2015/01/06 (Tue) 「奇皇后」4話 剣術の練習で怪我をして、台詞、動画

部屋に戻ると、タファンは悪夢でうなされていたのです。

　　ﾀﾌｧﾝ：駄目です、父上

 　ｽﾝﾆｬﾝ：大丈夫ですか

　　　　　どうぞ

　　ﾀﾌｧﾝ：要らぬ

　　　　　剣を習いたい

　　　　　教えてくれたら、二度と困らせたりはせぬ

 　ｽﾝﾆｬﾝ：私の任務は、お傍で補佐することです

　　ﾀﾌｧﾝ：だから教えられぬと？

　　　　　よかろう、私は諦めんぞ

そう言ってタファンは、机におでこを打ち付け始めたのです。

 　ｽﾝﾆｬﾝ：何をなさいます

　　ﾀﾌｧﾝ：私が死ねば、そなたも終わりだ

スンニャンはタファンの決意を、断り切れなくなってしまいました。

 　ｽﾝﾆｬﾝ：斬られるまで、待つおつもりですか？

　　ﾀﾌｧﾝ：よし、本当に斬りかかるぞ

 　ｽﾝﾆｬﾝ：ご親切なことですね

剣を振り回しますが、スンニャンにはかないません。

 　ｽﾝﾆｬﾝ：拳ではなく真剣なら、既にあの世です

もう一度、立ち向かいますが全く歯が立ちません。

 　ｽﾝﾆｬﾝ：脚を斬られました

次は・・・

 　ｽﾝﾆｬﾝ：首を斬られたので、もう死にました

　　ﾀﾌｧﾝ：私は死なぬ、生き延びる

そう言って、一戦を交えた時です。

 　ｽﾝﾆｬﾝ：皇太子様

　　ﾀﾌｧﾝ：何だ

 　ｽﾝﾆｬﾝ：血が出ています

　　ﾀﾌｧﾝ：血？血だ、血が出ている

治療を終えた時・・・

 ﾁｬﾝ侍郎：皇太子様、大丈夫ですか？

　万戸長：なぜ、そばを離れた

 ﾁｬﾝ侍郎：これは見過ごせませぬ、何があったのだ

 　ｽﾝﾆｬﾝ：全ては、私のせい・・・

　　ﾀﾌｧﾝ：置き石にぶつけた、責めるでない

　　　　　　罪があるのは庭の置き石だ、掘り出して粉々にせよ

　　　　　　置き石の奴が、歯ぎしりするほど憎らしい

その言葉を聞いたスンニャンは、無礼にも吹き出してしまったのです。