙れ

　万戸長：釈放しろ

　 ﾌﾞﾙﾌｧ：万戸長

　万戸長：再び捕まれば、杖刑では済まぬ

そしてスンニャンたちが釈放された時、また新しい罪人たちが入って来ました。

　 ﾌﾞﾙﾌｧ：この者たちは何だ？

　 ﾋﾞｮﾝｽ：貢女に出すまいとし、娘を隠した奴らです

　 ﾌﾞﾙﾌｧ：万戸長の許しは得たのか？

　 ﾋﾞｮﾝｽ：パク副長、上に睨まれているのです

　　　　　こんな奴らを庇えば、我々にも火の粉がかかる

　　　　　何故、こいつらを外に？

翌朝になって、一人の部下が・・・

 　ｽﾝﾆｬﾝ：どこで盗んだ

　　部下：あの悪徳な万戸長の宿舎から

 　ｽﾝﾆｬﾝ：盗みは禁じたはずだ

　　部下：お許し下さい、打たれたのが悔しくって・・・

 　ｽﾝﾆｬﾝ：皆、出て行け

皆が居なくなってから、スンニャンはその袋を開けて見たのです。

その中の一つに、母の形見と同じ指輪を見つけました。

母から「父の姓はキ」と聞いていたのです。

札を確認すると、「万戸長　キ・ジャオ」と書いてありました。

スンニャンは父と分かって「私がヤンイよ」と泣きながら叫んだのです。


　　一言　
万戸府に連れて行かれて、筋金入りの部分を見せたスンニャン。
この時が、この親子の初の対面だったのです。
それはお互いに知らぬことですが、スンニャンだけは知る事になりました。

スンニャンが女だと知っている者は、この時は誰も居ません。
ですから、本当の父親だと確認できたとしても、名乗る事が出来ないのです。
貢女を隠した罪が、父親に降りかかってしまうからです。

この頃の高麗の本当に複雑な環境が、このシーンでよく分かりましたね。