2014/12/20 (Sat) 「奇皇后」20話 甘豆湯の香りで丞相の生存を確認、台詞、感想、動画

　　　ｽﾝﾆｬﾝ:甘豆湯に間違いない　　

　　　　　　皇太后は甘豆湯を飲まれるの？

　　　ﾎﾝﾀﾞﾝ:そうみたいよ、ソ尚宮が毎日作っているの

　　　ｽﾝﾆｬﾝ:ソ尚宮が自ら？

　　　ﾎﾝﾀﾞﾝ:そう

　　　ｽﾝﾆｬﾝ:いつから？

　　　ﾎﾝﾀﾞﾝ:さあ、数日前かな、大監

　　　ﾄｸﾏﾝ：ヤンイが何の用だ？

　　　ｽﾝﾆｬﾝ:皇后様が、甘豆湯をお飲みだとか

　　　ﾄｸﾏﾝ：そんな馬鹿な

　　　　　　豆をめしあがると、じんま疹がお出になる

　　　ｽﾝﾆｬﾝ:甘豆湯の効能は、何ですか？

　　　ﾄｸﾏﾝ：解毒作用にとても優れていて・・・

　　　ｽﾝﾆｬﾝ:丞相の他には、誰も召し上がらないといいましたよね

　　　ﾄｸﾏﾝ：丞相は毒に打ち勝つ気力を得る為、服用なされた

　　　　　　近頃、皇后殿は女官の出入りも禁じたとか

　　　ﾎﾝﾀﾞﾝ:ヤンイ、どうしたの？

　　　ﾄｸﾏﾝ：まさかヨンチョル丞相が？

タンギセは丞相の棺の前に座っていました。

ヨンチョルは意識が戻っており、子供たちに指示したのです。

「この戦いの勝利は、先に敵を欺いた方が手にする」と。

皇后殿で、ゆったりと甘豆湯を口にしているヨンチョル。

　　　ﾀﾅｼﾙﾘ:お父上が生きていると知れば皆、驚くでしょうね

　　　ﾖﾝﾁｮﾙ:タンギセから連絡はあったか？

　　　　　ｿ:都の守備隊を屋敷の周囲に潜伏させているそうです

　　　ﾖﾝﾁｮﾙ:逆賊どもは、兵の潜伏など想像もつくまい

　　　ﾀﾅｼﾙﾘ:気付くはずがありません

　　　ﾖﾝﾁｮﾙ:そこには今、誰がおる

　　　　　ｿ:ペガン将軍とワン・ユが合流したと聞きました

　　　ﾖﾝﾁｮﾙ:攻撃が始まれば

　　　　　　ぺガンとタルタル、ワン・ユの正体も明らかになる

　　　　　　玉か石かが、敵か味方かが

　　　ﾖﾝﾁｮﾙ:父上
ヨンチョルは、不敵な笑みを浮かべたのです。

『奇皇后』第20話 初めて結ばれた日、丞相の生存　あらすじと感想

　　一言　
些細な事でも、とてもよく気の回るスンニャン。
この時に甘豆湯の匂いを嗅がなかったら、ワン・ユ達は
絶対にこの戦いに敗北していたでしょうね。

まさにスンニャンの鼻が、仲間の窮地を救いました。
“打倒・ヨンチョル”という点では、ペガンたちと志は一緒です。
それでもスンニャンの気持ちは、ワン・ユの無事を祈るのみ！

タファンの事は、全く眼中には無かったのです。
あれだけのラブコールをされると、女心としては揺らいでしまいますよね。
しかしながら、二人の素敵なあの夜は決して消えませんからね。