2014/10/14 (Tue) 「奇皇后」40話 バヤンフトの初めての朝礼で、台詞、感想、動画

バヤンフトの初めての朝礼です。

　ﾊﾞﾔﾝﾌﾄ：私は気難しい性格ではないが、2つだけは守るように

　　　　　上下の間の礼儀と、朝礼での指示を守ること

　　　　　よいな

その言葉に、誰も返事をしませんでした。

　ﾊﾞﾔﾝﾌﾄ：何故、返事をせぬのだ

―貴妃様のおなり―

　側室達：貴妃様、おいでですか

　　 ﾔﾝｲ：ご機嫌麗しゅう、貴妃と申します

　ﾊﾞﾔﾝﾌﾄ：賞賛の声を聞いて、どんな人か気になっていた

　　　　　やはり、才色兼備だな

　　 ﾔﾝｲ：過ぎたお言葉です

　ﾊﾞﾔﾝﾌﾄ：世辞ではない

　　　　　他の側室がご寵愛を受けぬのも、うなずける

　　　　　そなたが陛下を独占しては、とても割り込めぬ

　　　　　内命婦も、そなたが取り仕切り

　　　　　懲政院の管理も見事だとか

　　　　　私は本当に運がいい、そなたが居てくれて

　　　　　今後、朝礼はそなたが

　　 ﾔﾝｲ：掟に反することです、皇后様がなさるべき…

　ﾊﾞﾔﾝﾌﾄ：私はそなたに頼んでいるのだ

　　　　　私には自信がない

　　 ﾔﾝｲ：ですが…

　ﾊﾞﾔﾝﾌﾄ：皆、よいな

　　　　　今まで通りに、内命婦はキ貴妃に任せる

　　　　　協力して助けるように

外に出てソ尚宮たちがバヤンフトに詰め寄りました。

　　ｿ尚宮:皇后様、どうしてあんなことを？

　ﾖﾝ尚宮：貴妃がますます、図に乗ります

　ﾊﾞﾔﾝﾌﾄ：私を睨んでいたのだ

　　ｿ尚宮:睨むとは？

　ﾊﾞﾔﾝﾌﾄ：分からぬが、あの無言の脅しが

　ﾖﾝ尚宮：脅し？

　ﾊﾞﾔﾝﾌﾄ：側室も女官も、私を皇后とは認めていない

　　　　　私をのけ者にと、示し合わせたのだ

　ﾖﾝ尚宮：キ貴妃なら、やりかねません

　ﾊﾞﾔﾝﾌﾄ：貴妃が怖いのだ

　　　　　貴妃と争うくらいなら、皇后を降りた方がマシだ

　ﾖﾝ尚宮：意弱な方ね

　　ｿ尚宮:好都合よ

　ﾖﾝ尚宮：何か？

　　ｿ尚宮:早く、皇太后様に報告してきなさい

　ﾖﾝ尚宮：はい、分かりました

そのやり取りを聞いていたバヤンは心の中で呟きました。

　　　皇太后の手先であることは、お見通しだ

　　　シギとハマグリが争えば、利は漁夫にあるのだ

　　　皇太后様、とことんキ氏と戦ってください

陰湿で冷たい目をして、バヤンが微笑んだのです。

奇皇后』第40話 秘密資金の在処は、ヤンイの決意　あらすじと感想、画像、動画、OST

　一言　
いやぁ～、新しい皇后は本当に悪質ですよね。
アユの食事に毒を入れるなど、先制パンチも凄かったですがね。
自分が蚊帳の外に出て、目障りな二人を消そうとしています。

タルタルが心配していた通りになりましたね。
一族の恥にならないように、程々にして欲しいものです。
しかし、女の嫉妬ですから・・・・

他の側室達は、あの激戦を制して今があるのを知っています。
その間にも、様々な点でヤンイは皆の力になってくれていました。
彼女の人柄を知る者達は、無条件でヤンイを受け入れているのですから。

何の功も上げていないバヤンフトが、ひょっこり皇后の座に座ったのを、
彼女たちも憤慨しているのではないでしょうか。
決まる前日には、皇后と呼んで喜んでいましたからね。

それに“ご寵愛を受けなくても”なんて、言うべきでしょうか。
皇后の口からそんな話が出るなんて、不潔に感じました。
自分だって、まだ未経験のくせに・・・