2015/01/14 (Wed) 「奇皇后」29話 ワン・ユが側室の話を聞き、台詞、感想、動画

　　ﾜﾝ･ﾕ：そろそろスンニャンの話をしてくれ

　　　　　　何故、また大都に居るのか？

　　ﾀﾙﾀﾙ：宮中に居ます

　　ﾜﾝ･ﾕ：宮中だと？

　　　　　　まさか、女官でもあるまいし

　　ﾀﾙﾀﾙ：女官ではなく、正五品の才人様です

　　ﾜﾝ･ﾕ：何を言うのだ

　　ﾀﾙﾀﾙ：陛下の側室になられました

　　ﾜﾝ･ﾕ：一体、スンニャンに何をしたのだ

　　　　　　皇帝にスンニャンを売ったのか？

　　ﾀﾙﾀﾙ：才人様は、自ら行かれました

　　　　　　側室選びに加わりたいと、自ら願い出たのです

　　ﾜﾝ･ﾕ：そんなはずはない

タルタルはワン・ユの元から離れると、外にはシネたちが待っていたのです。

　　ﾀﾙﾀﾙ：ワン・ユとスンニャンの件は、口外するな

　　 ﾑｿﾝ：何てことだ

 ﾁｮﾝﾊﾞｷﾞ：スンニャンが側室になるはずが・・・

　　　ｼﾈ：王様

部下たちが悲しんでいる時、ワン・ユは部屋の中で一人で悲しみを堪えていたのです。

　　 ﾔﾝｲ：冷宮に行かれるそうですね

　 ﾀﾅｼﾙﾘ：あざ笑う気か

　　 ﾔﾝｲ：寒く、寂しい所とか

　 ﾀﾅｼﾙﾘ：よくもそんな

そう言って、タナシルリはヤンイを殴ろうとしました。

ところがその手を、ヤンイは素早く止めたのです。

　　 ﾔﾝｲ：冷宮より寒く寂しい所に、横たわる人たちが居ます

　　　　　　皇后様が殺した、パク才人と女官

　　　　　　今も深い山の中の、石の墓の下に眠っています

　 ﾀﾅｼﾙﾘ：お前だな

　　　　　　全て、お前が仕組んだのだ

『奇皇后』第29話 ヤンイの反撃、皇后は冷宮に　あらすじと感想

　　一言　
本当に僅かなボタンの掛け違いで、人生が一変してしまった2人。
心の底から愛し合っていたのに、お互いに切ない思いをしているのですから。
スンニャンはペガンに助けて貰った時、高麗に帰ろうとしていました。

しかしタンギセの話から、ワン・ユがヨンチョルの姪と結婚すると聞き、
自分の帰る場所が無いと悟り、自らが復讐の道を歩んだのです。
きっとこれしか、自分が生きていける方法がないと追い込んでいったのでしょう。

ワン・ユの方でも、スンニャンが死んだと知らされて気持ちを引きずりながら
こちらも復讐の機会を狙うために、姪との婚儀をしたのです。
二人が面と向かって会っていたなら、こんな事にはならなかったでしょうに。