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韓ドラ大好き・おばさんの戯言

韓国ドラマに、急にハマってしまいました。 「あまちゃん」「半沢直樹」などのドラマ以降に、好きなドラマがなかったのです。 何気なくみた韓国ドラマに、どっぷりハマってしまったのです。 韓ドラ大好きと言っても、初心者なのですが頑張っています。

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第20話 悠久を照らす光

王の首は士気を高める為にも、ヤンミョン君が取れと言うデヒョン。
弟の地で染まった剣を掲げてこそ、王として認めるという事かと、
ヤンミョン君は、デヒョンに問いかけました。
デヒョンは、この国の歴史は血で血を洗う王族達の争いだと言ったのです。

その時が来たとばかりに、デヒョンは王の首を跳ねられと叫びます。


しかし王とヤンミョン君は、逆にこの計画を利用したのです。
以前【第17話】、ヨヌを拐って逃げようとした時、王は彼に首をはねよと、
その機会を与え、それを拒絶した際にこの計画が組まれたのです。

あの時、彼を試したのは王様でした。
何を目論んでいるのか、胸のうちを教えて欲しいと言われました。

その時、再びデヒョンが首を打てと叫んだのです。
それと同時に、ヤンミョン君は、剣を高々と上げで叫びました。
それが合図となったのです。

王が、兄であるヤンミョン君に話を続けました。
    狩りをするつもりです
    ヨヌの死を仕組んだ者たち
    その死を利用し、至福を肥やした者たち
    罪なき命を奪った者たち
    この国は、この国の民よりも
    己の欲を優先する臣下たち
    その全てを、一挙に排除したいのです

謀反を起こす時に、必ずヤンミョン君を頼って来るはずだから、
全員の署名が必要だといいました。
   そうでなければ、ヨヌは生涯、危険と隣り合わせになってしまいます
   そしてこの国は、亡国の道を辿りましょう
ヤンミョン君は、自分の何を信じたのかと問いかけます。
   私は今、兄上に命を委ねました

謀反となれば別だと言ったら、兄上次第だと答えたフォン。

王たちは宮殿の上まで駆け上がります。
その時、デヒョンが「王を討て」と叫んだのです。
これが次の合図となり、宮殿の庭に王の兵士が雪崩れ込みました。
「これから狩りを開始する」と叫んだ王様。
その声と同時に、兵士たちが戦闘を開始しました。

デヒョンはまだ、諦めていませんでした。
「王とヤンミョン君の首を取った者には、その手柄を讃えられよう」と。

中宮殿に謀反の知らせが入り、王妃を避難させようと
尚宮が入った時には、既に王妃はその場には居ませんでした。
王妃は自害の場所を求めて、外を歩いていたのです。

謀反が起こってどちらが勝っても、自分は王妃の座から追われる。
フォンに会った日から、フォンの心だけが欲しかったというボギョン。
最後まで王の女人として死ぬと、覚悟を決めていたのです。


挟み撃ちになり、逆賊たちは木っ端微塵に倒されました。
最後になったデヒョンは、王から矢を射られます。
とどめはヤンニョン君が・・・

その時、一人の兵士が立ち上がりました。
ヤンミョン君は、王に向かって微笑みました。
    王様
    私の愚かな振る舞いを、どうかお許し下さい
    天に太陽は一つ
    もうこれ以上、混乱の火種となる事は望みませぬ
ヤンニョン君はそれを避けることなく、その身で受けたのです。
全員が彼の元へ走り寄り、ウンと王に支えられました。

心残りは儀賓と会えなかった事だと話しました。
「何故、こんなことを」と泣きながら叫ぶ王様。
その姿に、泣かないでくれと話すヤンニョン君。

ヤンミョン君は気取って生きるのに疲れたと話します。
一時は、全てを手にした王を憎み、王座を欲したこともあったが、
それをするには、余りにも弟と友が愛おしくてと。

「どうか頼もしい君主になって、あの娘と民を守ってください。
 私はあの世から、王様をお守り致します」

最後に先王に声をかけ、残す母に思いを寄せて息を引き取りました。
 
王は自分が頼んだのは署名だけで、死ぬのは命じていない。
王命だから、目を開けてと叫びました。

その頃ヨヌは、ギュテに連れられて一軒の屋敷に到着しました。
そこには会いたかった母が居たのです。
二人で抱き合って、8年の悲しさや寂しさで泣き崩れるのです。
「本当に生きていたのね」と。
そこに兄がやって来て、二人で寝所まで運びました。
兄はヨヌの顔を、まともに見られなかったのです。

母は、ミナ王女がヨヌを殺そうとした事を知っていました。
それでもお腹の子を思う、気持ちをヨヌに伝えたのです。
同時に、ヨムが王女に冷たくなったと心を痛めているようでした。


兄に拒まれると、生きていたことを後悔してしまうとヨヌは言いました。
妹を褒めてくれと言うヨヌに「ありがとう、よく生きていてくれた」と。
ミナ王女の元に、ヨヌが食事を持ってやって来ました。

何故食べないのかと問うと、どんな顔で食べられるかと王女が言います。
そのまま、お腹の子と果てるつもりかと、ヨヌは言いました。
ミナ王女は、自分に死んで欲しいかとヨヌに問いかけました。
ヨヌは、生きていて欲しいと言ったのです。
善人ぶるな、死ねと怒鳴れ、そうすればひれ伏して許しを請うと言いました。


ヨヌは、目を真っ赤にして淡々と話しました。
  私に許して欲しいのですか
  ええ
  許して差し上げます
  あなたのせいで、苦しんでいる王様と兄上のために
  あなたの代わりに許しを請い
  あなたに代わって罪を償おうとしているお二人の為に喜んで
  私は許しましょう
  ですから、王女様は生きて下さい
  生きて許しを請い、罪を償うのです
  王様と兄上ではなく、あなた自身が
そう言って、ヨヌは王女に匙を渡しました。
ミナ王女は「生きていてくれてありがとう」と言ったのです。
ヨヌは「私にも、いつかその言葉を言わせて下さい」と答えました。

ヤンニョン君の遺体に、母が寄り添っていました。
ウンはヤンニョン君と会った気がして、友だと確認できた思いでした。

そして、王妃は自害していました。
目を見開いたままだったのを、王がそっと閉じてあげました。
中宮殿からの帰りに、ヨヌが居て抱きしめて辛さを露わにしたのです。
 

王は臣下の前で「この度の乱で犠牲になった尊き命を決して忘れまい」と。

ミナ王女は世子嬪殺害に関与したとして、奴婢となり都から追放、
その刑の執行は出産後となりました。

儀賓も大罪を犯した罪で、王女と離縁し財産は没収。
地位は婚姻前に戻して、職責なしの管理として謹慎。

国巫ノギョンは邪術で世子嬪を殺そうとしたが、ヨヌを救ったことで
慰霊祭が終わり次第、刑は改めて検討する。
そしてその慰霊祭の時、ノギョンは亡くなった人たちに呼びかけます。
怨恨と邪気を無くし、全ての人たちが幸せになるように祈ると。
太陽と月がそれぞれに一つになった時、静かに息絶えたのです。
フォンとヨヌの婚儀が行われました。
寝所で向い合っても、女官たちがグズグズしていて
フォンは徐々に苛立ってきました。

もう下がれと言うと「お営みのお時間までは決して」と言ったり
女官が「お召し物を」と手を出すと、「王妃も触れた事のない体だぞ」と。
「世話なら王妃から受けるゆえ、早く下がれ」と・・・

まずは膳を横に置きました。

次に手を出して、自分の方に引っ張りました。
  

王は王妃を引き寄せて「そなたは何者だ、申してみよ」と。
王妃は「私は王様の妃であり、この国の母 ホ・ヨヌと申します」と。


数年が経ち、ヨヌとヨムの息子たちが大きくなっていました。

ヨヌとヨムが、久しぶりに穏やかな時間を過ごしています。
ミナ王女が平民になったと言い、自分に配慮して何も行動を
起こさないヨムに、気遣いは無用だと話しました。
幼い子には母親が必要だと、ヨヌは諭したのです。

ウィと一緒に遊んでいた王子は、ウンに剣術を教えてとせがみます。
王子と一緒に剣術を習わないのかと、ウィに聞くと書物が好きと答えました。
王子がわんぱくなのはヤンニョン君に似ていると、フォンが話したのです。


帰ろうとした時、ヨムはウィに王子と王妃の様子を羨ましそうに見ていたからと
母が恋しいかと尋ね、正直に答えていいと話しました。
その時、ヨムを見たチャンシルは「王妃様の兄上ですか」と尋ねたのです。
 
チャンシルは、ソルを知っているかとヨムに聞きました。
「ソルお姉ちゃんが毎日、若様は幸せだろうか」と問いかけるそうなのです。
チャンシルは「お幸せ ですか?」と尋ねました。
 
ヨムは、目を真っ赤にして黙ってチャンシルを見つめていました。

いつもおしどり夫婦のお二人なのに、急に王は中宮殿から
戻ってしまいました。
女人を隠しているのかと、女官たちが疑うほどでした。

実は、王妃の誕生日に茅葺無を弾いて聞かせようと考えているのです。
名人を呼んで練習を開始しましたが、なかなか上達しません。
終いには楽器の音色が悪いと言い出し、取り替えろと言い出しました。

すると、代わりにヒョンソンが弾いてみると、とても上手なのです。
王の練習の見よう見真似で、弾けるようになったそうで。
退屈しのぎと言われて「後ろを向いてろ」と、へそを曲げた王でした。

宮殿からの帰り道で、ヨヌは何かの気配を感じて、周りを見渡しました。
平民になったミナ王女が、二人に会いたく隠れていたのです。
奴婢の身分を解いてくれたが行く宛もなく、最後に一目見たくてと言いました。
 
二度と現れないと言う王女を、ヨムは追いかけて抱きしめたのです。
許す気はなかったが、息子の為にも、死んでもなお幸せを願ってくれる
悲しき者の為にも、幸せになろうと思うとヨムが気持ちを伝えました。

王は執務中も、必死に指の練習をしています。
報告をするギュテが不思議がるほど、必死なのです。
王妃の意思で、誕生日の祝宴の費用を活人署に送ってしまったのです。
 

いよいよ王妃の誕生日の当日になりました。
王命で隠月閣へ来るようにと言われ、ヨヌは向かったのです。
隠月閣は、二人にとってとても想い出深い場所でした。


フォンは、にこやかな顔でヨヌを待っていました。
   誕生日をお祝い申す
   ついては、我が王妃に一曲弾いてしんぜよう
   未熟な腕なれど、楽しんで貰いたい


途中で弦が切れて、王妃は慌てて王の傍に向かいます。


それなのに、曲だけは聞こえてくるのです。
冴えない贈り物でがっかりしたかと言い、別のものを贈ろうと言います。
屋根から花びらが降ってくるとか?
屋根に上るには、ヒョンソンも歳を取り過ぎたと。

そして、もっと良い物をやる・・・・・・
そんな事になってるとは知らずに、必死に弾き続けるヒョンソン。
emoji 感 想 emoji
遂に最終話も終了してしまいました。
架空の設定ですが、いつの世でもあり得る内容だったと思います。
邪術は、ハ・ジウォンさん主演の「奇皇后」でも登場しましたね。

フォン役のキム・スヒョンさんは「ドリームハイ」で見せた演技とは
全く異なる演技で、一皮むけた感じがしました。
堂々とした立ち振舞が、お見事でした。

この翌年である2013年の「星から来たあなた」で、トップスターの
仲間入りを果たしましたね。
このドラマも胸キュン度が高いですが、更に上を行きますから。

ヤンニョン君役のチョン・イルさんの笑顔が素敵です。
「私に期限は49日」で演じたスケジューラーの役も好きです。
最後は悲しい結末だったので、演出家の方に抗議したい気分。

ハン・ガインさんが、時代劇初出演とは思えませんでしたね。
王妃の役でも、高貴な様子がありありと出ていました。
大きな目から流れる涙が、その切なさを伝えてくれていましね。

国巫ノギョン役の、チョン・ミソンさんの演技は圧巻でした。
「蒼のピアニスト」で見せたダミの母親役とは大違いでしたね。
あの迫力と眼力には、完敗です。

ヒョンソン役のチョン・ウンピョさんは「星から来たあなた」で
朝鮮時代の不動産屋さんで、少しだけ出演していました。
あの時は、めがねをかけていたので、イメージが全く違いましたね。

最後の3話は、どれも泣きながら見せてもらいました。
最終話より、19話の方が強烈な泣きようだった気がします。
泣きのドラマベスト5に、堂々と登録した感じがしました。

このドラマを書いたのが6月でしたが、4ヶ月後の今はもっと
深く理解できたと、お引っ越しに感謝しています。
本当に長い間、お付き合いくださりありがとうございました。
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プロフィール

HN:
何処にでもいるおばさん・chae
性別:
女性
職業:
ただの主婦
趣味:
韓国ドラマ鑑賞
自己紹介:
2年前に病気になり、自由に外出ができなくなりました。
そんな時に、たまたま見た「奇皇后」で、韓国ドラマにハマりました。
リアルタイムに追いつくのは、アッという間でした。

心が折れそうになった時に、必ず見るのドラマがあります。
「宮(クン)Love in Palace」の16話と最終話。
泣きたい時のお薦めです。

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今後も予想されると考えます。
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本当に申し訳ありませんが、
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