2015/04/19 (Sun) 『夜警日誌』第1話 あらすじと感想、キャスト、画像、動画

遠い 遠い昔
人と悪霊が入り混じり、暮らしていた混沌とした時代
人々の切なる願いを受けて、混沌とした時代を封印して
秩序と平和の時代が訪れた

しかし、ほどなくして欲望に駆られた人々は
またもや、悪霊を呼び寄せて
封印が解かれた世になり、悪霊で溢れかえってしまった

悪霊を否定する人々、悪霊を利用する人々
悪霊を振り払おうとする人々で
壮絶な争いが起きてしまった

しかし、この戦いに勇敢にも活躍した者がいたのだ
人々は彼らを“夜警師”と呼ぶ

＜龍神族の儀式＞

殺生の気運がこの世を覆い尽くし、挑戦の天地は血で染まるだろう
その頃、宮殿での月光大君(ｳｫﾙｸﾞｧﾝﾃﾞｸﾞﾝ)リンは、鬼ごっこをしています。


ところが、出会い頭に男の子にぶつかってしまいました。
その相手が、兄である庶出のキサン君だったのです。
周りの学友たちが謝るように言うので、不服そうにも謝りました。


リンは、カブトムシをギャップと名付けたのです。
虫かごはリン父である恵宗(ﾍｼﾞｮﾝ)王が作ってくれたそうです。
その様子を、隠れるように遠くの影から眺めているキサン君。


その時、あたりが暗くなり日食が起こって、闇に包まれたのです。
アッという間に隕石が落ちてきて、ソン内官はリンを守りました。
リンはカブトムシを気にしますが、逃げる方が先です。


リンを背負って、安全な場所に逃げ出していきました。
しかしキサン君は、虫かごを手にとって見たのです。
そのまま持って、キサン君は一人で逃げて行きました。


隕石は宮殿のあらゆる所に落ちて、人々は逃げ惑っています。
リンは、ソン内官の背中で恐怖を感じながら、為す術がありませんでした。


宮殿の中では現在の状況を聞く恵宗(ﾍｼﾞｮﾝ)王が、リンの行方が
分からないままだと聞かされました。



龍神族は、鬼神を呼び出します。
これにより鬼神が、宮殿に襲いかかりました。

リンの姿を見つけた鬼神は、護衛部官に乗り移り殺害を企てます。
それに失敗してので、自らを殺害してその身から離れました。

ソン内官も鬼神に足を捕まれ「お逃げください」と、リンを促し、
一人で逃したのです。
しかし、リンは鬼神に追い詰められてしまったのです。

絶体絶命だと思ったその時、夜警師がリンを救うために来てくれました。

護符と剣を持って、戦っていきます。
「冥界へ帰れ」と言って退治したのです。
しかしそこには、リンの姿は見えなくなっていました。

龍神族の一人の戦士が、書庫に潜入しました。
そこにあった古い巻物を盗み出し、小刀を刺して出て行ったのです。


一人になったリンは、父親の名を呼びながら彷徨っていました。
そこにまた、鬼神が忍び寄ります。
「世は鬼神など怖くない！お前ごとき、一つも恐れていない」と。


今度は恵宗(ﾍｼﾞｮﾝ)王が、リンを助けたのです。
父に駆け寄ろうとしたその時、またもや鬼神がリンを捕まえました。
宙吊りにされて、首を締められてしまったのです。


ここにも、夜警師が現れて、リンを助けてくれました。
それと同時に、あたりの闇は消え去ったのです。

チョンス大妃は、一連の騒動は孫のリンを狙ったと確信しました。
この件を、必ず解明するようにと恵宗(ﾍｼﾞｮﾝ)王に言い渡します。


恵宗(ﾍｼﾞｮﾝ)王は、戦々恐々とする臣下たちに言い渡します。
不審な者が宮殿に侵入し、王子を殺そうとした龍床に対する挑戦であり、
朝鮮に対する挑戦だ。
鬼神の仕業か人の仕業か、どちらにしても絶対に許さないと。


恵宗(ﾍｼﾞｮﾝ)王は夜警師のサンホンを呼び、リンを救おうとした時に
相手にしたのは鬼神だったと話します。
鬼神を臣下の前では、権威の失墜を招くので言えなかったのです。


流星が落ちた事は天変地異だが、それに便乗して結界を破られるのを
予測して、宮殿に鬼神を呼び寄せたと話します。
盗人が残した小刀を見せ、何者かが便乗したとも考えられると。

盗んだものは書庫の奥深くにあった巻物だと、伝えます。
動機が分からないので、夜警人の司令官を招集して会議をすると、
恵宗(ﾍｼﾞｮﾝ)王は、サンホンに命じました。

その時中殿が慌てて、リンが姿を消したと言ってきました。
夜中の真っ暗な中でリンは、カブトムシのギャップを探していたのです。
池の中に浮かんでいる虫かごを見つけて、池に入っていきました。

池の中に潜んでいた鬼神に足を取られ、池の中に吸い込まれてしまいます。
危機一髪の所で、リンを助けたのは恵宗(ﾍｼﾞｮﾝ)王でした。

恵宗(ﾍｼﾞｮﾝ)王は隠し部屋に入り、夜警官に会いました。
今回の件を聞くと、ナイフの紋様から龍神族の仕業かと思われると。
部族の指導者に、鬼神を制御する能力を持つ者がいるそうなのです。

その昔、王壇君が龍神を密封し征服したので、盗まれた古文は、
結界を破って龍神を開放し、昇天させる秘術が記されていると説明しました。
奴らは龍神を復活させる為にしていると、察しているのです。

リンの治療方法は、千年の花と呼ばれる薬草しかないそうです。
白頭山のマコ族だけが、成長させる事ができる花なのです。
恵宗(ﾍｼﾞｮﾝ)王は、マコ族に会いに行くことを決めました。

翌日、恵宗(ﾍｼﾞｮﾝ)王は臣下に白頭山に視察に出ると話しました。
領相のパク・スジョンは、危険だと言って認めません。
国境での野蛮な報告ばかりだから、王の任務として視察すると言ったのです。


出発前にリンを見舞い、何故池に行ったのかと尋ねます。
ギャップを探していたと、弱々しい声で答えます。

中殿は、北の果てに出向く王に無事に帰れるよう、椿の刺繍を渡しました。


　　感想　

登場人物には実在する人はいません。
全くの空想の世界から飛び出てきた、このドラマです。
前半の部分では、面白いのですが理解できない事が多くて。

その半面、想像の世界が広がるのでとても楽しかったです。
理解し始めても、登場人物の名前や人物像が分かりませんでした。
恵宗(ﾍｼﾞｮﾝ)王と兵曹判書が敵対関係なのは、すぐに分かりますが。